ヒアルロン酸の驚くべき9つの効果とは?注入する方法や効率のよい摂取方法について解説│おすすめの食べ物や商品も紹介します!
ヒアルロン酸はなんとなく肌にいいというのは、誰しも知っていると思うのですが、もう一歩ヒアルロン酸の効果について知ってみませんか?なんと、ヒアルロン酸には1グラムにつき、6リットルの水分を保持できるといわれています。そんなヒアルロン酸の9つの効果や、スーパーヒアルロン酸のすごさや、おススメの商品やサプリメントについてご紹介します。
ヒアルロン酸とは
人間や動物の体内に存在する成分
ヒアルロン酸は、人の身体の中のさまざまなところに存在しています。難しい言い方をすると、N-アセチルグルコサミンとグルクロン酸とによって構成さている高分子の物質だそうです。
ヒアルロン酸は、元々は眼球のなかの硝子体の成分として発見されたものだそうです。ヒアルロン酸の性状としては粘性の高いネバネバしたもので、目だけでなく皮膚や筋肉や軟骨を構成する主成分とのことです。人間の体を作っている無数の細胞をくっつけ合い、バラバラに移動しないようにしている「結合組織」の主成分としての役割を担っています。
皮膚や眼、関節などに多く存在
皮膚にあるヒアルロン酸は、肌の乾燥を防ぎ、肌にハリを与える役割があるそうです。
目では、目の中にある硝子体というところに多く含まれ、目の形を維持する働きを持っています。ちなみにヒアルロン酸が発見された硝子体の中身は水分が99%なんです。この大量の水分が流れないで、維持できているのも実は、ヒアルロン酸があるからなのだそうです。つまりヒアルロン酸は高い保湿力を持っていると言えるということにつながります。
関節では、関節液の入っている関節腔、関節軟骨などにヒアルロン酸は多く含まれ、潤滑作用といって、関節の動きをよくしたり、骨と骨が当たって擦れてしまわないように、衝撃を吸収するクッションのような働きを担っているといわれています。
ムコ多糖類の一つ
ヒアルロン酸とは外から摂取しなくても、本来人間の体内に存在する成分で、ムコ多糖類の一つです。ヒアルロン酸の他にも、コンドロイチン硫酸、ヘパラン硫酸などもムコ多糖類だそうです。
ムコ多糖類は、私たちの体の各細胞の周りで、水分を蓄えてくれている物質です。この水分により、細胞に栄養を運び、細胞から老廃物を取り出したりしながら、体のうるおいを保っているのです。
ムコ多糖の中でもヒアルロン酸は、特に水分を保持する能力が優秀な物質であり、たくさんの水を蓄えることができると言われています。
高い保水力
ヒアルロン酸の保水力は、ヒアルロン酸自身の重量の約6000倍(1gで水6リットル)ともいわれています。人の身体の約60%は水分で構成されているため、この水分を保つためにも、ヒアルロン酸の存在がどれだけ大切かわかります。
そのため、このヒアルロン酸は、人間が人間の体を形成し、維持するためには絶対に必要な成分といえるでしょう。
年齢とともに減少
身体のヒアルロン酸の量は、年を重ねるとともにどんどん減少していくといわれています。特に皮膚に関して言うと、大人の皮膚にあるヒアルロン酸の量は、なんと乳幼児の20分の1とのことです。
赤ちゃんの時の肌は誰しもみずみずしく、ぷるぷるしていましたが、25歳くらいからヒアルロン酸は減り始め、30代から急に減少していき、40代になると赤ちゃんの頃と比較すると、約半分の50%まで減っているそうです。60代ともなるとヒアルロン酸は相当量減少し、乳幼児の4分の1にまでなるといわれています。
加齢によるヒアルロン酸の減少は、肌のうるおいやみずみずしさを著しく下げてしまうだけでなく、肌のはりや透明感も低下させ、乾燥肌やシワ、シミを作り出してしまう原因ともいわれています。肌だけでなく、体の様々な器官でも、ヒアルロン酸減少による水分低下で老化現象が始まり、関節痛や動脈硬化といった病気になりやすくなるとのことです。
ヒアルロン酸の効能・効果
肌の保湿効果
肌の内側にあり皮膚の組織の大部分を占めている、肌の本体である真皮は、コラーゲンと弾力線維のエラスチン、および保水機能を持つムコ多糖類で構成されています。
ヒアルロン酸は、このムコ多糖類の一つとして、コラーゲンとエラスチンなどの主要な構成要素の隙間に存在し、水分を保つ役割を持っているといわれています。真皮のヒアルロン酸が減少してしまうと、水分を保持できなくなり、皮膚の表面が乾燥していってしまいます。
つまり、ヒアルロン酸は細胞と細胞の間で水のクッションのような役割を担っていると言えます。この水のクッションのおかげで、肌がぷるぷるとした弾力性やみずみずしさを保ることができているのだそうです。
加齢などで体のヒアルロン酸が減少してしまうと、保水力が低下します。すると、どのようなことがおこるのでしょうか?次の項をみてみましょう。
肌の弾力保持
肌の保水力が低下すると、肌のハリといった弾力性も無くなり、シワやたるみが目立ってきてしまうのです。ヒアルロン酸による保湿は、肌の弾力を保持するための重要な役割を果たしているのです。
ヒアルロン酸は自前の保湿成分としての働き以外にも、セラミドなどの細胞間脂質と共同で、肌の機能を維持し弾力を保つという働きがあるということです。
肌のシワやたるみの予防
ヒアルロン酸が作られているところは、真皮にある線維芽細胞という場所です。線維芽細胞は他にも、コラーゲンやエラスチンなど肌の弾力やはりに対して決して欠くことのできない成分を作り出しているそうです。線維芽細胞は組織が傷ついたときに、大量のコラーゲンを生成し、組織の修復を助ける働きを担うなど、非常に優れた働きをもっているとのことです。
年を取るにしたがって、線維芽細胞が衰えてしまうと、ヒアルロン酸やコラーゲン、エラスチンなどの新陳代謝が活発に行われなくなってしまい、これらの生成も減少してしまいます。そうなると、肌のはりや弾力が徐々に失われてしまう結果となってしまうのです。
特にヒアルロン酸が無くなってしまうと、それとともに水分も一緒に減少してしまうため、シワやたるみの原因になってしまうのです。逆に言えば、ヒアルロン酸が真皮にあれば、肌のシワやたるみの予防ができるということになります。
関節軟骨機能維持
関節の中にあるヒアルロン酸は、潤滑油やクッションの役割を果たしています。このヒアルロン酸が減ってしまうと、関節に痛みが出てきてしまうといわれています。
年を重ね、中高年以上の方がしばしば抱えている関節の痛みの原因の一つとして、膝の軟骨が年齢とともに減少し、痛みを伴い、スムーズに動かなくなってしまう関節痛があります。これは、このヒアルロン酸などの関節成分が減少することにより関節に痛みが生じるため、ヒアルロン酸の関節内注射という治療方法をとることがあるそうです。
関節内注射とは、分子量90万の高分子ヒアルロン酸を関節内に直接注射する方法で、約20年前から行われてきた長い歴史を持ち、広く積極的に行なわれている関節痛の治療法です。これによって、加齢などで減少したヒアルロン酸を直接補うことができるだけでなく、関節でのヒアルロン酸の産生能力を高める働きを持ったり、関節の痛みや炎症を抑える効果も期待できるそうです。
ヒアルロン酸の関節内注射
老眼や眼精疲労の改善
現代において、仕事で細かい字を見たり、パソコン画面を長時間見ることはもちろん、営業などで自動車で運転するときにも目はたえず動カス必要があります。
また、プライベートでさえも携帯電話やスマートフォンによるメールやネットで細かい字をみているため、絶えず目を酷使していることが考えられます。そのため、現代人の眼に掛かっている負担は私たちが思っている以上にひどいものなのかもしれません。
もともと、ヒアルロン酸は、眼ととても深い関係があり、ヒアルロン酸は牛の眼の硝子体から発見された物質であります。ヒアルロン酸の語源も、ギリシャ語で硝子体を表すヒヤロイドから派生したものだともいわれています。
ヒアルロン酸は眼球の中の硝子体に多く含有されており、ヒアルロン酸のもつ粘弾性によって、眼の細胞間でのクッションの働きを担っていたり、眼球の形を丸く保つ働きがあるそうです。もし、眼球が丸くなく、変形していると、光の焦点が合わなくなりピンボケし、物がよく見えなくなる原因になります。
さらに、硝子体は、光が通る透明なゼリー状の組織であるため、ヒアルロン酸により、眼球の透明度が維持され、物がよく見える作用ももっているとのことです。
ヒアルロン酸は眼を構成する重要な物質であるとともに、不足してしまえば、眼が乾いたり疲れたりする原因となってしまうそうです。目の乾燥や老眼にもヒアルロン酸が関係しているといわれています。そのため、目の硝子体の改善を図るために、眼の保水力を保つ必須としてヒアルロン酸が大切であるとのことです。
生理痛の緩和
生理とは、妊娠のために準備していた赤ちゃんのベッドである子宮内膜が、妊娠しなかったために子宮内膜が剥がれ落ちて、血液と一緒に体外に排出されることです。この排出の際に、下腹部や腰に痛みをともなったり、うつ症状がでたり、イライラ感がおこったりするのが生理痛です。
ヒアルロン酸には、卵巣の働きを補助し、しんどい生理痛を改善する効果があることが分かっています。
更年期障害の改善
ヒアルロン酸は、さらに、女性ホルモンの分泌を正常にする効果もあるといわれており、更年期障害の症状である突然の動悸や発汗、イライラ感などの改善にも役立つとのことです。
動脈硬化を予防
バランスの悪い食生活や老化によって、動脈硬化が進行してしまうことは、周知のとおりだと思います。そんな動脈硬化に対し、血液中にあるヒアルロン酸は、血管が硬くなってしまうのを予防する効果があるといわれています。
動脈硬化になってしまうと、血管の硬くなるため、血管が詰まったり破れやすくなってしまいます。その結果、脳梗塞や心筋梗塞の原因となり、命に関わる危険な事態になってしまうこともあります。
ある医学雑誌によると、子供のときの血管は、ゴムチューブに例えられ、年を取ってからの血管はガラスに例えられると書いてありました。ガラスのような硬い血管だと、もろくて出血しやすいと簡単にイメージできます。それを予防してくれる効果をもつのがヒアルロン酸だというわけです。
体内の細胞を活性化し、栄養素を運搬
さらに、ヒアルロン酸には、体の細胞同士を結びつける働きを持っているだけでなく、全身を水分で潤し、体の隅々まで、栄養を届ける作用があるといわれています。
体中の、各細胞を元気にし、細胞の老化を防ぐ効果も期待されています。ある研究機関からは、細胞の老化を予防することで、ガンの予防にもつながるとの報告もあるそうです。
ヒアルロン酸は、生活習慣病の原因とされている活性酸素を、排除する効果もあると分かっているそうです。活性酸素とは、細胞を酸化させて老化を早めたり、悪い影響を与える物質とのことです。
細胞が酸化するとは、簡単にいうと体の細胞がサビつき、正常な働きを行えなくなっていることをさします。それを予防できるとは、ヒアルロン酸は若返りの救世主といったところでしょうか。
スーパーヒアルロン酸とは
アセチル化ヒアルロン酸ナトリウムのこと
「スーパーヒアルロン酸」という言葉をご存知でしょうか?「スーパーヒアルロン酸」とは、その名の通り、ヒアルロン酸と比べて、約2倍の保湿力をもつスーパーなヒアルロン酸のことだそうです。ヒアルロン酸の持つ保湿力をより強固なものにするために、化粧品メーカーによって開発されたものです。
正式には「アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム」という名称です。粘弾性はヒアルロン酸よりも低いので、触った感じはさっぱりとしているにもかかわらず、通常のヒアルロン酸よりも角質内での保湿力に優れていると言います。
このスーパーなヒアルロン酸の特徴はどのようなものなのでしょうか?
特徴と性質
スーパーヒアルロン酸の特徴は2つあります。
1.親水性と疎水性
ヒアルロン酸が持っている水酸基といわれる原子のかたまりの一部を、アセチル基というものに置き換えたのがスーパーヒアルロン酸だそうです。アセチル基に置き換えられたことで、水に溶けやすくなり、さらに混ざりやすくなった親水性と、水に溶けにくく混ざりにくい疎水性の、両方の性質を持つ物質になったとのことです。
この両方の性質の良いところを生かすと、空気中の湿度に左右されず、肌の水分量を一定に保つことができるヒアルロン酸が生まれたのです。
2.親油性
また、油との相性もいい親油性もこのスーパーヒアルロン酸は兼ね備えているそうです。肌の皮脂膜との相性が抜群で、長い時間、肌に水分を留めておくことができるといわれています。そのことで角質に水分をたっぷりと与えることができ、柔らかくなるのです。
この性能のよい保湿力と、肌との相性の良さが、スーパーヒアルロン酸の素晴らしい特徴です。
効果
スーパーヒアルロン酸は、一般のヒアルロン酸と比較すると約2倍の保水力を持っているそうです。そして、とても肌によくなじみ、長時間にわたって潤いが続くため、もちもちしたやわらかい肌が期待できるといわれています。
肌と相性がいい理由は2つあります。1つ目はアセチル基は肌によくくっつくので、肌の表面にしっかりと留まるということ。2つ目は分子量が通常のヒアルロン酸の分子量120万前後なのに対し、スーパーヒアルロン酸は、1万~10万ととても小さいため、浸透率がとても高く、角質層の奥まで浸透する力をもっているということです。
これは一度試してみたい、と思われた方は、成分表に「アセチルヒアルロン酸Na」と書いてある化粧品を選んでみるとよいでしょう。
ヒアルロン酸の注入、注射について
ヒアルロン酸の注入、注射とは
ヒアルロン酸は整形外科の分野では、関節内に直接ヒアルロン酸を注射する方法で膝の痛みを緩和する方法が推奨されているそうです。これを美容医療分野で使用しているのが、美容外科クリニックでみられるしわ等を改善するとされるヒアルロン酸注射だそうです。
注入、注射できる部位
注入、注射できる部位として、鼻を高くする、法令線を薄くする、バストを豊かにする、涙袋を作る、顎を出すなどが可能だといわれています。
注入、注射にかかる費用
平均的な相場は1本1㏄で4~6万円だそうです。通常ヒアルロン酸は1本○○円という感じで売り出され、使用されるそうです。1㏄使い切らずに施術が行われた場合は残りを保存してくれるクリニックもあるそうです。
使用する量ですが、ヒアルロン酸の入れすぎは問題になるそうですが、足りない分には問題ないとのことです。
コラーゲン注射とヒアルロン酸注射の違い
昔は、しわの治療に対して、美容外科クリニックではコラーゲン注射が行われてきました。コラーゲンもヒアルロン酸と同様、元々人間の体にあるものなので、副作用は少ないように思われがちですが、コラーゲンとヒアルロン酸には大きな違いがあるそうです。
コラーゲンを構成する成分は人間が生きていくための必須の栄養素であるタンパク質です。しかし、同時にアレルギーを引き起こす物質ともいわれています。るのです。そのため、コラーゲンでしわをとる治療を行う前にテスト注射をし、アレルギー反応が出現しないか否かを確認した後で、数日後に本格的な治療が行われていました。
一方ヒアルロン酸を構成している物質は、タンパク質ではなく、アセチルグルコサミンとグルクロン酸が結合した糖であるため、アレルギーの原因になってしまうことはないそうです。
また、高分子であるため、粘稠性が高く、細い針を使用できず、しわなどの治療箇所に注入しづらいという難点はありますが、各医療機関で、なるべく細い針を使ったり、貼る麻酔薬や塗る麻酔薬を使うことで痛みを軽減して使用出来るよう工夫がされているそうです。
ヒアルロン酸の効果と副作用を詳しく知ってからご使用ください、失敗しないために! | 五本木クリニック | 院長ブログ
■ヒアルロン酸注入つまり注射する場合の注意点と失敗
注入、注射の副作用
ヒアルロン酸注射で一番治療が簡単で、効果が出やすいのが法令線なのですが、顔の血管が複雑な走行をしているために、法令線の下にある動脈に間違ってヒアルロン酸を注入してしまうと、血液の流れをせき止め、末端の皮膚に血液が行き届かなくなってしまうことがあるそうです。
法令線の下にある動脈の枝は小鼻に栄養を行き渡らせるための血管です。その末端に血液が送られなくなってしまうということになるのです。そうなるといったいどうなるのでしょう?
注入、注射に失敗した場合
血液の流れをせき止め、血液がストップしてしまった失敗が海外の症例報告では有名な論文となっているようです。日本でも、あるチェーンクリニックがおなじ失敗をしてしまい、メディアに取り上げらたこともあったそうです。
血液の流れがせき止められてしまうと、その先にある細胞が死んでしまいます。この壊死してしまった部分を治す方法はなんと「皮膚移植」しかないといわれています。美容の目的で行ったヒアルロン酸で皮膚移植は避けたいものです。
ヒアルロン酸の摂取法
食べ物から
ヒアルロン酸は、身体の色々な場所に存在し、細胞同士を結び付ける働きを持っているといわれています。通常のヒアルロン酸の状態ですと、分子量が多く粘弾性が高いのが特徴だそうです。
ヒアルロン酸は皮膚や腱、筋肉、軟骨、脳、血管などの身体のあらゆる組織にあり、人間だけではなく、動物の身体にも存在しています。そのため、鶏や豚、魚、野菜など食べ物からも摂取することができるそうです。
ヒアルロン酸は、鮭やカレイ、魚の目、フカヒレ、うなぎ、鶏の軟骨、鶏手羽、トサカ、豚足などに多く含まれています。野菜ですと、山芋やオクラ、納豆、もずくなどの粘性のあるねばねばしたものに多く含まれています。
上記の食品に含まれるヒアルロン酸を体内に摂り入れることで、肝臓で単糖に分解されます。そして小腸に吸収された後は、血液にのって身体じゅうのあらゆる場所で、ヒアルロン酸として合成されます。
しかし、多くの食品に含有されているヒアルロン酸は、とても分子が大きいせいで、体内に摂り入れられたとしても、なかなか吸収されにくい欠点があるといわれています。
サプリメント
食べ物でヒアルロン酸を吸収するのが難しいために登場するのが、サプリメントです。多くのサプリメントで使用されているヒアルロン酸は「低分子化ヒアルロン酸」か「ナノ化ヒアルロン酸」と呼ばれるものだそうです。
より効率的に体内への吸収を望むのであれば、食べ物でとるよりも、サプリメントを選ぶほうが良いといわれています。ただし、安価なサプリメントですと、高分子で吸収されづらいヒアルロン酸である傾向にあるとのことです。多少高価になる可能性はあるのですが、体内に吸収されやすい低分子のヒアルロン酸を選択されるとよいでしょう。
ドリンク
お肌がかさかさしているときや、乾燥が気になるときなど、特別にヒアルロン酸ドリンクを飲んでもよいでしょう。
飲むヒアルロン酸は、肌の再生サイクルに合わせた飲み方がおすすめです。肌のゴールデンタイムである夜22時から26時の間に飲むヒアルロン酸を摂ると、体内に効率的に吸収されるといわれています。さらに、空腹時に飲むと吸収が良いとされており、寝起きに飲むという方法もあるので、あなたにあった方法を試してみると良いでしょう。
ヒアルロン酸の定番サプリメント
ディアナチュラ ヒアルロン酸
2粒中にヒアルロン酸60mgが配合されています。美容に気になる低分子コラーゲン、セラミド、ビタミンC、Eも入っています。
小林製薬の栄養補助食品 ヒアルロン酸
1粒中にヒアルロン酸72.3mgが配合されています。
小林製薬の「ヒアルロン酸」は、ヒアルロン酸に加え、その働きを高める作用のあるハス胚芽エキスを配合されているそうです。ハス胚芽エキスには、肌のハリやシワを予防し、コラーゲンの減少を抑える働きがあるといわれています。
DHC ヒアルロン酸
2粒中にヒアルロン酸が150mg配合されています。他社製品よりヒアルロン酸の含有量が多いことになります。ヒアルロン酸の他にも、スクワレン、ライチ種子エキス末、ビタミンB2なども配合されています。
ヒアルロン酸を含むおすすめの商品
目薬
子供の目は、大人の目に比べて輝いているように見えます。
実は子供の瞳の方が大人の瞳よりも多くのヒアルロン酸が含まれているといわれています。年を重ねるごとに瞳のヒアルロン酸も少なくなっていき、目の輝きも失われていくんです。また目の乾燥や老眼にもヒアルロン酸が関与しているとのことで、いつまでも輝いた目でいるために、必須なのがヒアルロン酸なのです。
ドライアイにお困りの方に好評のヒアルロン酸配合目薬の中でも、従来品と比較して「60倍の粘度」をもつ目薬、「新ロートドライエイドEX 10mL」です。
防腐剤が入っておらず、1回きりの使い捨てタイプのヒアルロン酸配合目薬です。そのため、衛生面も高く安全面を気にする人にはおススメの目薬です。コンタクトレンズをしたままでも大丈夫だそうです。
こちらの商品は、就寝前に目に一滴垂らし、寝ている間にじっくりと目を癒してくれるヒアルロン酸配合目薬です。とろりとした一滴が、ゆっくりとじんわりと疲れた目に効いてくるような目薬となっています。
化粧水
ヒアルロン酸配合の化粧水は、ドラッグストアなどでも多くの種類があるため、保湿力を実感するためには、どのようなものを選ぶかよく吟味しましょう。
人間の皮膚はもともと外からの異物を体内に侵入させないためのものなので、簡単には体の中に薬剤が浸透しないような作りになっているそうです。さらにヒアルロン酸は高分子であるためさらに浸透しにくいという欠点があります。
そこで、洗顔後などの、皮膚の脂を洗い流してしまった一番浸透しやすい状態のときに、ヒアルロン酸入りの化粧水をタッピングし、肌に充分ヒアルロン酸をしみこませてから、油分を含む美容液や美容クリームをつけて、肌を乾燥から守るという方法をとると、ヒアルロン酸の効果が期待できるといえます。
さらに、ヒアルロン酸高配合のもので、保湿力の高い成分である「セラミド」や「コラーゲン」も一緒に含有されたものを選ぶことで、ヒアルロン酸のみが配合された化粧水よりも高い保湿力を保つことを期待できるというわけです。
そこで、この上記の条件を満たした3種類の化粧水をおススメしてみたいと思います。
まず、おススメなのが「アスタリフト ローション」です。
こちらはFUJIFILMが販売元で、ヒアルロン酸と水溶性コラーゲン、加水分解コラーゲン2種類に加えて、FUJIFILMが独自の技術で発見した「ピココラーゲン」と呼ばれる分子が小さいために浸透しやすい保湿成分が配合された化粧水になります。
トライアルキットは1000円ですので、あなたの肌に合うかどうか試してみるとよいでしょう。
「ジュランツ リファイン リッチローション」は、ちょっと年を重ねた女性のかたへおススメです。
 
ヒアルロン酸とセラミド1、セラミド3、セラミド6Ⅱというヒト型セラミドが配合されており、保湿力が高いだけでなく、肌を健康的に保つEGF、IGF、FGFという成分も配合されているため、肌の健康に自信を取り戻せる化粧水の期待がもてます。
「ETVOS バイタライジングローション」も口コミがよいです。
ヒアルロン酸Na、加水分解ヒアルロン酸の2種類のヒアルロン酸に加えて、セラミドの中でも保湿力が最も高いセラミド1、セラミド2、セラミド3、セラミド5、セラミド6Ⅱといったヒト型セラミド5種類が配合されており、肌の潤いが整いやすい化粧水ともいえるでしょう。
ドリンク
ヒアルロン酸が配合された美容ドリンクなどを飲むと、肌の水分量の増加が期待できるとされています。肌の乾燥やかさつきやシワ、たるみが気になっている人は、ヒアルロン酸の配合されている美容ドリンクを飲んでみてはいかがでしょうか?
太陽のアロエ社 ヒアルロン酸をまぜてヒアルロン酸効果をUP
市販の化粧水にこちらの商品を化粧水の量の5~10%を目安に加えるそうです。また、洗顔フォームに混ぜてみたり、シャンプーに入れてみたり、ボディクリームに数滴混ぜたりすることで、しっとりと滑らか感が出るそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ヒアルロン酸は高分子で吸収されづらいために、その欠点をカバーするために色々な商品が出されています。化粧品ですと、トライアルキットがあるものが多く、サプリメントでもまずは一ヶ月分試してみるのもよいでしょう。
効率のよい吸収の仕方は、化粧水ですと洗顔後すぐ、サプリメントですと空腹時か食前でした。ヒアルロン酸を摂った次の日の朝の肌の調子が楽しみです。1歳でも2歳でも若がえっていたら、おススメした私も嬉しいです。
このまとめのキュレーター
カテゴリ一覧