寒冷蕁麻疹は肥満細胞が関係してる?出やすい7つの行動と5つの予防法

鳥肌かと思ったらかゆい!実は、寒冷蕁麻疹だったなんてことがあります。寒冷が原因の蕁麻疹ですが、寒い・冷たいを感じるのは冬ばかりではありません。蕁麻疹といえば、赤く膨らみかゆみが伴ったりが一般的ですが、少し違うところもある、寒冷蕁麻疹について説明します。

寒冷蕁麻疹が起きるのは冬だけじゃない

寒冷蕁麻疹と聞くと、漢字からして寒冷地でかかるものなのかと、思ってしまいますね。そもそも、蕁麻疹といわれると、あまり寒冷と結びつきにくいかもしれません。

実は、蕁麻疹はとても種類が多くあり、今回はその中のひとつ、寒冷蕁麻疹についてご説明します。特に、寒い季節になると、かゆみを感じたときなどは乾燥など他の原因を疑いがちです。ですが、寒冷蕁麻疹は年中を通し、症状が見られる可能性を持っています。それでは、寒冷蕁麻疹に詳しくなりましょう!

寒冷蕁麻疹って何だろう?

寒冷蕁麻疹とは、なんでしょうか?そもそもの話ですが、蕁麻疹というものについては、ご存知でしょうか?まずは、蕁麻疹というものについてから知り、寒冷蕁麻疹の話に入りましょう。

肥満細胞が刺激を受けてヒスタミンを出す

蕁麻疹は、一生の間でおよそ20%の人が一度は経験するといわれている、ごくごく当たり前な疾患とされます。20~40代に多いとされ、男性よりも女性の方に多く見られます。

私たちの皮膚の表面には、表皮の最も外側の層である、角層と呼ばれる層があり、外部の刺激物などの侵入から体を守る役目を持っているとされます。

角層の下には表皮と真皮があるのですが、真皮には蕁麻疹の原因となる、ヒスタミンなどといった物質を蓄えている肥満細胞、またの名をマスト細胞というものが存在します。

この肥満細胞が、何かしらの刺激を受けることで、ヒスタミンなどが放出されるといわれています。このヒスタミンは皮膚の毛細血管に作用することで、血液成分が血管外へ漏れ出し、皮膚はミミズ腫れやブツブツとした膨疹、紅斑、いわゆる赤みを引き起こすとされます。

また、ヒスタミンは皮膚に存在する神経にも作用し、かゆみを引き起こすとされます。なお、蕁麻疹が発生するための要因には、アレルギー性と非アレルギー性のふたつとされます。

よく、皮膚に出てきた赤い発疹を見て、すべて蕁麻疹として扱う人もいますが、医学的には皮膚に出た発疹のうち、特定のものを蕁麻疹と呼ぶとされます。アレルギー反応や肝臓が悪いという限りでなく、さまざまな原因があります。

蕁麻疹を起こしやすい刺激として、食品や薬剤、物理的刺激、発汗、感染症、疲労、ストレスなどといったものが挙げられます。そして、食物アレルギーの症状のおよそ90%が、蕁麻疹をはじめとする皮膚症状といわれているため、蕁麻疹イコール食物アレルギーが原因であると思われがちです。

しかし、蕁麻疹患者のうち70%以上は、誘因が明らかではないとされ、特発性の蕁麻疹とされています。このタイプの蕁麻疹は、ほとんど毎日症状が見られるとされます。

発症して1ヶ月以内のものは急性蕁麻疹、1ヶ月以上続くものは慢性蕁麻疹と呼ばれています。診断することは専門家にとって、さほど難しくないとはいえ、発症のメカニズムや原因、誘因が何なのかを明らかにさせることは、大変難しいといわれています。

なお、誘因が明らかになっていない特発性の蕁麻疹であっても、ほとんどの場合、疲労やストレス、感染など、さまざまな因子が症状を悪化させるといわれています。

寒冷蕁麻疹は皮膚が冷えることで起こる

蕁麻疹は上記の通り、ヒスタミンによって、皮膚の浅い部分に大小さまざまな部分的むくみや、ブツブツとできる膨隆疹、いわゆる赤みの紅斑が見られ、強い痒みを伴う症状のことをいうとされます。症状によりますが、チクチクとした感覚があったり、焼けるような熱さを感じることもあるとされます。

上記でも少し述べた食物アレルギーなど、IgE、いわゆるアレルゲンに対して働く免疫を介し、反応が起きるものは、アレルギー性蕁麻疹と呼ばれています。

この、食物アレルギー以外で比較的よく見られるのが、寒冷蕁麻疹で、寒冷によって皮膚が冷えることが原因で引き起こされる、非アレルギー性蕁麻疹とされます。

物理的な刺激で起こる物理性蕁麻疹の一種

さまざまな物理的な刺激によって引き起こされる物理的蕁麻疹は、その種類によって発症が異なるといわれています。

皮膚を引っかいたり、ベルトや下着のゴムなどで、長時間圧迫したりしたときなどの機械的刺激によるもの、冷水や冷たい空気などの寒冷刺激によるもの、急に温まったときなどに生じる温熱によるもの、日光に当たった部分に発生する日光によるものなどが挙げられます。

つまり、寒冷蕁麻疹は、物理的蕁麻疹にもカテゴライズされています。ちなみに、運動や入浴、刺激物を食べたとき、興奮することで発汗し、その刺激によって引き起こされる、コリン作動性蕁麻疹というものもあります。

汗をかいた刺激で起きるため、体が冷えたときの寒冷蕁麻疹とは異なるのですが、汗をかき体が冷えるというのは、ほぼ同時に見られるものなので、間違えることがあるかもしれません。

皮膚の冷えやすい冬場に多く見られる

寒冷蕁麻疹は寒冷が原因とされますが、皮膚が冷える機会が多いのは、冬といっても良いでしょう。家の中できちんと対策していても、外出時などはどうしても症状が出てしまう可能性があります。

蕁麻疹と違い、鳥肌のような症状が見られる

蕁麻疹のほとんどは、痒みを伴うことが基本とされます。通常の蕁麻疹は地図のような大きな膨疹や、2~3cmくらいまでの膨疹が体や腕にできるとされます。強く圧迫された部分の皮膚が、ミミズ腫れのように赤くなり、盛り上がるような症状も見られます。

重度にもなってくると、気道内に浮腫が引き起こされ、こうなると呼吸困難を併発し、死亡する恐れもあります。数分~数時間で次第に消失していきますが、再発を繰り返すこともあるとされます。

蕁麻疹の特徴は、痒みや赤みだけではありません。症状が激しい場合、次々と新たな膨疹が出現し、範囲も拡大していくといわれます。形もさまざまなものがあり、円形、線形、環状、地図状などいろいろですが、形自体は特に意味を持たないとされます。

これに対し、寒冷蕁麻疹は、赤みや発疹の膨らみが比較的少なく、鳥肌に似たような症状の人が多いとされます。一般的な蕁麻疹と比べてかなり違い、鳥肌に似ていることから、寒冷蕁麻疹と気づきにくいこともあるかもしれませんね。

寒冷を避ければ、蕁麻疹が出にくくなる

蕁麻疹の経過について、これまでに信頼できる調査報告は、ほとんど行なわれていないとされます。ですが、ほとんどのもの、急性蕁麻疹は偶然たったの一度だけ現れるか、繰り返して起きても、1ヶ月以内に起こらなくなるといわれています。

物理性蕁麻疹やアレルギー性蕁麻疹など、原因のはっきり分かっている蕁麻疹は、原因の刺激を避けている限り症状は起こりませんし、刺激に対する過敏性にしても、何ヶ月、あるいは何年かの時間が経過するうちに、次第に低くなることが多いといわれています。

寒冷蕁麻疹も物理性蕁麻疹のひとつですから、寒冷への反応が小さくなっていくかもしれません。なお、これに対し、原因のはっきりしない慢性蕁麻疹の場合、自分自身では症状の出現を避けることができず、数ヶ月、あるいは数年にわたって蕁麻疹を繰り返すことが珍しくないとされます。

そして、経過が長ければ長いほど、その後に病気が治るまでに、かかる時間も長い傾向があるといわれています。ほとんどの場合、薬を飲んでいれば症状はおさまりますが、止めればまた、元通りの症状が見られるようになってしまうことがあるとされます。

そのため、慢性に経過する蕁麻疹のほとんどは、症状の有無に関わらず、長期にわたって薬を飲み続ける必要があるといわれます。ですが、薬で上手く症状をコントロールしていくと、ほとんどの場合は、少しずつ薬の量を減らすことができ、やがては薬を飲まなくても大丈夫になるとされます。

寒冷蕁麻疹とはまったく逆の温熱蕁麻疹

寒冷や冷たい水などに触れて起きるとされるのが、今回取り上げる「寒冷蕁麻疹」です。これとは逆に、熱い温度刺激により引き起こされる「温熱蕁麻疹」というものもあるとされます。

蕁麻疹のひとつとされますが、温熱刺激によってアセチルコリンという物質を分泌し、引き起こされるといわれています。なお、熱があたった場所以外にも蕁麻疹ができることもあります。蕁麻疹以外にも痙攣、脱力感といった症状が見られるとされます。蕁麻疹と一口で言っても、本当にさまざまなものがあります。

蕁麻疹の診断はどうやってするの?

さて、原因も一緒に見られる症状もさまざまな蕁麻疹ですが、どのように診断するのでしょうか?何かしら痛みが伴うかもしれないと、不安もあることでしょう。医者にかかる前に、知っておきたいものですね。

原因物質を皮膚に触れさせるなどで診断

皮膚科を専門とする医者であれば、蕁麻疹の診断は、実際に皮膚に出ている症状を見たり、症状が出てきたときの様子を詳しく聞いたり、写真に撮ったものを見たりすることで、たいていは診断できるといわれています。

例えば、食物アレルギーが原因の場合なら、同じ食物を食べると症状が繰り返されるため、詳しく病歴聴取をすれば、たいていは診断がすんなりとできるようです。

普段の診察でも、蕁麻疹とはアレルギーという解釈で、アレルギー検査をする人も多いようですが、すべての蕁麻疹について、必ずしも検査を必要とすることはないようです。

また、検査を行なうには、検査する項目をいくつかに絞り込まなければならず、実際に、アレルギー検査という検査項目、が存在するわけでもないとされます。

蕁麻疹についての検査の目的は、診断を確定したり、原因を探したりすることにあるとされ、何よりも最も重要とされることは、発疹の形を見きわめ、症状が出たときなどの詳しい話を、医者にすることといわれています。

とはいえ、もちろんのことながら、検査を行なうことはあるとされます。原因や悪化させている因子として疑わしいものを、皮膚のごくごく浅い箇所に刺し、どのような反応が見られるかを確認したり、場合によっては、原因と思われている物質に限定した、特異的IgE RASTと呼ばれる検査を行なうとされます。

この検査方法は、皮膚に直接原因と思われる物質を置くようなものでなく、採血して検査するというものです。また、薬物が原因ではないかと疑われる場合や、食物依存性運動誘発アナフィラキシーという場合は、検査することで非常に強い反応を引き起こす可能性があるため、入院しての検査することがあるようです。

寒冷蕁麻疹の場合、皮膚を冷やすことで症状が見られるため、検査をするならば、皮膚を水につけるなどして様子を見るようです。

気をつけたい!寒冷蕁麻疹が出やすい行動

寒冷蕁麻疹は、皮膚が冷えると症状が見られるとはいえ、咄嗟にどのような場面が想像できるでしょうか?そこまでは、思い当たらなかったというものがあるかもしれません。寒冷蕁麻疹を引き起こしやすい、7個の行動をチェックしてみましょう。

1.冷えきったフローリング上を歩く

冬の朝の床、特にフローリングやお風呂の床などは、夜間暖房を切っていたり人気がなかったことで熱がなく、冷え冷えとしています。1歩足を踏み出せば、目が冴えるほどの冷たさ。直に触れている足の裏は、一番冷えることでしょう。

2.温度差の激しい場所に行ってしまう

例えば、夏の炎天下で汗をかきつつ、どこかの施設へ入ったとしましょう。施設によって冷房設備の温度が異なりますが、例えば、スーパーなどは食品を保存するため、とても寒いコーナーもあります。汗もかいているため、寒冷蕁麻疹の引き金になりやすいといえるでしょう。

3.冬場の冷たい風にあたる

これは、一番思いつきやすい行動ではないでしょうか?冬場であっても、通勤通学などのため、外へ出なくてはなりません。冬の外は、大変冷たい風が吹いていることでしょう。顔や耳、指先と全身のあらゆる箇所が冷えやすいです。

4.お風呂上りに脱衣所などで冷えてしまう

お風呂の湯船でぽかぽかと温まったはいいが、脱衣所に移動するとひんやり、なんてことが冬によくあるでしょう。もちろん、脱衣所に限らず、廊下などで冷えてしまうことがあるかもしれません。

5.スポーツなどで汗をかいてしまう

汗は気化熱で体を冷やそうと、生理的に出てくるものです。そのため、スポーツや夏の暑さで汗をかいた直後は、体が冷えてしまうことがあります。

6.冷たいプールへ入る

子どもなどであれば、学校の授業でプールの時間があるかもしれません。日によっては、プールサイドは暑く、早くプールに入りたいと思う子もいるでしょう。ですが、日光で暑い思いをしてからのプールの水は、とても冷たいものです。学校の授業に限らず、レジャーで遊びに行ったときも注意が必要です。

7.冷たいものを飲食してしまう

アイスやシャーベットなどといった、冷たいお菓子が最も想像しやすいでしょう。飲食物が冷たいことも、寒冷蕁麻疹のきっかけになりがちです。ご飯のおかずや飲み物にも、気を配らなくてはなりません。

寒冷蕁麻疹が起きたときの3つの対処法

寒冷蕁麻疹が起きたとき、何をすれば良いでしょうか?かゆみがあると、どうしても我慢できずに、かいてしまいたくなります。症状を和らげる対処法を知っておきましょう。

患部を温めるとかゆみが和らぐ

一般的な蕁麻疹ならば、冷たいタオルやアイスノンを軽く当てて冷やすと、かゆみが和らぐとされます。ですが、寒冷蕁麻疹の場合は、冷たいものに接触すると、誘発されるので逆効果とされます。患部を温めてあげると、かゆみが和らぐとされています。

範囲が広がるので、かゆくてもかかない

蕁麻疹が出たら、かゆいからといって、かきむしってはいけないといわれています。蕁麻疹は強いかゆみを伴い、かくと一次的にかゆみが軽減しますが、かきむしることで、しばしば蕁麻疹の範囲が広がってかゆみが増強するといわれます。

人によっては、かきむしって皮膚を傷つけたり、新たに湿疹を生じることもあるとされます。

漢方薬や抗ヒスタミン薬

漢方薬で苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)というものがあります。これは、立ちくらみや眩暈、メニエル病を持つ方に使われたりもします。のぼせ、動悸の傾向があり小便の出が少ない人の、寒冷蕁麻疹に使用するといわれています。

他にも、蕁麻疹のもとになるヒスタミンを抑える薬とされる、抗ヒスタミン薬を服用します。なお、抗ヒスタミン薬にはさまざまな種類があります。

眠くなるものや眠くなりにくいもの、1日1回もしくは2回以上飲むもの、錠剤、水なしでも飲める口腔内崩壊錠、ドライシロップなどです。抗ヒスタミン薬の効果は個人差があるとされ、医者に診てもらって自分に合った薬を処方してもらいましょう。

また、抗ヒスタミン薬をのむと眠気が出たり、注意力や集中力が散漫になることがあります。 自動車運転など機械操作をする人や、受験生など眠気があると差し支える人は、あらかじめ医者や薬剤師に相談するようにしましょう。

寒冷蕁麻疹を起こさないためには?

特定の刺激により症状があらわれる蕁麻疹の場合、特定の刺激を避けることがベストといえます。例えば、服の刺激が原因と考えられる場合、木綿製などの生地が柔らかく、ゆったりした服装にして対策します。

汗が原因と考えられる場合なら、激しい運動は控え、汗をかいてしまうような刺激物の摂取を避けたりします。他にも、生活上のストレス、疲労をためないようにしたり、過度の飲酒を控える、悪化因子となる食品や薬剤に注意する、感染症などに気をつけるといったものがあります。

では、寒冷蕁麻疹の場合、具体的にどのようなことに気をつけたほうが良いでしょうか?チェックして、意識しておきましょう。

1.冷たい床に素足が触れないようにする

素足で冷たいところを歩けば、直に足の裏から冷えてしまいます。特に冬場は足から全身へ冷えが大きく回ります。厚手の靴下をはいたり、何枚か緩めの靴下を重ねばきする、スリッパやルームシューズを履くといった工夫が必要です。

スリッパなどは、裏の肌に当たる面がボアになっているものだと、より大きく防寒効果が期待できます。また、着替えのときなどは、どうしても素足になったりします。布団・ベッドの上で着替えたり、厚手の暖かな敷物を敷いておくと良いでしょう。

2.寒気に触れる面積を少なく温かくする

冷えると蕁麻疹が起きるというのは、厄介なものです。冬場は空調で室温を調整していても、廊下に出た瞬間などにヒヤッとします。

建物の中で、寒冷に触れないようにするには、レッグウォーマーやアームウォーマー、ネックウォーマーなど、体の局所につけられる防寒グッズを活用すると良いでしょう。特に、冷やしてはいけないとされる「首」がつく体の部位は、しっかり防寒すると全身の冷えが違ってきます。

また、タイツやストッキングといったものもありますが、薄手であったり、厚手になるほど締め付けが大きく、血行不良から指先の冷えを起こす可能性もあります。厚手の締め付けがきつくない靴下や、もこもこと空気を多分に含む靴下などで、足元から温かくしてみてはいかがでしょうか。

さて、外出の際は、最も寒気にさらされると考えて良いでしょう。この場合の防寒対策は、万全にしなくてはなりませんね。口元はマスク、頭はニット帽、耳だけを保護したければ耳あてがあります。マフラーや手袋は、あった方がずっと良いでしょう。

上着はダウンコートなどがありますが、おしゃれもしたいというのであれば、薄手の上着を1枚中に羽織るという手もあります。もちろん、汗をかいては逆に冷えてしまうので、自分に合うように調節してください。

足元はパンプスなどよりも、全体が風邪を通さない素材でできた、ブーツの方が温かいことがあります。特に、ショート丈が流行を見せていますが、ロング丈だと膝周りまで覆ってくれるため、足元からの冷え対策が期待できます。

3.脱衣所やお手洗い、風呂場は暖めておく

お風呂上りや排泄、入浴前などに室内を暖めておくという対処法です。今日では、持ち運べる暖房器具がたくさんあります。

特に、電気でも動かせる上に、延長コードや室内に、もとから備え付けられているコンセントが利用できます。安全面なども配慮した上で、手軽なものをひとつ持っておいても良いのではないでしょうか。

4.エアコンの冷たい風は体に当てない

夏場はどうしても汗をかくため、エアコンをつけることが多いと思われます。そのときに注意したいのが、エアコンの風が直に当たらないようにすることです。エアコンの風は直接当たると、とても冷えます。冷気を扇風機で部屋に満遍なく拡散し、風に直接当たらないようにしましょう。

5.冷たいものばかり飲食しない

特に夏場は、冷たいものを摂取したくなります。キンキンに冷えたお茶やジュース、ひんやりとした氷菓子などがありふれた季節です。体の内側から冷え、寒冷蕁麻疹以外の面でもあまり良くありません。冷たいものは控えめにしましょう。

年中寒冷対策をしましょう!

寒冷蕁麻疹は冬場に多いとはいえ、夏場の冷房などでもよく引き起こされる可能性があります。そのため、1年を通して、慣例には気をつけなくてはいけません。

常に気を張っているのは疲れてしまいますが、症状が和らいでいく可能性もあるため、寒冷対策をきちんとしましょう。また、不安があれば、医者へ相談することを忘れないようにしてください。

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