ハイチオールcは二日酔いに超絶効果がある!4つの理由と上手な飲み方とは?

シミやそばかすに効果があると言われているハイチオールc。実は、二日酔いにも驚くべき効果があると話題です。ここでは、ハイチオールcの具体的な効果やなぜ二日酔いに効果があるのか、そして上手な飲み方をご紹介いたします。

「ハイチオールc」が二日酔いに効果的な理由は?

ハイチオールcといえば、シミ、そばかすなどに効果がある美容サプリといったイメージが強いかと思いますが、実は、二日酔いにも効果的だと言われています。ハイチオールcには、L-ステインが含まれており、からだの代謝を促進して二日酔いの症状を軽減させるそうです。

医療関係者によっては、飲み会の1週間前から飲んでおくと効果がアップすると考える方もいらっしゃるほど。ここでは、そんなハイチオールcの効果をご紹介いたします。

ハイチオールcとは?

ドラッグストアでも手に入れることが出来るハイチオールc。このシリーズにはハイチオールcの他に3種類があります。ハイチオールcホワイティア、cプラス、cプルミエールです。ここではハイチオールcについて具体的にご説明いたします。

L-システイン製剤の一つです

L-システインは、非必須アミノ酸の一種です。この非必須アミノ酸とは、自分で生成することが出来るので、食物などから意識して接種する必要はありません。L-システインは髪の毛や爪に含まれており、メラニン色素の生成を抑える効果があるとされています。

このL-システイン製剤として登場したのがエスエス製薬のハイチオールcです。

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「医療用医薬品」と「大衆薬(OTC薬)」について

医療用医薬品とは、効き目が強いため、副作用の危険が含まれているので、病院処方が必要となる薬です。こちらは保険診療が適用される場合があります。反対に大衆薬とはOTC薬品とも呼ばれ、処方箋などが無くても気軽に薬局で購入することができます。

ハイチオールcはOTC薬品です。ですが、医師の治療方法によってはハイチオールcが処方されることがあります。それが保険診療で出されているのであれば、自分で購入するよりも廉価になる場合もあります。医師によってその診断は異なるので、詳しくはかかりつけ医に相談してみましょう。

妊娠・授乳中でも摂取OKなの?

妊娠中や授乳中の場合、薬の服用には神経質になるものだと思います。メーカーの問い合わせを確認してみたところ、授乳中の服用に関して問題はないとしています。

ただ、妊娠中に関しては、飲んではいけないものではないが、特に必要な場合を除いて、薬の服用が控えることが重要であるとしています。また、体調の不良や妊娠経過の診察に行く場合、かかりつけ医に服用していることを相談することをおすすめします。

ハイチオールcを飲むと得ることが出来る4つの嬉しい効果

ハイチオールcには二日酔いだけではなく、様々な嬉しい効果が期待できます。ここでは、代表的な4つの効果をご紹介いたします。

肝機能改善と二日酔いに効果的

L-システインには活性酸素を除去してくれる働きがあります。肝臓の解毒作用を強める働きをもつグルタチオンと深いつながりがあるため、少しではありますが、解毒効果を高めてくれるといわれています。肝臓弱まった肝臓の機能を改善する効果があり、そこから、二日酔いに効果的であるとされています。

皮膚の色素沈着症を抑えてシミやそばかすを抑える

色素沈着症とは、日焼けが原因でメラニンが肌に残ってしまうシミやそばかす、やけどなど、皮膚に炎症は起きた後に残ってしまうものです。

ハイチオールcには、このような色素沈着を薄くしてくれる効果が期待できます。L-システインには過剰なメラニンを無色化し、からだの外へ排出してくれる効果があります。また、ビタミンCが含まれているので、色素沈着を抑え、皮膚を正常に保ってくれます。

全身の倦怠感を取り除いてくれる

寝てもなかなか取れない倦怠感や慢性疲労などには、ハイチオールcは効果的です。L-システインには代謝活動をスムーズに行うことをサポートし、活性酸素などの有害物質の分解を促してくれると言われています。

また、L-システインは主に肝臓や心臓、筋肉にある酵素の働きを活発化させるといわれており、それによって慢性的な疲労感を軽減させることが出来るようです。

ニキビなどの皮膚トラブルにも効果的

L-システインには、湿疹やかゆみを伴うかぶれ、また蕁麻疹のような小さいぶつぶつに効果がみられるといった研究結果が報告されています。また、角質を柔らかくしてくれるので、ニキビの改善にも効果が期待されます。

ハイチオールcの3つの副作用

美肌効果をゲットできるだけではなく、肝機能の改善や疲労感の除去など、からだの不調を取り除いてくれるハイチオールc。あくまでも薬ですので、いいことだけではありません。胃腸の不具合や皮膚トラブルなどの副作用が報告されています。ここでは代表的な副作用を3つご紹介します。

胃腸不良

ハイチオールcを服用することで、下痢や胃痛、便秘や胸やけが引き起こされる場合があります。その程度は個々人によって様々ですが、年齢層に関係なくひき起こされるようです。飲んでいてどうしても体の調子が悪いと感じたら、かかりつけ医に相談するようにしましょう。

発疹などの肌トラブル

副作用として、肌に痒みや発赤、発心などが引き起こされる場合があります。症状が現れた場合は直ちに服用を中止し、かかりつけ医に相談しましょう。

また、以前に他のハイチオールやL-ステイン製剤でアレルギー症状を起こしたことがある場合、ハイチオールcでも引き起こされる場合がありますので、必ず医師や薬剤師、登録販売者に相談することをおすすめします。

白髪が増えることはない

ハイチオールCやL-システインを長期服用することで、白髪が増えるのではないかといった話がネット上で話題になっているようです。

その理由として、L-システインがメラニン生成を抑制するため、からだのメラニンを作る機能が低下するのではないかといったことですが、こちらは医学的に研究、報告されているものではありません。ただ、あくまでもハイチオールCはサプリメントではなくて薬ですので、頼り切ってしまうようであれば注意が必要です。

なぜハイチオールcは二日酔いに効くの?

シミやそばかすを薄くしてくれる、また予防してくれると女性から人気のハイチオールCですが、なぜ二日酔いにも効果的なのでしょうか。ここでは二日酔いの原因やハイチオールCの効能を詳しくご紹介いたします。

そもそも二日酔いの原因とは

お酒のアルコールは肝臓で分解されます。アルコール分解されるときに出てくるのが、アセトアルデヒドで、顔が赤くなる原因です。アルコールには利尿作用があり、体内の水分が排泄されることで、脱水症状を引き起こします。脱水症状やアセトアルデヒドが蓄積することで、二日酔いになります。また、大量に飲酒することで、急性胃炎も引き起こされます。

アセトアルデヒドはさらに酢酸へと分解されるのですが、代謝の苦手な人や度を越して飲酒することで、吐き気や動悸、倦怠感といった二日酔いの症状として翌日に残ります。例えば日本酒を3合飲んだ場合、一般的に9時間ほどかかると言われています。ですので、飲む時間が遅くなればなるほど、翌日に残りやすくなるとも考えられます。

また、アセトアルデヒドはDNAやたんぱく質と結合しやすいため、発がん物質でもあると考えられています。また、食道癌の原因にもなると報告されています。万が一二日酔いになってしまった場合、水分を十分にとることが大切です。また、からだの脱水が原因でもあるので、塩分もとれる味噌汁やシジミ汁、アルコール分解に必要な糖分も補うことが出来るスポーツドリンクなどを飲むことをおすすめします。

アルコール分解を促進させるために、シャワーを浴びるのも効果的です。血行が良くなるため、アルコール分解が促進されます。ですが、長時間の入浴は控えましょう。体内の水分まで出て行ってしまいます。珈琲を飲むことも、二日酔いからくる頭痛に効果があるといわれています。

日本人はアセトアルデヒドが溜まりやすい

アセトアルデヒドはアセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)によって酢酸と水素に分解されます。このALDHには1型と2型があり、日本人の約半数はALDH2型が少ないといわれています。そのため、二日酔いになりやすい体質だと考えられます。お酒を飲めば飲むほど、分解に時間がかかるため、アセトアルデヒドが蓄積します。

ですので、お酒はほどほどに飲むように心がけましょう。お酒を飲み過ぎないため方法として、おつまみを意識して摂るようにすることです。おつまみとして意識したいのは、高たんぱく質、低カロリーであることです。そうすることで、お酒を飲んで太ったわ、といったことが回避されます。

併せてたんぱく質の吸収を高めてくれるビタミンB6や肝機能を高めるタウリンを取るように意識します。おすすめの食材として、冷ややっこや枝豆、タウリンが豊富なするめイカやタコわさ、マグロや帆立の刺身などが挙げられます。また、脂質が比較的すくないチーズや卵もおすすめです。植物性たんぱく質よりも動物性たんぱく質の方が肝臓への負担が少ないと言われています。

L-システインの効果を解説

ハイチオールcに含まれているL-システインには、肝臓の解毒作用を助ける働きがあります。アルコール脱水素酵素やアセトアルデヒド脱水素酵素(ADLH)の活性化を促します。ADLHの働きが活性化されることで、アルコール分解がスムーズに行われ、翌朝までお酒が残りにくくなると考えられます。

二日酔いになってしまった時にも、ハイチオールcを飲むことで二日酔いの症状から少しでも早く抜け出すことができます。L-システインはメチオニンという成分の中に含まれています。おつまみの中でメチオニンを多く含む食材を意識して摂ることも二日酔いになりにくいかもしれません。

メチオニンを多く含む食品として、カシューナッツやクルミなどのナッツ類、カツオや鮭、イワシなどの魚介類、そして牛肉や豚肉、鶏肉などの動物性たんぱく質が挙げられます。

飲み会など、今日はたくさんお酒を飲みたい!という時にハイチオールcを上手に飲むことで、後に残りにくい飲み方をすることができるのではないでしょうか。

二日酔い予防に効果的な飲み方

ハイチオールcは二日酔いに効果的だということをご紹介いたしましたが、できることなら二日酔いにはなりたくないですよね。そこで、二日酔いになることをできるだけ回避するためのおすすめの飲み方をご紹介いたします。

飲酒する前に服用する

ハイチオールcは食前・食後に関係なく飲むことが出来るので、お酒を飲む前に飲むこともできます。ただし、胃の弱い方なら少し食べてから飲むことをおすすめします。二日酔いをできるだけ回避したい時の飲み方として、まず飲酒開始30分~1時間の間に2錠飲んでおきます。

薬の効き始めは飲んでから約1時間後といわれているので、食前の薬を飲むのと同じ感覚で服用するといいでしょう。飲み始める時間には、肝臓内のアルコール分解酵素やALDHが活性化した状態になります。そうすることで、安心してお酒を楽しむことが出来るでしょう。

ただし、体質や体調によって効果も日に日に変わってきます。飲みすぎには気を付けましょう。また、用量を超えて飲まないこと。1回2錠と決まっていますので、それ以上飲まないようにしましょう。

飲酒後すぐに服用する

二日酔いを予防するためには飲酒前だけではなく、飲酒後すぐにハイチオールcを2錠飲むことをおすすめします。そうすることで、アルコール分解で疲れた肝臓を助けることができ、就寝中も活発に分解してくれます。

目覚めてから、まだ口の中にお酒が残っている感じがしたり、からだがすこしだるいと感じるようであれば、さらに2錠服用しましょう。そうすることで、随分二日酔いの不快な症状が軽減されるようです。ハイチオールcの取り扱い説明書にも、二日酔いの症状に効果があると記載されていますので、これで随分体が楽になるはずです。

多量摂取は厳禁です

ハイチオールCは1回2錠、1日3回まで服用することができます。思ったような効果を受けることが出来なかったからや、どうしても明日二日酔いの症状に悩まされたくないからといった理由で用量以上に服用してはいけません。大量に服用したからといって効果が倍増したり急激に良くなるということはありません。

あくまでもハイチオールcは食品ではなく医薬品です。一度に大量に飲むことで副作用が引き起こされ、下痢や胃痛、吐き気などの症状に悩まされることも考えられます。必ず用途、用量を守って服用しましょう。また、薬の効果ばかりを期待せず、お酒もほどほどに楽しみましょう。

薬を飲んだからと言って大量にお酒を飲むのは良くありません。あくまでも薬は体のサポートをしてくれるもの。メインではなくサブだということを意識しましょう。

より効果的な「併用」の仕方とは?

ハイチオールcを飲むことで、二日酔いの症状を回避したり、軽減することが出来ることをご紹介しましたが、実はさらにヘパリーゼを併用することでもっと二日酔いの症状を抑えることができます。ここでは、ヘパリーゼについて有効成分などのご紹介と、相乗効果についてご説明します。

ヘパリーゼとの相性抜群

ヘパリーゼとは、ゼリア新薬から出ている滋養強壮剤です。肝臓の働きを助けることができるので、二日酔いや慢性的な疲労感に効果を発揮します。ヘパリーゼには錠剤とドリンクタイプがあり、ハイチオールcとは一緒に飲まれている方が多いようです。

肝臓には食物を体内で吸収できるように変化させる代謝や消化吸収を助ける胆汁の生成、そしてアルコールなどを分解する解毒の働きをしますが、弱ってしまうと疲労感や肌荒れなどになってしまいます。ヘパリーゼには肝臓水解物が含まれているので、肝臓への血流を促し、肝臓細胞の生成を促進させることができます。

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ヘパリーゼの有効成分

ヘパリーゼの主な有効成分として、肝臓水解物、イノシトール、ジクロロ酢酸ジイソプロピルアミン、コンドロイチン硫酸があります。肝臓水解物とは、動物のレバーに消化酵素を加えることで、アミノ酸やペプチドという消化吸収がしやすい形にしたものです。

イノシトールとは、豆類や穀類のぬかに多く含まれている物質で、ブドウ糖から合成されています。ビタミンB群の一種で、細胞の生成に重要な働きをします。ジクロロ酢酸ジイソプロピルアミンとは、胡麻やビール酵母に含まれている成分で、DADAとも呼ばれているビタミンの一種です。肝臓の働きを促し滋養強壮の効果が期待されます。

コンドロイチン硫酸はムコ多糖類の一つです。若いころには、ヒトの体内でも盛んに合成されていますが、年齢を重ねるにしたがって減少し、欠乏してしまうこともあります。欠乏することで、関節炎や皮膚トラブルが引き起こされます。コンドロイチンには、肌荒れの予防や新陳代謝の促し、血液の流れを良くする効果が見込めます。

相乗効果で万全の二日酔い対策

アルコール分解酵素を活性化させるハイチオールcと肝臓の疲れを取り除き、働きを強めるヘパリーゼを併用することで、二日酔い対策としてより強い効果を見込むことが出来るようです。

飲み方は、まずハイチオールcを飲酒前と飲酒後に服用した後、ヘパリーゼを錠剤、またはドリンクを就寝前にのみます。こうすることで、翌朝が随分楽になると考えられます。

ハイチオールcを上手に使ってお酒を楽しみましょう

いかがでしたか。ハイチオールcの二日酔い効果は、取り扱い説明書でも書かれているので、その点安心して服用できるかと思います。ただし、お酒は身のうち。薬ばかりに頼るのではなく、ほどほどをわきまえて楽しむようにしましょう!

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