薄毛の秘密があかされる!見逃さないで…あなたの頭皮は大丈夫?
若い女性でも薄毛や抜け毛に悩む人が急増しています。その原因の1つとして、頭皮が赤いまま放置していた事が考えられます。頭皮ケアを怠ると将来的に薄毛になる可能性もあるとか。今すぐ原因と対処法を学んで頭皮の状態を改善していきましょう!
頭皮が赤いのは危険?原因と予防策とは
自分の頭皮を見た事はありますか?見えにくい場所なのであまり気にしない人が多いかもしれません。頭皮をチェックした時、頭皮が赤い場合は危険サイン!
通常、頭皮は白いのが正常とされています。赤い時は何らかの原因により血行が悪くなっているのかもしれません。このまま放置しておくといずれ抜け毛や薄毛、フケの発生の原因になる恐れがあります。何故頭皮が赤くなるのか、放置しておくどなぜ危険なのか、原因と予防策を詳しくご紹介していきますね。
頭皮が赤い?気になる方はチェック!
美容院へ行った際に、美容師さんに言われて初めて頭皮が赤いと気づく方もいるかもしれません。または分け目や生え際をふと見たら、頭皮が赤いのでびっくりされる方もいるでしょう。これって異常なの?と心配される方もいるかと思いますが、頭皮が赤い状態がどんなデメリットを生むのか、それぞれみていきましょう。
紅斑(こうはん)がみられる
頭皮が赤いのに痒みや痛みがない場合や、頭皮の一部分のみが赤い場合は紅斑(こうはん)の疑いがあります。紅斑とは、毛細血管が拡張したことなどが原因で皮膚の表面が赤く炎症を起こしている状態をいいます。赤くなっている部分を押すと赤みが消失するのが特徴とされています。
患部の皮膚表面の温度の上昇はありませんが、深部の動脈が拡張した状態が併発すると皮膚温度は上昇するといわれています。頭皮の紅斑はよく見られる肌トラブルの1つです。原因としては合わないシャンプーやヘアカラー、乾燥や紫外線による影響が考えられます。
ただし、一時的な症状の場合が多いので神経質に考えすぎずに日頃のケアを見直す事から始めましょう。一方、長期的に紅斑が見られる場合や痒みや痛みも併発する場合は皮膚科の専門医に相談してみましょう。
普段の頭皮は白い
頭皮が健康な状態の場合は、体内から産出される老廃物が静脈を通って排出されるので青白い色をしています。一方、血行が悪かったり、頭皮に何らかの刺激が起こった為にトラブルが発生したり、ストレスや身体の疲労が湿疹になってあらわれるなどの原因が重なると「頭皮が赤い」という状態になってしまいます。
また、頭皮が赤く熱を帯びていることはありませんか?これは毛穴や皮膚のなかに入り込んだウイルスや真菌類などを排除する為に、皮膚の温度を上げている状態かもしれません。皮膚の温度が上昇し火照るので頭皮が赤く見える場合があります。
更に、ストレスや身体の疲労が溜まることで新陳代謝が乱れ正常にホルモンが分泌されない為に老廃物がうまく排出されないことがあります。その為、皮膚内で炎症を起こしてブツブツとした吹き出物の頭皮湿疹が出来てしまう事があります。
血流が悪いサイン
頭皮の血流が悪い状態というのはどのようなものなのでしょうか。血流が悪いというのは血液がドロドロしていて流れが悪くなったり、身体の冷えにより血管が収縮する為に血流が滞って血液の流れを悪くしているということが考えられます。スムーズに血液が血管内を通らないことにより、頭皮にはりめぐされた血管が赤く見えるのです。
薄毛の原因になりうる
男性だけでなく、若い女性にも薄毛でお悩みの方がいるのではないでしょうか?薄毛は突然起こるわけではありません。必ず何らかの兆候があるはずです。薄毛にならない為にも、その予兆を知って素早く対処することが必要になります。薄毛の予兆としての危険サインの第1番目が、「頭皮が赤い」ということです。頭皮の赤みは血行不良の兆候といわれています。
血流が悪いと頭皮に充分な栄養がいきわたらなくなるので抜け毛や切れ毛などの問題を引き起こしてしまうのです。ほか、頭皮が堅い、かゆい、フケが多いという症状が現れる場合は、すぐに適切なヘアケアをする必要があります。頭皮の堅いのは血行が悪い影響で起こるとされています。
フケやかゆみは老廃物がきちんと排出されずに皮膚内に溜まっているために刺激を起こしている状態が考えられます。頭皮が乾燥していると引き起こされるといわれています。これは薄毛を引き起こす重大な要因になるのでシャンプーを変えたり、生活習慣を見直すなど具体的に改善する必要があります。
薄毛の始まりのサイン
薄毛でお悩みの方は、以下の質問に該当するかどうかチェックしてみてください。
1.最近抜け毛の量が増えた
2.抜け毛は根元が細く、全く膨らみがない
3.抜け毛の中に、短い毛が混ざっている
いかがでしたか?実はこれらは薄毛のサインかもしれません!薄毛になる分かりやすい前兆は、「抜け毛の量が増える」ということだそうです。抜け毛と言っても季節による生え変わりの健康な抜け毛もあります。それは、髪の根元が白く、丸みを帯びているのが特徴です。
一方、根本が細く膨らみのない抜け毛は異常な抜け毛のサイン。根元が細くなるのは、髪に栄養がいきわたってない可能性があります。髪の毛はタンパク質やビタミン・ミネラルを充分に摂ることが必要です。
更に、抜け毛の中に短い毛がある場合は危険度が増します。髪の毛を洗ったり、髪を触った時に短い毛が抜け落ちたりしている場合はヘアサイクルが短くなっている恐れがあります。通常、細くて短い髪の毛は成長している途中なので抜け落ちることはないのです。数年かけて成長する髪の毛が途中で抜けてしまう場合は、髪の寿命が短くなっているのかもしれません。
生え際から抜け落ちてくる薄毛は治すのに時間がかかるため、早めのケアが必要とされています。
頭皮が赤い原因とは?
何故、頭皮が赤くなるのでしょうか?ここからは、頭皮のトラブルが何故起こるのか、具体的な原因について1つずつご紹介していきます。
シャンプーが合わない
頭皮が赤い原因の1つめとしては、合わないシャンプーを使っていることが考えられます。ふと気づいたら、頭皮にブツブツとしたできものが出来ていたことはありませんか?それは頭皮湿疹かもしれません。
頭皮が赤いというトラブルを抱えている時は、既に頭皮は弱っているので出来るだけ低刺激のシャンプーを使うことをお勧めします。市販のシャンプーでも、弱酸性で保湿しながら頭皮トラブルを防ぐ成分が配合されているものを選ぶのが良いでしょう。ダメージケア用のシャンプーなどがおすすめです。
シャンプーの洗浄力が強すぎる
頭皮が赤い原因の2つめとして考えられるのは洗浄力の強いシャンプーを使っていることが考えられます。洗浄力の強いシャンプーは頭皮に必要な油分まで奪ってしまい、乾燥や皮脂の過剰分泌を招く恐れがあります。
髪を洗ったのに、フケやかゆみが出る事はありませんか?でも、フケを気にしすぎて1日に何度もシャンプーをしてしまうのは逆効果なのです。洗いすぎてしまうと、先に挙げた乾燥や皮脂の過剰分泌を招くほか、頭皮に刺激を与えてしまう可能性もあります。
フケとは、古くなった頭皮の角質がはがれたものです。健康な頭皮は自然にターンオーバー(新陳代謝)を繰り返し、目に見えないくらいの垢となり徐々に剥がれ落ちていきます。新陳代謝は約28日周期で訪れます。しかし、何らかの影響でターンオーバーが早い(約7~21日周期)場合、未熟な細胞が目に見えるくらいの大きさでごっそりはがれおちてしまいます。これがフケなのです。
頭皮環境の乱れ
フケを引き起こす原因としては皮脂、常在菌(マラセチア菌)、肌質のバランスが崩れる事が考えられています。皮脂とは頭皮の皮脂の事で、過剰に分泌されると皮脂を栄養としている常在菌(マラセチア菌)の異常繁殖を招き、脂肪酸が大量に排出され頭皮が赤いなどのトラブルの原因になります。
これは地肌がべたつきやすい肌質の人に多いとされます。常在菌が排出する脂肪酸に刺激を受けやすい肌質の人もフケを作りやすいといえます。また、乾燥しやすい頭皮の人もターンオーバーのリズムが早まり、未熟な細胞がフケとなってはがれるために潤いが失われ、更に乾燥がすすみフケが増えるという悪循環が起こる可能性があります。
これらを予防するには、洗浄力の強いシャンプーを使わず、フケ対策用のシャンプーを1日1回使うというケアをすることが必要になります。
洗い方が悪い
頭皮が赤い原因の3つめとしては、洗い方が悪いことが考えられます。シャンプーをしても、忙しいからと充分にお湯ですすがなかったり、きちんと泡立てずにごしごしと力強く頭をこすっていませんか?汚れが充分に落ちていないと雑菌が繁殖し、シャンプーをしても頭がかゆいという状態になるようです。髪の毛を洗う時は丁寧に優しく洗うようにしましょう。
うっ血している
頭皮が赤い原因の4つめとしては、頭皮の血行が悪く、うっ血している状態が考えられます。ストレスや運動不足などはありませんか?日頃の生活習慣のバランスが乱れることでも、血流が悪くなり頭皮に負担がかかりやすくなってしまいます。ストレスなどの刺激は、頭皮周辺の毛細血管が拡張する事に繋がるので頭皮が赤くみえることがあります。
皮脂の過剰分泌
頭皮が赤い原因の5つめとしては、皮脂の過剰分泌が挙げられます。頭皮のトラブルは痒み、フケ、べたつき、におい、乾燥など様々ですが、それらの多くが常在菌(マラセチア菌)と関連しているとされています。
マラセチア菌は全ての人の地肌に存在する菌で、普段はトラブルを起こす事はありませんが、シャンプーの洗い残しやストレス、脂質の多い食事や男性ホルモンの活性化など何らかの原因によって菌のバランスが崩れると頭皮にトラブルを起こすと考えられています。
マラセチア菌の活動が活発化すると、脂肪酸が大量に排泄されるようになります。この脂肪酸により頭皮が刺激を受け、新陳代謝のリズムが早まります。未熟な細胞のまま大きな細胞片ではがれてしまうと、外界からの刺激に弱い頭皮になってしまいます。健康な頭皮であればバリア機能がありますが、フケの多い異常な頭皮だと赤みやかゆみ、湿疹なども起こりやすくなるとされています。
ヘアカラーによる頭皮アレルギー
頭皮が赤い原因の6つめとしては、頭皮のアレルギーが考えられます。ヘアカラーをしたとき、かぶれると頭皮や髪の生え際などヘアカラーの薬液がふれたところや洗髪時のすすぎ液がふれたところに赤みや腫れ・ブツブツ・かゆみが起こる事があります。
これまで何度もヘアカラーをして問題がなかった方でもまれに起きることがあります。このヘアカラーによるかぶれは「刺激性接触皮膚炎」と「アレルギー性接触皮膚炎」があります。
アレルギー性接触皮膚炎(遅延型アレルギー)の場合は、ヘアカラーをした6時間後から半日後くらいからかゆみを感じ、赤みや腫れ・ブツブツなどが起こり初め、48時間後に最も症状が重くなるとされています。重症化すると顔が腫れたり頭皮から浸出液が出たり、薬液が触れてないところまで皮膚炎が拡大する場合があるとされています。
一度このような症状が出た場合は、絶対にヘアカラ―をしないでください。継続使用すると全員蕁麻疹や血圧低下、呼吸困難などの重いアレルギー症状になる可能性があり大変危険です。
紫外線による影響
頭皮が赤い原因の7つめは紫外線です。顔や身体には日焼け止めを塗ってカバーしている方は多いと思いますが、頭皮のケアは怠りがちではないでしょうか?
頭皮には日焼けどめクリームは塗れないので、UV効果のあるスプレーをまいたり、帽子や日傘でカバーするようにしましょう。もし日焼けをしてしまったり赤みが酷い場合は化粧水や乳液でケアをすると良いそうです。美容院でヘッドスパを受けるのも良いですね。
頭皮が赤いのを治す方法5選
頭皮が赤くなるとびっくりしますよね。特効薬はないのか、病院へ行かないといけないのかと不安になる方もいるのではないでしょうか。でも、紅斑は病気ではないので必ずしも病院へ行く必要性はありません。まずは自分で出来るケアをしてみることをお勧めします。具体的にどのような方法があるのか、ご紹介していきますね。
刺激の少ないシャンプーにする
頭皮が赤いのを治すには、まずはシャンプーを変えてみましょう。刺激の強いシャンプーで頭皮が傷んでしまったので、以下の条件を満たすシャンプーを選ぶとよいそうですよ。
- 頭皮の血行を良くする効果がある
- 頭皮の汚れや、毛穴のつまりを落とすことができる
- 健康な頭皮をつくることができる
つまり、頭皮の汚れはきちんと落とした上で、皮膚に低刺激のシャンプーを選ぶ事が大事になります。具体的には、髪や地肌に優しいとされる「アミノ酸」を主成分としたシャンプー剤を選びましょう。薄毛対策用として販売されているアミノ酸を主成分とする製品で、頭皮の改善に役立つ天然成分が多く配合されているものがおすすめです。
シャンプーを丁寧に行う
頭皮が赤いのを治す方法の2つめは、髪の毛を清潔に保つことです。シャンプーを原液のままいきなり頭皮につけたり、かゆいからといって、ガシガシと音を立てる勢いで強く洗っていませんか?
正しいシャンプー法は、まずは洗う前に適度にブラッシングをして汚れを落とすことだそうです。ブラッシングは頭皮のマッサージにもなります。ただし、頭皮の赤みを悪化させないように先が丸くなっているブラシなどで優しくとかすのが良いとされています。
次に、髪の毛を充分に濡らして汚れを落とします。シャンプー剤は手のひらで泡立てたあとに髪の毛につけましょう。そして髪の毛を洗う時は指の腹を使ってマッサージするように丁寧に優しく洗います。その後、しっかりと洗い流す方法が良いといわれています。
ポイントは、新陳代謝が活発になる22時から午前2時までの間にシャンプーすることだそうです。この時間に髪が汚れたままだと老廃物の排出が上手くいかなかったり毛穴に汚れがつまったりするので、なるべく22時から夜2時の間にはキレイな頭皮でいるように心がけましょう。
髪に良い食生活習慣にする
普段から栄養バランスの摂れた食生活をする事は髪の健康状態を保つためにも良いことです。ただ、実際に男性や女性の薄毛には栄養があるものを沢山食べたからと言って髪の毛が増えるわけではないと考えられています。
髪には、「髪を作る材料=栄養」と「髪を作る工場=健康な頭皮環境」が必要なのですが、遺伝的に薄毛の家系の場合は髪を作る工場が壊れやすい傾向にある人が多いとされています。栄養がダイレクトに頭皮の健康を保つ事に関係がないからといって、自分の好きなものばかり偏食していると栄養バランスが乱れて身体を壊してしまいます。
大豆製品がオススメ!
大豆や豆腐、納豆や豆乳に含まれているイソフラボンは悪玉の男性ホルモンを抑制する働きがあり、髪の毛に良いとされています。食事だけで頭皮環境の改善は難しいとされていますが、髪に良い食物を取り入れ、頭皮の健康状態を整えることをオススメします。
生卵に注意!
卵は完全栄養食品と言われていますが、頭皮が赤く、薄毛の兆候がある方は生卵を食べ過ぎると薄毛の原因になることがあるそうです。生卵の白身に含まれる「アビジン」は、卵白に含まれるたんぱく質のことです。一方、「ビオチン」という物質は育毛を促進するという性質があります。アビジンと結合するとビオチンの育毛促進効果が失活してしまうとされています。
アビジンはビオチンと結合しやすいという特徴があります。生卵の卵白と卵黄を一緒に食べると育毛に効果のあるビオチンが吸収される前に体外へ排出されてしまいます。そのため、薄毛に繋がると考えられているのです。ただし、アビジンは熱に弱いので卵を加熱すれば問題ありません。頭皮や薄毛、抜け毛が心配な方は、生卵ではなく加熱した卵を食べるようにすると良いかもしれませんね。
ビタミンEを摂ろう!
髪を作る毛母細胞というものがあります。血行を良くして毛母細胞に栄養をいきわたらせることで発毛効果が期待できます。血流を良くするためには、ビタミンEを摂る事をおすすめします。
一日の摂取目安量は7~9㎎です。いつもの白米にゴマをかけたり、納豆にすりごまをかけたり、サラダにナッツ類を加えたりなど、少量ずつでよいのでビタミンEを含む食物を食べてみて下さいね。白米を玄米に変えると更に効率よくビタミンEが摂取できますよ。
しっかりと睡眠をとる
睡眠不足は頭皮の状態を悪くし、薄毛を招く可能性があります。夜型の生活だったり、寝る前にネットやスマホを見てなかなか眠れなくなってしまったなんてことはありませんか?髪の毛は、眠っている間に分泌される成長ホルモンにより生成されます。そのため、睡眠不足だと髪の毛が充分に成長しなくなってしまうのです。
成長ホルモンが分泌されるのは、就寝後3時間と言われています。睡眠は浅い眠りと深い眠りが交互にやってきて、90分サイクルを何度か繰り返しています。成長ホルモンはこのサイクルの1~2周期めに分泌されると考えられています。
具体的には、22時から4時の間に毛母細胞の細胞分裂がピークになるのでこの時間帯に熟睡できるとよいですね。夜型生活に慣れてしまい、なかなか寝付けないという方は寝る前に温かい飲み物を飲んだり、ぬるめのお風呂にゆっくり浸かったりしてくださいね。スマホやパソコン、テレビなど刺激になるものは寝る前には見ない様にするとよいですね。
紫外線対策
頭皮が赤いのを治す方法の4つめは、紫外線対策をしっかりとすることが挙げられます。髪には、市販の紫外線防止スプレーを使用したり、帽子や日傘でカバーして紫外線から頭皮を守るようにするとよいですね。
もし、日焼けによる乾燥が酷い場合には応急処置として頭皮に化粧水や乳液をつけてケアをしましょう。美容院でヘッドスパを受けて髪のダメージを修復するのもおすすめです。
専門の病院へ行く
頭皮が赤い場合、刺激の少ないシャンプーに変え、丁寧に洗うことや規則正しい生活習慣にすること、帽子や日傘などを使い紫外線対策をするなどのケアをご紹介しました。しかし、これらのケアを試しても症状が改善されない場合や悪化してしまった場合は、皮膚科へ行く事をおすすめします。
また、女性専門の薄毛治療を行っている専門の病院があります。薄毛や抜け毛について悩みを抱えている方は専門家のカウンセリングを受けてみることもおすすめします。大切なのは早めに対処することです。頭皮の赤みのケアを試してみて、治らない場合や薄毛の兆候を見つけたらなるべく早く専門医に相談してみてください。
脂漏性皮膚炎に発展することも?
また、頭皮にかさぶたができたり痛いと感じる場合は、脂漏性皮膚炎の疑いがあるそうです。思春期以降や30~40代男性に多いとされる脂漏性皮膚炎は、頭皮に大きめのフケがこびりついていたり顔面や鼻の両脇、鼻唇溝部、こめかみや耳の裏側などに脂っぽい細かい皮がついている場合があるとされます。
脂漏性皮膚炎の原因は明確には不明ですが、遺伝・環境・精神的ストレスなどが関与するとされています。常在菌であるマラセチア菌が関与していることがわかっており、皮脂の分泌が増えるとマラセチア菌も増殖します。
脂漏性皮膚炎を放置するとフケがかさぶたとなって硬い皮で覆われ、頭や顔だけでなく首回りや前胸部、上背部、腋の下など周囲に皮膚のはがれたものがこびりつき赤い円形の斑が出る事もあるといわれています。これらは脂漏といい慢性的な経過をとることが多いので軽く考えずに一度皮膚科を受診することをおすすめします。
正しいヘアケアで健康な頭皮にする!
いかがでしたか?頭皮が赤いとびっくりしてしまいますが、とにかく早めのケアが肝心です。まずは髪の毛を清潔に保つという事と、洗いすぎないという事、髪に合うシャンプーに変えてみましょう。
毎日継続することで必ず効果があらわれるでしょう。さらに食生活の見直しをして、血流を良くし、睡眠をきちんととるようにしてください。ストレスや過労もため込まずに規則正しい生活を目指して健康な頭皮を作っていきましょう!
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