赤ちゃんの髪の毛で悩んでいませんか?薄毛や引っ張ってしまうなどを解決

赤ちゃんの髪の毛は成長で変化していくものです。ではその髪の毛はどのように変化していくのでしょうか。また、今だけの大切な思い出の髪の毛を保管する方法についてもまとめてみました。

赤ちゃんの髪の毛トラブルってどんなものがあるの?

赤ちゃんの髪の毛は大人とは違い、ふわふわで柔らかいものです。しかしよく見ると、産まれたての赤ちゃんにもそれぞれ個性がありますよね。新生児室に行くと、いろいろな髪の毛の赤ちゃんがいます。

産まれたてなのに髪の毛がフサフサな子がいれば、毛が少ない子もいます。髪の毛の違いなだけですが、初めての子育てだと、これで正常なのかな、と悩んでしまうこともあるかもしれません。赤ちゃんの髪の毛について、またその産まれたての柔らかい髪の毛を記念にする方法などについてもまとめてみました。

赤ちゃんの髪の毛にはどんな役割があるの?

赤ちゃんの髪の毛について、心配ごとがあるママさんも多いでしょう。赤ちゃんの髪の毛のよくある心配についてまとめてみました。

赤ちゃんの髪の毛はお腹の中にいるときから生える

赤ちゃんは産まれたときから髪の毛が生えている子が多いですよね。お腹の中にいるときから髪の毛は生え始めていることがわかっています。産毛も生え始める妊娠5ヶ月頃から、髪の毛も生え始めるといわれているのです。産まれる直前の妊娠10ヶ月頃には2~3センチになるそうです。

赤ちゃんの髪の毛は羊水から守るため

お腹の中の赤ちゃんには、髪の毛でなく産毛も生えています。これらの体毛は羊水から赤ちゃんを守るためだと言われているのです。お腹の中の赤ちゃんは成長段階です。大切に毛に守られて大きくなっていくのですね。

妊娠後期になると抜け落ちる

妊娠中は体毛に守られてお腹の中で大きくなった赤ちゃんですが、妊娠後期になるとその毛も多くは抜け落ちていきます。たまに産まれたばかりの新生児、予定日より早く産まれてしまった赤ちゃんで毛深い子がいるかもしれませんが、心配いらないでしょう。

よくある髪の毛トラブルは?

では実際に産まれた後の赤ちゃんの髪の毛にはどんなトラブルがあるのでしょうか。大人とは髪質が違うからこそ、しっかりと知っておきましょう。

赤ちゃんの薄毛はあまり心配ない

脂漏性湿疹とは頭や顔の皮膚に、フケのような付着物のついた湿疹や、薄いかさぶたのような紅斑ができてしまう皮膚炎のことです。脂漏性湿疹は放っておくと薄毛の原因になるとも言われていますが、乳時期を過ぎると自然に治る場合が多いようです。

脂漏性湿疹によって髪が抜けることもあるようですが、多くの場合は生後3~4ヶ月頃で自然に治ると考えていいでしょう。

赤ちゃんが引っ張ってしまって大丈夫

大人では考えられませんが、赤ちゃんは自分の髪の毛を自分で引っ張って抜いてしまうこともあります。髪の毛が抜けるとビックリしてしまうかもしれませんが、髪の毛をひっぱると痛い、ということを覚えるのも学習のひとつと考えてみましょう。

抜けた髪の毛は、またすぐに生えてきます。あまり心配する必要はないので、髪の毛をひっぱているからと言って怒らずに、他のオモチャで気をそらしてあげる、などの対応をして見守っていきましょう。

毛玉になりやすい毛は切ってしまおう

産まれたばかりの赤ちゃんは、1日のほとんどをベッドの中で過ごします。自分ではあまり動くことができませんが、次第に顔を左右に向けたりして動きが出てきます。そうすると枕と頭の摩擦で髪の毛がからまったような毛玉ができてしまうことがあります。

気づいたときにとってあげるようにしましょう。頑固な毛玉にはべビーオイルを使ったり、リンスをつかっりという方法もありますが、それでも取れない場合はカットしてしまいましょう。

放っておくと毛玉がどんどん大きくなってしまうことがあります。最終手段には切るという方法を覚えておきましょう。ただし切るときは、赤ちゃんが眠っているときなど、危なくない状況で行ってくださいね。

このまま本当に様子をみていても大丈夫?

大切な赤ちゃんの髪の毛に異変を見つけると、ビックリしてしまうでしょう。他の子と比べて不安になることもあるかもしれません。しかしまずは焦らずに、長い目で考えていきましょう。子どもの毛の変化についてまとめてみました。

成長につれて強い髪質に変わっていく

赤ちゃんの髪質は成長とともに変化していくと言われています。逆立つくらい髪の毛の量が多い子もいえば、ふわふわで柔らかい髪の毛の子、色が薄く茶色っぽい子など、赤ちゃん時代の特徴は変わっていく可能性があります。

成長につれて、徐々に大人のような強い髪質に変化していくでしょう。むしろ赤ちゃん時代の髪の毛は貴重なものと考えられるかもしれませんね。

くせ毛はずっと続かない

赤ちゃんのころにクルクルとしたくせ毛が生えてくる子もいます。小さい子のクセ毛はかわいいですよね。しかしこのクセ毛は将来ずっと続くとは限りません。多くの場合は3歳頃に髪の毛が生え変わると言われているのです。

髪質は3歳ころに生え変わる

赤ちゃんの髪の毛が生え変わるのは、3歳から4歳頃が多いと言われています。髪が多いと思っていた子は意外と髪の毛が少なかったり、伸びなかったりということも珍しくありません。ただしその子の髪質によって個人差はありますから、あまり焦らずに見守ってあげましょうね。

記念に残しておきたい!髪の毛で作れるものって?

赤ちゃん時代の貴重な髪の毛を記念品にするという方法もあります。いろいろな方法があるようなので、まとめてみました。

ポピュラーな胎毛筆

赤ちゃんの産まれたての髪の毛を筆にする方法です。ファーストヘアで作る筆を胎毛筆というそうです。この時期だけの毛質は筆にして保管する価値のあるものかもしれませんね。古くからある方法ですので、赤ちゃんの髪の毛の記念品としてはポピュラーなものだと言えるでしょう。

いつも持ち歩きたいヘアジュエリー

赤ちゃんの髪の毛をペンダントジュエリーにする方法です。いつでも持ち歩くことができます。赤ちゃんの初めての思い出をオシャレにしたいという人にオススメです。

髪の毛をオブジェに

ジュエリーは持ち歩くことができますが、オブジェはいつでも眺めることができます。オシャレな部屋にもマッチしそうですから、インテリアとしてこだわりたい方にオススメですね。

シンプルにケースに保管しよう

シンプルにケースに保管しておく、という方法もあります。赤ちゃんのへその緒もどう保管していいのかわからない人は、髪の毛と一緒にケースで保管しておいてもいいかもしれませんね。

髪の毛を写真たてに

写真立てに飾る方法なら、自分で好きなようにアレンジをすることができます。髪の毛をリボンなどでアレンジしてもいいですし、子供の写真と一緒に飾っておくのもいいでしょう。

アルバムに入れることもできる

アルバムに入れておけば、どこにやったっけ?という心配もないかもしれません。アルバムなら写真と一緒に、赤ちゃん時代の思い出をまとめておけますね。作っているアルバムがある方はこの方法も手軽にできそうですね。

赤ちゃんの髪の毛を残して、成長を見守っていこう

赤ちゃんの髪の毛は大人の髪質とは違います。そこでいろいろと心配してしまうかもしれませんが、多くの場合はあまり心配する必要はありません。むしろ髪質が変わる前の特別な時期ですから、その髪質を楽しんじゃいましょう。

記念品を作ってもいいですし、アルバムに保管してもいいでしょう。今しか生えてこない、かわいい髪の毛を楽しんで、成長を見守ってあげてくださいね。

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