まぶたが"かぶれる"4つの原因とは…。おすすめ市販薬と3つの対処法♡
まぶたがかぶれて、痒くて辛い…。赤みなどの炎症を隠したくても、メイクするともっと痒くなる！なんて症状はありませんか？今回は、そんなイヤなまぶたのかぶれの原因、対処法や、おすすめの市販薬などをまとめて紹介していきます。
まぶたがかぶれてしまうのはなぜ？
まぶたがかぶれて、赤くなったり、かゆみが続く。さらにブツブツが出たり、カサついてくる…など。このような症状があると、化粧のりも悪くなってイヤなものです。今回は、まぶたがかぶれる原因には何があるのか？その対処法や、おすすめの市販薬などを紹介していきます。
まぶたがかぶれる4つの原因
私たちの身体の皮膚は、表皮・真皮・皮下組織といわれる、3つの層からなりたっています。そして、一番外側の表皮は、さまざまな外部刺激から、体を守ってくれるバリア機能の役割をしてくれています。
しかし、このバリア機能があっても、皮膚が何らかの外部刺激に負けてしまうと、"かぶれ"などの皮膚トラブルが起こってしまうといわれています。
特に、まぶたの皮膚は、顔の皮膚の中でも最も薄く、とってもデリケートな部分。そのため、かぶれを引き起こしやすい場所ともいえます。そんな、敏感なまぶたが、かぶれる原因には何があるのか、詳しくみていきましょう。
1.化粧品の刺激、肌に合わない
まぶたがかぶれる原因として、アイシャドウや、アイライナー、マスカラ、アイクリームなどの、化粧品によるものがまず考えられます。こういった化粧品によるかぶれには、2つのタイプがあります。
一つ目は、化粧品の"刺激"によるもの。これは、刺激の強いものを使うことで、誰にでも起こる可能性があるかぶれのことを指します。また、普段は大丈夫なのに、ストレスや、季節の変わり目などの、肌状態が不安定な時に使うと、かぶれるという場合もあります。
二つ目は、"アレルギー"によるもの。このタイプは、化粧品に含まれる成分が、身体に合わない場合にアレルギー反応を起こしている状態です。
初めて使う化粧品でまぶたが痒くなった、などかぶれの症状が出た場合は、何か身体に合わない成分が含まれている可能性があるので、すぐに使用を中止することが大切です。
2.乾燥による皮膚バリアの低下
まぶたが乾燥してしまうと、皮膚のバリア機能が低下して、かぶれや皮膚炎を起こしやすくなります。肌がカサカサ乾燥しやすい季節や、エアコンなどによる乾燥にも注意が必要です。
また、ストレスが原因でも、皮膚のバリア機能が低下するそう。特に、アレルギー体質の人は、乾燥やストレスで肌状態が不安定になりやすいとわれています。
3.細菌感染などの炎症によるかぶれ
細菌が皮膚に侵入して、細菌感染を起こすと、皮膚に炎症が起こりかぶれを引き起こします。そして、痒みを伴った赤いブツブツなどの症状が現れます。この炎症は、私たちの身体の免疫反応が、侵入してきた細菌に攻撃しているときに出る、生理活性物質の働きで炎症が起こっているといわれています。
4.花粉症によるアレルギー反応
花粉症に悩まされている人の中には、"特に目に症状が現れやすい"という人も、多いのではないでしょうか。その場合、まぶたが腫れる、赤くなる、痒くなる…などといった、まぶたがかぶれた症状が起こります。アレルギー反応を起こす花粉が飛んでいる間は、ずっと症状が出ているのが特徴です。
かぶれてしまった時の3つの対処法
軽いかぶれの場合は、セルフケアで対処することが期待できます。その方法を紹介していきます。
1.保湿を心がけバリア機能をアップ
かぶれなどの皮膚トラブルは、乾燥が原因で皮膚のバリア機能が低下していることがあります。そのため、日頃から保湿を心がけて、皮膚のバリア機能をアップしてあげることが大切。
まぶたは、特に皮膚が薄い部分なので、乾燥しやすい部分でもあります。集中的に潤いを与えられる、保湿パックなどを定期的に行ってみてはいかがでしょう。洗顔後や、入浴後に行うのがお勧めです。
2.市販のクリームで改善する
では、市販のおすすめクリームを紹介していきます。あと、知っておいて欲しい注意点として、お伝えしたいことがあります。それは、「かぶれにオロナイン軟膏を使用することは避ける」です。
オロナインって、皮膚トラブルに万能なイメージがあるため、かぶれにも塗ってしまう人が多いようです。でも、実はオロナインは、かぶれには使用できません。悪化してしまう恐れがあるので、注意してくださいね。
■「白色ワセリン」肌を保護してくれる
市販の白色ワセリンをまぶたに薄く塗ると、外部刺激から肌を保護してくれます。また、肌の潤いを逃さずキープする役割も！白色ワセリンは、不純物の含有量が少ないため、デリケートなまぶたにも安心して使えます。お勧めは、皮膚の刺激になる物質がまったく加えられていない「日本薬局方の白色ワセリン」。
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■「ユースキンI（アイ）」かゆみに効果
かゆみを伴うかぶれや皮膚炎などに効果的。かゆみを止めてくれる他に、保湿成分も配合されています。肌に潤いを与えてくれる効果も期待できますね。また、ステロイドは配合されていないので安心。塗る時は、目に入らないように十分注意しましょう。
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3.目を冷やして痒みを抑える
まぶたのかゆみがひどい場合は、目を冷やすとかゆみを和らげることが期待できます。小さい保冷剤をタオルに包んだり、氷水をタオルに浸して絞ったものを、まぶたにあてて冷やしましょう。
かぶれに効く市販薬は何がある？
それでは、まぶたのかぶれに効果的な市販薬と、花粉症によるまぶたのかぶれの、改善効果が期待できる目薬を紹介していきます。
「オイラックスソフト」顔にも使える処方
かぶれや痒みに効果のある殺菌剤配合の市販薬。ステロイドが配合されていないので顔にも使えて、お子様でも使用可能な優しい処方。のびのよいクリームで、白残りもしにくいのが特徴。
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花粉症によるかぶれは目薬が効果的
花粉症による目のかぶれや痒みには、やっぱり花粉に有効な目薬の使用が最も効果的です。花粉によるアレルギー症状を、抑制する効果のある目薬を使用しましょう。目のアレルギー症状が改善していけば、まぶたのかぶれも、自然に治っていくことが期待できます。
市販目薬のおすすめを一つ紹介します。従来の市販目薬では、十分な効果が得られなかった人にもおすすめという「ロート アルガード クリアブロックZ」です。アルガード史上、最強の処方設計といわれています。ぜひ、一度試してみてはいかがでしょう。
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治らない場合は病院へ行きましょう
市販薬を用いても改善せず、ひどくなっていく場合は、早めに病院へ行くことが大切です。
何科を受診するの？
なかなか症状が改善しない場合は、皮膚科を受診して医師に相談しましょう。アレルギー性なのかを判断するために血液検査を行うこともあり、原因を詳しく知ることもできます。痒みが長引くとストレスにもなってしまいます。
病院で適切な治療を、早めに開始することが大切になります。また、花粉症が原因のまぶたのかぶれは、目薬と軟膏を処方してもらえるので、眼科へ行くことをお勧めします。
処方される薬は何？
皮膚科での治療方法では、まず、かぶれを引き起こす原因物質を特定して、接触を避けることが原則だといわれています。
そして、かぶれの症状がひどい場合には、速やかに治す一つの治療方法として、ステロイド軟膏が用いられます。また、痒みの症状が強い時は、内服薬の抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬が、処方されることが多いようです。
早めに対処と治療を始めることが大切
まぶたがかぶれる原因は、さまざまです。長引くと、メイクに支障がでる上に、痒くてイライラ…など、ストレスもたまってしまいますので、かぶれに気づいたら、早めに対処と治療を始めましょう。
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