このブログを書き始めてから、いろんな意見をもらった。いろんな人が共感してくれ、わたしのために怒ってくれる人もいた。改善方法について教えてくれる人もいた。こんなに反響があるとは思っていなかったから、涙が出るほど嬉しかった。
別のブログで仕事で悩んでいると書いたとき、本当は同棲生活にも悩んでいた。くだらなくて書けないと思っていたけど、今になってでも思いきって書いてみてよかった。
前向きじゃないわたしは認めてもらえないと思っていた。でも、違った。
みんな悩んでいたり困っていたりした。代弁してくれてありがとうとまで言われた。わたしだけじゃないんだと慰められた。
反響に勇気付けられたので、すでに同棲と呼べる関係ではなくなってしまったけれど、教えてもらった方法を試してみようと思った。
まずはこのあたりから取り組んでみるつもりだ。
@chieri_tulip 同居人の方から「思いやり」とか「感謝」がないから余計悲しく感じられるのかもしれない。一方で(私は分担がいいけど)「私ばかり」とか「やってあげてる」感から抜け出したらちょっと変わるのかも。とはえい流しに置きっぱなしは嫌。
— blanc (@nuage_blanc123) 2016年11月27日
たしかに、わたしが多目に負担している家事に対して、思いやりがないことは悲しく感じてる。だからか、「やってあげてるのに」という気持ちが強くなってしまい、ときどき不満を隠しきれないまま家事をしてしまった。それを彼に指摘されて言い合いになったこともあった。自分ばかりと思うくらいなら家事をしないようにしてみようか。(汚れたシンクを見るのは気が滅入るから本当に嫌だけど・・・)
昨夜、既婚者と結婚経験者と話していて家事分担の話になったんだけど「相手のやり方に文句を言わない、こだわりの強い方がそれをやるのが平和的」で落ち着いた。
— 水野アキとウォンバット (@ak666g) 2016年11月27日
@chieri_tulip ちえりさんはもっと自分のためにやろう。お母さんになってるって自覚した時が抜けられる時
— 水野アキとウォンバット (@ak666g) 2016年11月27日
彼はわたしの家事のやり方に文句を言ったことはない。わたしはこれまで(あくまでもお願いという形で)いろいろ工夫するように頼んできた。こだわりが強いのはわたしだ。わたしが家事をやっているほうが現状では平和。でもお母さんではないから、彼の分までやって当然なのはどこか釈然としない。自分のために自分が納得いくように家事がしたい。
@chieri_tulip ちえりさん頑張りすぎていて心配です。私が彼と暮らし初めて意識してもらったのは『家事は女性がするものではない。暮らしは2人で行うこと。基本的に自分のことは自分でやること』です。暮らしはずっと続くから分岐点かもしれませんね
— 中今 りさ (@minimarisu) 2016年11月27
@chieri_tulip @nuage_blanc123 基本的に男性は甘えん坊なんですよね。 ちえりさんはとても賢い方だから、家事に対しても気持ちも、どうしてそうして欲しいと思ってるのかを順を追って男性がはっきり分かるように説明すれば彼も納得してくれるかもしれません(^^;)
— 中今 りさ (@minimarisu) 2016年11月27日
目から鱗だった。事情があったため付き合ってすぐに半同棲状態になり(お互いの家をほぼ毎日行き来していた)、その流れで同棲してしまったから、明確なルールは設けていなかったし、話し合いもしていなかった。今さらと思うけれど、まだしばらくは一緒に住むだろう相手なので、改めて話し合おうと思わせられた。
@sakenomitracy @chieri_tulip すごいな!!私は旦那の分の家事労働減らすために服は極限まで減らしてます。自分のはもっとある^ ^
— sandoni 岐阜(サンドニ) (@sandoni_0) 2016年11月26日
家事労働をミニマルにするために環境を整えるのはやっぱり大事だと思った。相手とそういう関係性が築けているなら、とても有効だろうな。
ガサツな他人と過ごす秘訣は、自分もガサツになること。人は変えられないけど自分は変えられる。すると先にハウスダストで倒れたやつがそのうち全部やるw / “わたしは上手なけんかのやり方を知らない - もう結婚した(くな)い!” https://t.co/qC5HoHsYZG
— とれいC (@sakenomitracy) 2016年11月26日
Cさんは男前だ・・・でも、おなじくらいのガサツさならきっと気にならないだろうなと思う。彼もわたしの神経質な家事の依頼できっと苦労しているだろうから、おなじくらいの価値観の人と暮らせたらお互いにとって平和なんだろうなと思う。
親愛なるみどりさんにも、こんな記事を書いてもらった。たしかにわたしは相手を信頼していないと思う。中途半端にされる家事にいちいち腹を立ててしまうから、彼に家事を任せたくない。やっている途中に手を出してしまったこともある。それではやる気をそぐだろうな、と後から反省している。
これらのことをまとめると、自分が好きでやる家事はもっと楽しんで、彼のためにしてあげていると思ってしまう家事は思い切ってやめてみようと思った。そうするためにも彼ときちんと話して、彼にも頑張ってもらいたいと考えた。できるだけ環境を整えたり、彼の頑張りを邪魔しないように気をつけようと思った。
その家事は誰のためにやるもの?
ここまで書いていたら、ずっと前にこのエントリを読んだのを思い出した。
わたしは家事が好きだけど、彼によってやらされるものになったと前の記事で書いた。でも、このスズコさんのエントリを読んでから、それは違ったような気がしてきた。みどりさんの記事でも指摘されていたが、わたし自身が家事をやることを選んで、それを勝手に不満に思っていただけかもしれない。
それならちょっと考えてみようじゃないか。
■ケース1:汚れた食器を彼が洗わず放置
これまでの対応→わたしが汚れたものを見て不快な気持ちになる(夏は虫が湧く可能性もある・・・)から、それを解消するために洗っていた。
今後の対応→目に入ると不快な気持ちになるが、彼の分の食器は洗わずに放置する。共用のもので使いたいものだけ洗う。
■ケース2:溜まった洗濯物をしない
これまでの対応→
わたしがミニマリストで服を多く持っておらず2〜3日に1度程度は洗濯をしないと着る服を用意できなかったため、洗濯物を洗わざるを得なかった。たまった洗濯物を見るのも嫌。干せる範囲も限られているから、たまってしまうとなかなか洗濯物が乾かないことがストレスだった。
今後の対応→
自分が必要とする分だけ洗う。余裕があれば共用のものも洗う。洗濯物がたまっても室内干しにすればなんとか干せないこともない。たまった洗濯物は見ると不快だがガマン。
実は今日、実際にやってみたことがある。今朝は自分の分だけ洗濯物を洗って干しておいた。いつもより丁寧にできて気持ちがよかった。夜になって家に帰ると、彼の洗濯物が積み上がっていたからか(共用のタオルや少しだけどわたしの服もあるけど)、さすがに彼も自分で洗濯物をやっていた。干す場所がなかったからか、わたしが干した洗濯物はとりこんでくれていた。頼んでいないのに自分からすすんで洗濯物を取り込んだ上に干してくれたことが嬉しくて、助かったよ、ありがとうと伝えた。
もう少し早くブログを書いていたら、まだわたしたちの同居生活は同棲と呼べたかもしれない。それでも、わたしはもう一度この暮らしをやり直してみようと感じた。自分がやらされていると思った家事は手放して、彼を信頼して家事を任せてみたいなと思えた。方法はいくらだってあるはずだ。やるかやらないかなら、やるしかない。やってみよう。