「ゲスの極み乙武」として頑張っていきたい　９カ月ぶりテレビ出演

　ベストセラー「五体不満足」の著者で、３月の不倫騒動をきっかけに９月に離婚した作家の乙武洋匡さん（４０）が、２７日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」（日曜午前１０時）で約９カ月ぶりにテレビ出演した。

　松本人志、東野幸治、ヒロミら番組出演者が独身生活を送る乙武さんの自宅を訪問。騒動以降、メディア出演など活動自粛してきた乙武さんは離婚の真相などを語った。

　「やることがないのでずっと家にいる」という乙武さんは、「妻は私のしでかしたことは知っていたので、もめごとにはならなかった」と明かした。その上で、本当は離婚はしたくなかったものの、「あれだけ大きな騒ぎになって、（３人の）子どもを守りたいというのが一番にあった」と振り返った。子どもたちには半年以上会えていないという。

　一方、「ツイッターをまた始めたら？」などと松本らに励まされた乙武さんは、「復帰できたら『ゲスの極み乙武』として頑張っていきたい」と笑わせた。

　乙武さんは番組放送後、３月２３日以降休止していたツイッターも約８カ月ぶりに再開した。「『ワイドナショー』をご覧いただいたみなさま、ありがとうございました。様々なご批判の声にも真摯に向き合いつつ、ここでも発信を再開していきたいと思っております。この８カ月間、本当に多くの方から叱咤激励の言葉をいただきました。心より感謝しております。あらためて、よろしくお願い致します！」と書き込んだ。

　番組を見たフォロワーからは「出演者の皆様に助けられましたね」「僕も一応障がい者だから頑張ろう！」「一生謝罪し続けてろ」など、さまざまな反応があった。

　これに対し乙武さんは「スタッフ・出演者のみなさんに感謝です」「あたたかいお言葉をありがとうございます。共に歩ませてください！」「不快な思いをさせてしまい、申し訳ありません」などと、一つ一つ丁寧に返答していた。