未開の銃に、挑戦。K.T.W.Co.,Ltd

三八式歩兵銃

ARISAKA M1905 RIFLE

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日露戦争が終わった明治38年(1905年)に日本陸軍の制式となった三八式歩兵銃です。東京造兵工廠の有坂さんがデザインしたため、その後アリサカ・ライフルという名称で世界に知られています。世界の軍用小銃でもトップクラスの性能を誇り、そのため第2次大戦が終わるまで、日本軍はこの銃一本を頼りに戦ったと言っても過言ではありません。KTWは初期の三八式をモデルにしました。主要部分に鉄を使い、確実な作動、耐久性に優れたものとなっています。もちろん命中精度は実銃同様、天下一品です。
仕様
(全長)1276mm、(重量)3200g、(口径)6mmBB、(装弾数)22、(銃床)オニグルミ・オイル仕上げ、(機構)ボルト式エアーコッキング。
価格:¥108,000(税別)。
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ボルトハンドルはシリンダーに溶接されています。それを覆うダストカバー、みな鉄製です。レシーバーは硬質ウレタン樹脂製。
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コッキングすると「チャキーン」という作動音がリアルです。ダストカバーは黒染めで、メッキしていないのでサビに注意して下さい。
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刻印は実銃通りに再現しています。ボルトを引ききると真鍮製のノズルが見えます。レシーバーは硬質ウレタン樹脂製です。
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給弾方法は、マガジンプレートを外し、歯車を回して給弾口を開け、BB弾をジャラジャラ入れてプレートを閉めれば完了です。
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リアサイト。たたんだ照尺の中央より後ろにある穴にホップアップの調整ネジがあります。ネジが直接パッキンを押す方式です。
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ホップがあるのでサイトを立てて使用することはありません。出荷前の試射(マルイ電動用0.25g使用)でホップ調整済みです。
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マズル部はストレートですがフロントバンドから後ろはテーパー銃身です。テーパー削りだしは最もコストがかかりました。
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三十年式銃剣(KTW製)を着剣。なお、フロントサイトの形状で、初期(大正期)のものとわかります。
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バットプレートは岩手特産「南部鉄器」を使用しています。鉄瓶などで知られている伝統工法で製造しました。

製造記録

H14年10月 第1ロット発売。¥98,000。銃床中国クルミ製。
H15年4月 第2ロット発売。仕様変更無し。
H17年2月 第3ロット発売。仕様変更あり。インターロックセフティの廃止、ボルト部を黒メッキに、インナーバレルをアルミから真鍮に。
H18年3月 第4ロット発売。仕様変更あり。インターロックセフティの復活、ボルト部をメッキから黒染めにもどす、バットプレートを南部鉄器製に、インナーバレル長を640から420mmに、威力を0.8ジュール以下に。
H20年4月 第5ロット発売。仕様変更あり。価格を¥108,000に、銃床を国産オニグルミに、付属アクリル棒の廃止、インターロックセフティの再度廃止、マガジンとBBケースの形状を一部変更、チャンバーベースをアルミから鉄製に。
H22年9月 第6ロット発売。仕様変更は以下の通り。
  1. 樹脂製だった8点(安全子、着剣部、照尺、照尺基部、ロワータン、弾倉フタ、ダミーボルトストップ、フロントハンドプレート)をメタル合金製に。
  2. 鉄製チャンバーベースを黒メッキ処理に。
  3. ダストカバーをメッキから黒染めに。
  4. 付属のアマニ油(ワトコ油)の廃止。
H24年7月 第7ロット発売。仕様変更は以下の通り。
  1. マガジンを残弾無しの構造(エンフィールド、モシン・ナガン方式)に変更。
  2. 鉄製チャンバーベースをメッキから従来のガンブルー仕上げに。
H25年7月 第8ロット発売。仕様変更は以下の通り。
  1. リアサイトスプリングを鋼製板バネに。
  2. インナーバレルを495o(M70用)に延長。
H26年7月 第9ロット発売。
  1. 第8ロットの追加生産で、仕様変更はほとんどなし。
H27年6月 第10ロット発売。
  1. 第8ロットからの延長で仕様変更なし。

別売品
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鉄製バットプレート
第1〜3ロットの樹脂製バットプレート交換用です。¥2,800。
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革製スリング
国産高級牛革製です。三八式、九九式共通。¥5,800。

H22年7月、製造終了。
タナカさんの三八/九九用革スリングが同等品です。そちらをお求めください。
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三八/九九兼用マウントベース
加工無しで取り付けられます(九九式にも付きます)。スコープはハンドガン用に限られますが、ダットサイトもおすすめです。メタル製で、24年9月3日新発売。¥5800。