五輪会場見直し あすトップ級会議“全選択肢から結論”
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東京オリンピック・パラリンピックの経費削減を目指す東京都、政府、組織委員会、IOC=国際オリンピック委員会の4者協議では、27日の作業部会で都が示した会場見直しのすべての案について詳細な検討が行われ、29日のトップ級が集まる会議でもすべての選択肢から結論を目指すことになりました。
4者協議の実務者による作業部会は、27日、都内で非公開で行われ、6時間以上にわたってそれぞれの立場から意見を交わしましたが、出席者によりますと、会場の見直し案について、絞り込みや優劣の評価をつけることはしなかったということです。
このうち、ボート・カヌーの会場は、東京・臨海部に「海の森水上競技場」を整備する案と宮城県の「長沼ボート場」を活用する案が検討され、大会後の利用の見通しなどが話し合われたということです。
バレーボールの会場は、「有明アリーナ」を新設しコスト削減を目指す案と、既存の「横浜アリーナ」を活用する案の2つが検討され、IOCからはさらに判断するための材料が必要だという指摘があったということです。
水泳の会場は、江東区に新設する「アクアティクスセンター」の観客席の数を計画の2万席から1万5000席に削減することが提案されていますが、この削減案に反対の意見はなかったということです。
会議のあと、IOCのクリストフ・デュビオリンピック統括部長は「結論は政治的なリーダーが決めることだ」と話し、29日のトップ級が集まる会議でも、都が提案したすべての選択肢から結論を目指す見通しです。
このうち、ボート・カヌーの会場は、東京・臨海部に「海の森水上競技場」を整備する案と宮城県の「長沼ボート場」を活用する案が検討され、大会後の利用の見通しなどが話し合われたということです。
バレーボールの会場は、「有明アリーナ」を新設しコスト削減を目指す案と、既存の「横浜アリーナ」を活用する案の2つが検討され、IOCからはさらに判断するための材料が必要だという指摘があったということです。
水泳の会場は、江東区に新設する「アクアティクスセンター」の観客席の数を計画の2万席から1万5000席に削減することが提案されていますが、この削減案に反対の意見はなかったということです。
会議のあと、IOCのクリストフ・デュビオリンピック統括部長は「結論は政治的なリーダーが決めることだ」と話し、29日のトップ級が集まる会議でも、都が提案したすべての選択肢から結論を目指す見通しです。