鹿児島市長選 現職の森氏が4回目の当選

鹿児島市長選 現職の森氏が4回目の当選
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任期満了に伴う鹿児島市長選挙は27日に投票が行われ、無所属の現職で、自民党、民進党、公明党、社民党が推薦する森博幸氏が4回目の当選を果たしました。
鹿児島市長選挙の開票結果です。

▽森博幸(無所属・現)当選、10万1417票
▽桂田美智子(無所属・新)2万1745票

自民党、民進党、公明党、社民党が推薦する現職の森博幸氏が、共産党が推薦する新人を抑え、4回目の当選を果たしました。

森氏は鹿児島市出身の67歳。鹿児島市の総務局長などを経て、平成16年の市長選挙で初当選しました。

今回の選挙戦では、3期12年の実績を強調するとともに、去年行われた国勢調査で鹿児島市の人口が戦後初めて減少に転じたことを踏まえ、市街地を再開発して地域の活性化を図っていくなどと訴えました。

そして、支援を受けた自民党などの支持層を固めるとともに、支持政党を持たない無党派層からも幅広く支持を集め、4回目の当選を果たしました。

森氏は「4度目の当選で、身の引き締まる思いがするとともに、大きな責任を感じている。人口減少がさまざまな悪影響を及ぼすことは、鹿児島市にとって大きな課題であり、若者の雇用の場の創出や出産・子育てしやすい環境の充実などに取り組んでいきたい」と述べました。

投票率は25%で、前回・4年前の選挙と比べて8.47ポイント低く、鹿児島市長選挙としては過去最低になりました。