愛知県内で先月まで開かれた国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2016」で作品として展示された小鳥76羽を、飼いたい人に譲るための説明会が27日、愛知県豊橋市であった。飼い主募集に応じ、事前に申し込んだ53組のうち33組が参加した。

 インコなど飼い鳥の保護活動をしているNPO法人「TSUBASA」(埼玉県)による世話の仕方の説明などがあった。参加者は20個の鳥かごに分けて飼育されているブンチョウやジュウシマツを熱心に見た。

 トリエンナーレ豊橋会場で受け付けのボランティアをした愛知県岡崎市の主婦(57)は「小鳥の作品にもかかわって情がわき、何かの縁かなと感じて飼ってみようと思った。元気そうで何よりです」と話した。

 当初は小鳥を10月23日の閉…

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