STAY MINIMAL

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STAY MINIMAL

福岡県出身、旅好きな低血圧ライター。英語、旅行、読書、ガジュマル、立川談志、北野武、高城剛をこよなく愛する。 大学時代にアメリカ留学経験あり、英語教師を志すも受験勉強を教えるだけの教育に目を背け、世の中を変えるような仕事が自分でやりたくて仕事に奮闘中。 STAYMINIMALに「本当に大切な一点だけに全力投球したい」という意味を込めて、様々なまとめや私見の雑記を書いてます。

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僕が英語を話せるようになるまでにやった勉強法と計画のすべて

英語・留学

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11月の特集記事

使える英語はどうすれば身につけられるのか

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大学時代は英文学科。英語を学ぶために大学に入った僕の当時の英語力はお世辞にも高いとは言えなかった。でも英語が使えるようになりたいという思いから1年間のアメリカ留学を決意した。

当時、大学生だった僕が心の底から求めていたのは「使える英語力」だった。

TOEICの勉強をやっていたけど、本当に英語を使ってコミュニケーションが取れるのか不安だった。点数を取っても英語が使えなければ意味はない。

でも、どうやって英語を勉強すれば「使える英語力」は身につくのだろうか?

大学2年生のときはTOEIC500点もなかったし、英語だって受験勉強の延長線のようなものだった。当時を振り返っても英語に対して不安と漠然としたイメージしか持っていなかった。

だからこそ、「英語をきちんと勉強したい」という思いは一層強かった。

この記事では僕が最終的に英語を使えるようになるまでにどんな計画を立てて、どんな教材を使って、どんな勉強法を実行していったのかをできる限り具体的に公開していきたい。

正直、英語勉強法に関する情報は本当にたくさんある。ネット上を調べるだけで具体的な方法も得られるだろう。でも、僕が書く記事はこういう人たちに読んでほしいと思っている。

  • 英語を話せるレベルに持っていきたい
  • いつか本気で英語を勉強したい
  • 英語を勉強したいけど何をすればいいかぼんやりしている
  • 付け焼き刃ではなく本物の英語を学びたい

こういう人に向けた内容を書いていくつもりだ。ほんの少しでもいいので参考になることを願っている。

ちなみに、TOEICの点数を取るためのノウハウや記事はたくさんある。TOEICの点数を上げることが目的であるならこちらを参考にするといいだろう。

▶︎僕がTOEIC900点の壁を越えた勉強法を徹底解説! - レコメンタンク

▶︎TOEIC800ならこの勉強法で誰でも超えられる!スコアは単なる努力値でしょ。 - なぎぶろ

英語を学ぶ上で知っておくべき大切なこと

そもそも英語を学ぶ前に自分の中で英語を学ぶ目的をはっきりさせておいた方がいい。あいまいな理由で英語を勉強するのは、中途半端な結果になる可能性がある。

「使える英語」って一体なんだろうか。まずは僕がどんな英語力が欲しいかについて考えてみた。

留学する以上、相手と英語を使って対等にコミュニケーションを取りたい。

シンプルに何を学びたいのかをはっきりさせるとこの2つになった。

・英語を話す力

・英語を聞く力

この英語力を身につけるまでの大まかな見取り図をインフォグラフで表してみた。

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僕の求めている英語力は「自分の言いたいことを英語で伝えられるコミュニケーション力」

それを手にいれるためには⑴聞く力⑵話す力が必要になってくる。

まず、全体の英語力の基礎はすべて音読で高めていった。そこからさらに求める2つの力を学ぶためシャドーイング瞬間英作文という勉強法に行き着いた。最後に、全体の表現力を高めるための単語力を高めていった

まずはじめに、英語力を高めるための具体的な計画をどうやって立てていったのかについて話していく。

英語の勉強方法について具体的な計画を立てるまで

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どんな教材がいいのか分からなかった僕にとって、本の山からできる限り失敗しない本を選びたかった。最初に「目的にあった英語の勉強法」とは何かを調べる必要があった。そんな時この一冊を手に取った。

かなり有名になったので見たことがある人たちも多いと思う。この本が僕の英語学習のすべてだと言ってもいい。先ほどのインフォグラフもこの中の英語勉強法に沿って組み立てたものだ。

この本から英語勉強のあらゆる真実と方法論を学ぶことができた。具体的にどんな教材を使えばいいか書いてあったため、この本に載っている教材をかき集めた。

詳しい内容はこの本にすべて載っているが、簡単に中身の要点をまとめておく。

  • 日本にいても必ず英語はしゃべれるようになる
  • 英語を学ぶのに最適なトレーニングの数・種類を知る必要がある
  • 上達までの道筋をはっきりと立てておく
  • トレーニングの途中で挫折した場合の対処法を知っておく
  • 自分の目標とする姿、今の立ち位置、レベルを謙虚に把握する

参照サイトはこちら→英語上達完全マップ

きちんと時間をかけて基本に忠実に英語を勉強すれば、国内にいながら「使える英語」は身につけることができる。そのためのあらゆる教材がほぼすべて揃っていることが分かった。

トレーニングの方法を知れば英語は確実に上達する。この本を読んでそう確信した僕は早速行動に移すことにした。

まずは英語をどのレベルまで持っていきたいか明確にした

まずは留学までに英語を勉強するにあたって目標にすべき地点はどこかを明確にした。具体的な言葉で表すとこんな感じになる。

  • 自分の言いたいことがスラスラと言える英会話レベル
  • 相手の言っていることを9割以上理解できるリスニング力
  • TOEICはできれば800以上

多少大げさでもいいのでこうなりたいっていう目標があるかないかで全然違ってくる。自分がどこを目指しているのかが分からなくなることは即、英語を勉強しなくなる理由になってしまう。

目標が定まったところで改めて僕がほしい英語力は「聞く力」と「話す力」の2つに絞ることができた。

次に、これを身につけるためにやるべきこと、どのくらいの時間をかけてやっていくかを決めることにした。

どうやって英語力を高めるかのトレーニングを選定する

まず、さきほどの英語上達完全マップに載っている英語の勉強チャートを自分なりにアレンジしていくことにした。

f:id:kei_ta1211:20160322222611p:plainhttp://homepage3.nifty.com/mutuno/05_training/05_training.html

この参照図を元に自分の目標と期限を勉強計画に落とし込んでいった。英語を学ぶ上ではまんべんなく全体的に勉強できるのが一番だけど期間も迫っているしある程度まで絞り込む必要がある。

図の勉強方法において「話す力」「聞く力」を身につけたいと思ったとき、僕が特に注力しようと思ったのは短文暗唱=瞬間英作文音読パッケージボキャビルリスニングの4点。これを自分が欲しい英語力に当てはめた。

 英語を話す力を高めるための勉強法
▶︎短文暗唱=瞬間英作文、ボキャビル

 英語を聞く力を高めるための勉強法
▶︎音読パッケージ

これで英語力を上げるトレーニング方法が明確になった。自分が何をすべきか?がはっきりすることでモチベーションを保つのが楽になった。これは大きな収穫だった。

英語を勉強したいと思っている人は、どんなトレーニングを行うかを最低限明確にしておいた方がいい。やることが決まればあとは繰り返していくだけなのでモチベーションの維持が簡単になる。

ちなみに本当に基礎の基礎から英語を学びたいという方に向けたおすすめ本を

英語初心者が英語の基礎基本をきっちり学べるおすすめ本11冊という記事で紹介しているので参考にしてみてほしい。

次に、僕が決めたそれぞれの英語勉強法を具体化して説明していく。

英語を話す力を高めるための勉強法

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いわゆる英語のスピーキング能力である。自分が言いたいことを英語できちんと言葉に出せるようになるためにやったことやノウハウをできる限り詳しく書いていく。

瞬間英作文で日本語を英語に換える力をつける=会話力

英語を話す、と一言で言うけどじゃあどんな力をつければ英語が話せるようになるんだろうか?結論は日本語を英語に瞬時に翻訳して組み替える瞬発力だった。

20年以上も日本語でコミュニケーションを取ってきた以上、あらゆること日本語で理解してしまうことは避けられない。じゃあ、その日本語を瞬時に英語に置き換える力をつければいい。その変換スピードが自分の英会話力になる。

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瞬間英作文用で使った教材は2つ。

全国高校入試問題は僕が勉強した2010年のものを使った。特にどの年のものがいいってことはないし、結局は最新版になっていくので手に入りやすい年代のものを選ぶといい。

やることは簡単。「ひたすら日本語を英語に直す作業を100回繰り返す」だけ。

ちょっと例文を見てみよう。

車の運転をしている私の姉が左に曲がろうとした時、事故にあった。

この日本語を見て3秒以内に英語の翻訳が出てくるようにする。

My sister who was driving her car got into a traffic accident when she turned left.

こういう短文を数多く集めて、日本語から英語に瞬間的に切り替えしできるように何度も繰り返す。同じテキストの例文を100回は繰り返すくらいの意気込みは必要。

僕はこんなやり方をしていった。

▶︎1週間のうち5日以上、1時間を2セット行う

▶︎スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング に載っている800フレーズのうち500フレーズを100フレーズごとに区切る

▶︎100フレーズをどんどん日本語→英語へ変換していく。これを500フレーズまで一通り行う(500フレーズまでを1周とする)

▶︎2周したら3周目から一気に500フレーズまでフル変換する。これを10周するまで繰り返す

500フレーズを10周だから5000回、一つの文章あたり最低10回は繰り返す。

もう十分いいでしょ、と思ってから何回繰り返せるかが大切。

やり方やポイントについてもっと詳しく知りたい方は瞬間英作文で効率よく英会話を上達させる方法とポイントを詳しく解説してみるの記事で説明しているので参考にしてみてほしい。

次に︎先ほど紹介した【CD2枚付】2017年受験用 全国高校入試問題正解 英語 を使う。

これは受験用の英文の長文が載っているものであればなんでもいい。使うのは解答欄の長文の日本語訳。この日本語訳を片っ端から英語に訳していく。これも同じ文章を最低でも10周は行うようにする。

勉強方法のさらに具体的な方法については英語上達完全マップ●瞬間英作文を参考にするといいだろう。

実践で英会話をすることの大切さ

もちろん上記で説明した瞬間英作文を自分の中で繰り返していけば「日本語を英語に変換する力」は確実に付いてくる。でも、それだけでは不十分。英語は言語であってあくまでもコミュニケーションのための道具だ。

だから実戦的に「誰かと英語で会話する機会」を増やしていく必要がある。周りに外国人がいて、いつでも英語を使える環境にいれば話は別だけど基本的に日本国内にいれば日本語のみでコミュニケーションを取ることになる。

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日々の英語の勉強とは別に「英会話の時間」を少しずつ増やしていくことも考えておきたい。手っ取り早く機会を得るのであれば英会話学校でもいいけど、それなりにコストもかかってしまう。僕がおすすめするのは以下の2点だ。

  • オンライン英会話
  • シェアハウスに住んでみる

今ではオンラインで安く気軽に英会話できるサイトも増えてきているのでこう言ったサービスを利用するのもありだ。

ネット環境があれば自宅でも英会話の機会は得られる。仕事をやっていても時間を作り出せば「英会話」の回数は増やしていける。以下のオンライン英会話サービスは比較的コストも安く気軽に始められる。

 25分129円~のマンツーマン英会話

 ▶ラングリッチのskype英会話

 ▶DMM英会話

もちろんある程度会話が出来るようになってからでもいいが、早い段階でこういったサービスを利用して英会話を実際にしてみることで自分の弱点や英会話の何が難しいかが掴めてくる。この人間と対面で英会話する経験は早めに体験しておくといいだろう。

 

また、以前よりも外国人が日本に気軽に住める環境が整ってきている。これまで以上に日本の文化を楽しみたい外国人との交流ならシェアハウスに住むという選択肢もある。

▶︎日本で暮らしながら国際交流ができるボーダレスハウスという選択 

↑この記事で紹介しているボーダレスハウスというシェアハウスは国際交流に的を絞った運営を行っている。もしチャンスがあれば一つの選択肢として考えておくのもアリだろう。

ボキャビル いかにして単語を覚えていくか=単語力・表現力

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英単語力は表現力を引き延ばせる。ある程度しゃべることができても語彙力がなければそれだけ英語の表現は制限されてしまう。無くても問題ないが、あればもっと英語で話す内容が広く深くなる。

僕が英単語を覚える際に大切にしているポイントは4つ

  • アクセントがどこにあるのかをしっかりと把握する
  • 英単語を画像などのイメージと結びつけておく
  • 英単語一つだけで覚えず例文と一緒に暗記する
  • 語源を大まかにつかんでおく

まず初めの一冊を買うとしたらどの英単語帳にすべきか?と言われたら、迷わずDUO3.0をオススメする。

あらゆるサイトで紹介されているが最もネイティブ表現に近く、かつ使いやすい単語帳だと思う。英検1級レベルになればマニアックになるし、大学受験レベルになると物足りない。この単語帳はまさにその中間を補ってくれる最良の本だと言える。

ポイントはCDを必ず購入することDUO 3.0 / CD復習用 の1枚があれば充分なので手に入れておくことをお勧めする。外国人による生の声での発音は必ず耳に入れておいたほうが良い。単語の覚え方は日本語で意味をきちんと理解し、あとは例文を繰り返し声に出して覚えていくこと。この回数を上げていくのが大切だ。

ではここからさらに英単語の覚えるときのポイントをより具体的に説明していく。

英単語のアクセントがどこにあるかをみる

まず英単語を覚える時に着目するポイントはアクセント。日本語にはあまり極端なアクセントはないが、英語はアクセントの位置がしっかりしていないと相手に上手く伝えることができない。

例えば、"accelerate【æksélərèɪt】"は音節にするとac-cel-er-ateとなりアクセントは-cel-になる。これを意識しながら単語を発音していくようにする。

初めのうちは面倒だけど、ほぼすべての単語にアクセントは存在するので必ず押さえておこう。

Google画像検索で単語をイメージ化する

英単語を調べるときに必ず辞書を引くと思う。しかし、文字列だけの辞書だとイメージが伝わってこなかったりどの場面で使用すればいいのかしっくりこないことが多かった。色々と模索した結果、たどり着いたのがGoogle画像検索

例えば、"abandoned"という形容詞は辞書で引くと【見捨てられた】【放棄された】【恥知らずの】と色々な意味が出てくる。このままだとこの単語をどんな場面で使用すればよいのかがわかりづらい。

ここからもう一歩進むためにGoogle画像検索に"abandoned"と入力してみる。するとこういう画像が出てきた。

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http://www.youramazingplaces.com/34-abandoned-but-beautiful-places/

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http://www.huffingtonpost.com/2013/04/28/abandoned-farmhouse_n_3163713.html

画像になると英単語の意味がすんなりと入ってくるのが分かる。ここで着目したいのは、人ではなく建物に多くこの英単語が使われているということ。場面としては廃れた酷いありさまの建物に対して使うことを想定すればいい。

Google画像検索によって英単語をいつ、どのように使えばいいかという視点からイメージでより具体的に覚えることができる。 

語源の大まかなイメージをつかむ

語源についてある程度の知識があるかないかで単語を覚えるときのストレスがかなり違ってくる。参考にしたいのはこちらのサイト▶http://gogengo.me/

例えば、単語を大まかなくくりで書いていく。
inplicit    import    infinite

これらの英単語に共通するのは"in-"もしくは"im-"が頭につくことだ。この"in-, im-"には"内側の〜""〜でない(否定)"という意味が大まかに含まれている。

つまり、これらの単語は内側に関することや否定系の意味が込められていることになる。じゃあこのイメージを持って英単語を分解してみよう。


inplicit
→im-「内側へ」+ ply「折る」
→意味を内に含めている
→【形】暗黙の

import
→im-「内側へ」port「運ぶ」
→国内に運ぶ
→【動】輸入する

infinite
→in-「〜でない」fin「終わる」
→終わりのない
→【形】無限の


日本語で言う部首(くさかんむり、しんにょう)に似ていると言える。ただ覚えていくだけではなかなか身につきにくいのが英単語。語源に着目することでカテゴリー化することができるし、知らない単語でもある程度の意味を予測することが可能になってくる。

英語を聞く力を高めるための勉強法

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リスニング力は聞く力がつくだけでなく実はスピーキングにとっても非常に大切な要素だ。なぜなら、相手が言っていることを聞き取れないとそもそもコミュニケーションが成り立たないからだ。

聞く力はそのまま話す力にも関わってくる非常に大切なポイントだ。では具体的にどういう勉強法をしていくべきだろうか。実はとても単純な方法だけでいい。

音読すること

これが一番の勉強法だ。

何度も繰り返すことで自分の声で耳に英語を聞かせることができる。間違っても聴きながすだけの教材を手にとってはいけない。きちんと生の英語音声を聞いて、それを音読するだけでリスニング力は必ず上がっていく。

ではどうやって音読していくかを具体的に説明していく。

音読の基本的な流れ

  • 文章をすべて精読し英文を完璧に理解する
  • 1文ずつCDの音声を聴いたあとで読む 10回1セット
  • もう一度英文を精読し意味を確認する
  • 1文ずつCDの音声を聴いたあとで読む 10回1セットx4周
  • 全体を追いかけるようにシャドーイング 100回

教材を選び方については下記に当てはまる本を購入しよう。1冊で充分だ。

▶︎1ページ以上の長文がいくつも載っている
▶︎外国人が話す音声CDが付属している
▶︎難しすぎず中学〜高校生の英語レベルの本でいい

僕が最初に選んだ教材がアメリカ口語教本・中級用(最新改訂版) だ。留学するまでこの1冊を上記の流れに沿って何度も繰り返した。たった1冊でもきちんと読み込めば英語力は確実についてくるので心配はいらない。

この流れの中で大切なポイントを一つずつ説明していく。

日本語訳を見ながらまずは英文の完璧な理解をする

初めから音読をする必要はない。音読は英文を理解できて初めて効果がある。分からない単語、文法、表現などあらゆる箇所までしっかりと理解を深めておく。ここで95%以上、できれば100%に近い理解度を目指しておくことが大切だ。

英文をコンマごとで区切って(英語音声を聴く⇆音読)を繰り返す

精読が終わったら次は英文をコンマで区切る。

1文の音声を聴いて停止させてその1文を音読→また音声再生して1文を聴く→停止して音読

この流れを10回繰り返していく。ポイントは英語音声のイントネーションをできる限り真似することだ

それから再生・停止をかなりの回数行っていくため、楽に操作できるようにしておきたい。

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僕の場合はiPodを使った。片手にすっぽりと収まるし、ボタンもある程度の大きさがある。小さくてちょうどいいサイズ感が英語勉強のストレスを少しでも減らしてくれた。

必ずこうしなければいけないという方法はないし、自分にとってやりやすい方法があればそれでいい。なにしろやる事は音声の「再生」と「停止」だけだからだ。

精読・音読を繰り返して英文に慣れる

やってみると分かるが1文ずつ区切った音読はかなりの時間がかかる。10回1セットはなるべく感覚をあけずにやることをオススメする。正直、英語を口に出し続けるのはかなりの疲労感を伴う。なので、まずはこの回数に身体を慣れさせることが大切だ。

3セット目あたりからだいぶ慣れてくると思うので、そのまま合計で5セット50回を達成する。

この間で何度か英語の精読も行い、本当に英文が100%理解できている状態を目指す

シャドーイングでひたすら繰り返す100回

5セットが終わればどんな人でもその英文にかなり慣れてくる。ここまで来たら、仕上げにCD音声を流しっぱなしにする。英語の音声に遅れて真似するシャドーイングを行っていく。文字どおり100回を目標にしよう。

慣れてきたら聞くための教材を徐々に揃えていく

ある程度英語のシャドーイングに慣れてきたらもっとたくさんの英語のシャワーを浴びる段階に入ってくる。ここまでは一つの教材で構わないが、レベルが上がってくるとさらに多くの英語表現を自分の中に入れ込むことが大切になってくる。

僕がオススメする教材はアルクのヒアリングマラソン。圧倒的に聞く量が増やせることと、英語のシャワーを浴びるためにはベストな教材だと言える。

 1000時間聞くという具体的なコンセプトも自分の目標計画に落とし込めるし、音読用の教材としても幅広く活用できる。

アルクのNo.1英語教材、1000時間ヒアリングマラソン

英語勉強法と計画のまとめ

ここまでやってきて留学に行ってからも正直苦労はした。やはり現地のそれぞれの地元が持つなまりや早い英語についていけないことが多々あった。それでも自分が言いたいことはある程度英語で表現できるようになっていたし、ここまで紹介した英語の勉強法に大きな効果を感じることができた。

最後に僕がやってきた中で気付いた点や注意したい点を書いておく。

  • スケジュールと目標地点をはっきりさせる
  • トレーニングの方法を決めておく
  • 教材は沢山いらない、結局は何回英語を繰り返し音読したか?がすべて
  • 楽して英語を身につける方法はない

英語を勉強するための明確な理由を持っておくことは大事だ。それから、100冊の教材から学ぶよりもたった1冊を100回音読する方がはるかに効率的で大きな効果が期待できる。あと、「聞き流すだけ」とか「たった〇〇日で喋れるようになる」と言った簡易的な表現のある教材には注意した方がいい。英語は言語学であって地道に毎日続けていくしか上達の近道はないと感じている。

ちなみに、僕自身この英語勉強法を始めて4ヶ月目にTOEICを受けてみた。全くTOEICに関する勉強をしていなかったけど目標だった800点を越えていた。

英語の勉強を支援する沢山の便利なアプリやサイトがあるけど、最終的には「英文を何回音読したか?」で英語力の基礎部分が決まってくると思う。

地道に一歩ずつやれば誰でも必ず英語力は身につけられるはず。僕もできるなら少しでもそのお手伝いをしていければと考えています。

初心者向けの文法書と英単語用の僕がオススメする教材を選んだ記事を書きました。よろしければこちらの記事からどうぞ。

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