ぼくって服を選ぶとき、具体的には何を基準にしているんだろう・・・。
ブログを書きながらそれを明確にしていこうと思っている最中ですが、ひとつだけハッキリ言えるのは、「品質の良さ」です。
更に言えば、思わず惚れこんでしまうほど良い作りをしていながらも、品質相応の価格をしているもの。
ぼくが海外のブランド服を好まない理由はここにあります。
確かに品質は良いですが、輸入する際に掛かる関税が品質と価格を見合わないものにしている。
必然的に国内ブランドの服に目が行くのですが、その中でも本当に素晴らしい服作りを続けているブランドがあるんですよ。
デザイナーが服に込めた想いも、他のどんなブランドも真似できない技術を詰め込んで、ニットだけをただ作っているブランド。
今回はそんな素敵なニット専門ブランドをご紹介していきます。
ニット専門ブランド Episode no.,
10からのカウントダウンによって始まり、
0にて完結する物語。語り継がれる逸話とわるように。
逸話は聞く人によって日々変わり、自由な発想をプラスし、広がるように。
1つ1つの物語は人々の中で大切にされ、
より特別な想いを抱き、四季を感じ、高揚させるように。
Iroquois(イロコイ)のアイデンティティーともいえるニットをメインアイテムとし
これまで培った知識・技術を集約し、直感的なデザインや、一緒に時を刻めるようなニットを
毎シーズン(全11話)発表していきます。
それがニットを専門に作っているブランドのEpisode no.,(エピソードナンバー)
ぼくの大好きなブランド、iroquois(イロコイ)のデザイナーさんがニットを専門に作るブランドとして立ち上げています。
iroquoisはニット作りを得意としているブランドで、他のどんなブランドも使わないような高度な技術を取り入れながらそれを行ってきました。
Episode no.,はその技術を活かしたニット専門のブランドなのです。
ぼくがEpisode no.,を取り扱っているお店の店員さんに聞いた話ですが、このブランドにはコアなファンが多いそう。
中には「ニットはもうEpisode no.,で一生分買ったから必要ないよ」という人もいるんだとか。
確かに服好きを惹きつけて離さないだけの魅力がここにあります。ぼくも一生分のニットをEpisode no.,で揃えたいな・・・。
引用した文章内にもあるように、このブランドはシーズンごとにカウントダウンを重ね、0になったら終わってしまうというもの。
ファッションのシーズンは春~夏と秋~冬に分けられ、年に2回訪れます。
よって1年に2回ずつカウントダウンを繰り返す。そうして0が最後になるんですね。
ぼくが持っているEpisode no.,のニットたち
毎シーズン至極のニットを発表するEpisode no.,
その中でもぼくが持っているニット2着を紹介します。
EN04-09 GRADATION BYCOLOR (37,800円)
Episode no.,の7シーズン目となるEpisode no.,4より、GRADATION BYCOLORのご紹介。
商品名の通り、生地がグラデーションになっているプルオーバーニットです。
これ、遠くで見るとなんのこっちゃ・・・って感じですが、近くで見るとこんな感じ。
グラデーション部分に近寄ると、このようにして複数の色をした糸が交わってそれを形成していることがわかります。
そう、驚くことにこの独特の色味は糸を後から染めて作るのではなく、既に染められた糸を複雑に編み込んで表現しているんですよね。
いやもう・・・芸が細かい。こんな高度な技術、他のどんなブランドでも見たことがないでしょう?
Episode no.,のニットは見た目だけじゃなく、着心地だって抜群です。
コットン×アクリルの優しい肌触りに加えて肩を落として腕部分にゆとりを持たせたシルエット。
このお陰でインナーを多く着込みがちな冬でも、服がかさばってゴワゴワしないのが嬉しいですね。
EN00-10 MOHAIR TUCK OMBRER (38,800円)
2着目はモノトーンのオンブレ―チェック柄がクールな、やや着丈長めのニット。
このニットには商品名にもあるように、なんとモヘヤを使っているんです。
モヘヤとはアンゴラヤギの毛を指し、まるで空気のような軽さながらも抜群の暖かさを誇る高級素材。
天然素材が貴重な今となってはどうしても材料費がかさむのでどのブランドも手を出せずにいます。
作れることには作れますが、売値も非常に高くなってしまうんですよね。
それゆえヴィンテージや少し高めのレギュラー古着を扱っている古着屋さんへ行くとモヘヤニットは大人気。
今の時代に1万円台でモヘアニットが買えるのは古着屋くらいですからね。
お店へ入るなり店員さんも「モヘア入荷しましたよ」とおすすめしてくるレベルです。
Episode no.,はそんなモヘヤを贅沢に使い、デザインも凝らせながら4万円以下でそれを売ってしまう。
この価格でモヘアニットを販売できるのは、ニット作りに精通したブランドだけ。
Episode no.,は既に終焉を迎えたブランド
ここまでEpisode no.,というブランドを紹介してきましたが、実は先ほどのモヘアニットはEpisode no.,0のアイテム。
つまりEpisode no.,は既に0までのカウントダウンが終わっており、事実上もう新しいアイテムは販売されないんですね。
ぼくがEpisode no.,を知ったときには既に4までカウントダウンが終わっていました。
ずっとiroquoisが好きなぼくでも、実際に見たEpisode no.,のアイテムは半分以下。
それらのニットを新品で買うことはほぼ不可能ということです。
Episode no.,のニットはブランド古着で手に入れる
それでもEpisode no.,のニットがもっと欲しい。
そう思っているぼくは常日頃たくさんのブランド古着屋でそれを探し求めています。
実店舗を探すのはもちろんですが、ネット通販のチェックも怠りません。
ぼくが持っているEpisode no.,4のニットはブランド古着屋の通販サイトで買ったもの。
これだけ作りにこだわっていても需要の関係で中古相場はやや低めなので、なんと5,000円で手に入れることができたんです。
ブランド古着屋のネット通販を探しているとこういったことがザラにありますね。
定価の高い服を安く手に入れたいならこれを使わない手はありません。
ブランド古着のネット通販でいえば、ぼくが特によくチェックしているのはZOZOTOWNの古着部門であるZOZOUSEDです。
他のブランド古着通販サイトと比べても、中古相場を無視した明らかに安すぎる価格で色々なブランドの古着を販売しています。
この記事を読んでEpisode no.,のニットに興味を持った方は、ZOZOUSEDも覗いてみてくださいね。
ZOZOUSEDで買い物をするなら事前にZOZO IDでログインするか、それを持っていない人であればアカウントを作るのがおすすめ。
ZOZO IDを持っているだけで、ZOZOで使える1,000円割引のクーポンがほぼ毎日送られてくるようになるんです。
ぼくがこの記事を書いている今日はBEAMSで使える1,000円割引のクーポンを手に入れることができましたよ。
Episode no.,のように新品では手に入らないブランド服を探していたり、定価では高くて買えない服がある人は是非チェックしてみてください。
見つかる確率はやや低めですが、破格で売られているのをみてきっと驚くはずです。