毎日毎日、やりたくないことを沢山やっている人は本当にたくさんいるなあと思います。
特に女性。家族の世話とか彼氏の世話とか。頑張りすぎです。
社会生活の中では、他の方に何かをお譲りする場面にも出くわしますし、わたし自身、会社勤めをする日々の中で「100%我慢してないよ!」とは言いきれません。
が。
自分の意志と180°逆のことはもうやめました。無茶な我慢も、断捨離しました。
わたしも昔はそうだった
この記事を書こうと思ったのは、ちえりさんのブログを読んでから。
わたしはあなたのお母さんじゃありません - もう結婚した(くな)い!
わたしも以前、ちえりさんのような時がありました。
まるでお母さんのように、同居中の恋人の世話をしていたんです。
今、ちえりさんはさぞ辛かろうと思います。
さて、この記事を書くにあたり、まずちえりさんを責めるつもりのないことを書きます。内容は似たようなことになるかもしれないけれど、彼女個人を攻撃するつもりは一切ありません。(そのことは、ちえりさんご自身がよく分かってくださるはずです。)
同様に、わたしの元同居人のことも責めるつもりはありません。以上2点をご理解の上お読み進めくださいませ。
なぜわたしがお母さんを演じていたか
当時、自分に自信がありませんでした。
だから自分を頼って生きている人が側にいることが、喜びだったんです。
家事負担がわたしのほうが明らかに多いことにプリプリと文句を言いつつも、無意識のうちに彼のお母さん役を演じ、自己承認欲求を満たしていたのでした。
そして彼も、無自覚ながら、お母さんのようなわたしに甘えていました。
断捨離とか、手伝ってましたしね。笑
【大掃除】同居人の持ち物を、一緒に断捨離 - よりどりみどり
今だったら「やりたいならそのうち自分でやるだろう」と放って置くと思いますが、当時はそれが出来ませんでした。
共依存を脱出
以前のわたしたちのことを「共依存」と呼ぶことも出来たかと思います。
ピーターパンとウエンディのような関係。
先日、彼とわたしは、お互いにその事実を認め合いました。
▼「ピーターパン症候群」「ウエンディジレンマ」など聞いたことがない人はこちらをどうぞ
夢見がちな男はお好き?「ピーターパン・シンドローム(症候群)」 - LAURIER PRESS(ローリエプレス)
彼と恋人関係というパートナーシップを解消した一因の中には
「一度関係性をリセットしないと依存関係は断ち切れない」という考えもあって。
ああ、確かにそうだったね。
と、お互いに認めて初めて、依存関係を脱却できたのです。
どうしてやりたくない家事をやるか
話を戻しましょう。
あなたはなぜ、ストレスを溜めながら、どうしてやりたくもないと思っている家事をやるのでしょうか。
答えは簡単!
「あなたがやりたいから」
「あなたがやることを望んでいるから」
ですよね?
・・・いやいや、違うよ、みどりさん。だったらやってないって。
と言うならば、文句が出るのはどうしてでしょうか。
こんな思いはありませんか?
「あの人には任せておけないから・・・仕方なくやっているの!」
「あの人には出来っこないから・・・仕方ない」
「家事をやりたくないなんて言ったら、あの人に呆れられて、嫌われるかもしれない・・・嫌われるくらいなら、我慢した方がいい!」
「わたしがやったほうがうまくいくから・・・あの人は家事ができない」
実際にわたしが思っていたこと
上で挙げたのは、全部わたしが思っていたことですが
皆さんにも当てはまるのではないでしょうか。
そうしてプリプリ家事をしたり、やりたくないことをして、どんどん我慢が増えて、、
ストレス激増( ;∀;)
どうして「わたしは嫌だ」と言えないか
ハッキリ言いましょう。
それは、あなたが相手を信頼していないからです。
家事をしない相手が悪いのではありません。
もう、完全にあなたが悪い。あなたのせい。
彼のこと。旦那さんのこと。家族のこと。
全ッ然信頼してませんよね。
信頼関係がないから、コミュニケーションもうまく取れないし、話もできない。
もし相手を信じていたら
「嫌だ!!やりたくない!!!」と言えるでしょう。
「わたしのことをこんなに悲しませて、なんとも思わないの?」
「もっとわたしのことを大切にして!」と涙ながらに訴えられるでしょう。
そうして相手が、
「ごめん!じゃあ俺は明日から洗い物をやるよ!」と言ったら、100%任せられるはずです。
彼がどんなペースで、どんなやり方でやろうと、彼のやり方を尊重できるはず。
どんなに洗い物がたまっても、手をかさない。シンクが汚れても、気にしない。
丸投げして、全責任を彼に与えて、任せる。
それが出来ずに「あーやり方が違う」とか言って手を出しちゃうってことは、
相手のことを信じてないってことなんです。もう全然。
彼は一生懸命洗い物をやっている。そこで、このやり方が悪い、あれがダメだ。小さなことを言い出したり手を貸したりしたら、せっかく一生懸命やっているのに、もう一瞬でやる気無くしますよね。
無条件に信じろ
毎日一緒にいる大切なお相手です。
もっともっと、無条件に信じてみたらいかがでしょうか。
こんなこと言ったら嫌われるかも。怒られるかも。ではなく
あの人にはどうせ出来ないから。ではなく
もっと言いたいことを言ってみる。
どうせ聞いてくれない、なんて思わずに、真剣に、諦めずに、何度も、ちゃんと伝えてみる。
肝心なのは、あなたのイライラやヒステリーをそのまま相手にぶちまけることではありません。
どうしたらあなたの我慢が減るかを真剣に考えて行動に移すこと。
こうしたら嬉しいだろうな!と感じることを楽しそうに彼や旦那さん等に提案すること。
ご自分の感情を大切にすることから発せられる言葉は、きっとお相手にもスッと届くでしょう。
家事代行という手法もある
「自分の他に家事をやる人がいないから仕方ないんです!」と言う方は、それでもやりたいならやってください。
やりたくないなら、家事代行を頼むという方法もあります。
今は、一時間1500円でハウスキーピングをお願いできる時代。
一般人にだって使えます。一人暮らしのわたしも最近利用中。
お金がないなら稼げばいいんです。彼に稼いでもらえばいい。
そんなの無理とか言わない。みどりだからできるとか思わない。
どうしたら無理なく、来月1500円、3000円、いやもう少し収入が増えるか、まず考えてみる。
文句を言うよりよっぽど建設的じゃあありませんか。
やりたくないなら一切やらなくていい
やりたくないならやらない。彼や家族に出来ないと伝える。
家事代行を頼んでもいい。悪いことでもなんでもありません。
あなたが家事をやめたとして、やりたくないと言って、
たとえ呆れられても、怒られても、いいじゃないですか。
そんなことで壊れる関係性ならそれまでのこと。
でも多くのカップルやご夫婦・ご家族が、きっと違うと思いますよ。
あなた自身が我慢を一切合切やめたとき、初めて、嬉しいことがフッと起こるようになります。
彼が夕飯の支度を自分からやってくれる。
帰り道にあなたの好きなおやつを買ってきてくれる。
洗い物を自主的にやるようになる。
やりたくない家事をやめて、喜びと愛のあふれた生活をするための第一歩。
それは、まず、相手を無条件に信じること。
そして、勇気を持って、ご自身の我慢をやめること。
これに尽きるんじゃないかなと思います。頑張って!
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