イスラエルの占領地のゴラン高地で、シリア側からの銃撃、臼砲が落下し、これに対してイスラエル空軍が報復して、ISメンバー4名を殺害した模様です。
al qods al arabi net とy net news の報じるところでは、イスラエル軍がイスラエルの占領地ではあるが、フェンスの外で待ち伏せ攻撃の訓練をしていたところ、シリア側からの重機関銃と臼砲の射撃があり、イスラエル側に死傷者はなかったが、直ちに反応したイスラエル空軍がISメンバー4名を殺害したとのことです。
記事は、この事件はこれまでと同様に、シリア政府軍と反政府軍とが交戦し、その弾丸等がイスラエルに落下したものとしていますが、これまでは国境警備の責任はシリア政府にあるとして、政府軍に報復してきたところ、今回はISを報復対象としているところが違います。
また射撃したのがISで、そのメンバー4人が死亡したとの情報の入手も非常に素早いし、攻撃の直後に反応したとの話も、若干できすぎで、おそらくはゴラン高原の反政府派がISになった(彼らはこれまでもダマス近郊等で活動していた)との情報を得ていて、何時でも反応できるように、航空機も待機させておいたのだろうと思います。
今後のISの反応が気になります
http://www.alquds.co.uk/?p=636561
http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4884827,00.html