赤ちゃんはうつぶせ寝が好き?5つのメリットと4つのポイント!窒息に注意!

赤ちゃんは、うつぶせ寝が好きなことをご存知ですか?ママのお腹にいたときの体勢に似ているうつぶせ寝は、実は安心できる体勢なんです。しかし、窒息や乳幼児突然死症候群の危険性にもつながるのでは、と警戒されている寝方でもあります。うつぶせ寝の持つメリットと、うつぶせ寝をさせるときに整えたい環境や注意点について紹介します。

赤ちゃんはうつぶせ寝が好き?

赤ちゃんというと、仰向けですやすやと眠っているイメージがありますが、実はうつぶせ寝が好きだとされているんです。でも、うつぶせ寝をしている赤ちゃんを見ると、息ができていないのでは!?とびっくりしてしまいますよね。

なぜ赤ちゃんはうつぶせ寝が好きなの?止めさせたほうがいいの?どんなことに気を付けたらいいの?心配になってしまうママやパパに知ってもらいたい、うつぶせ寝のメリットや注意したい点があります。

うつぶせ寝の基本情報について

そもそもうつぶせ寝ってどんな体勢?いつから始めるの?意外に知らな、いうつぶせ寝の基本情報をお伝えします。

うつぶせ寝ってどういう体勢?

うつぶせ寝とは、簡単に言えば仰向けの反対です。つまり、布団側に、体の前面をくっつけて寝ている状態の体勢のことです。体の小さい赤ちゃんがうつぶせで寝ていることで、布団に埋もれて寝ているように見え、胸が圧迫されていたり、呼吸が苦しいのではないかと、ママやパパは心配になりますね。

寝返りが始まり寝返りをできたものの、仰向けに戻ることができずにそのまま眠っている状態が、うつぶせ寝を始めるタイミングとされています。

本当は赤ちゃんはうつぶせ寝が好き

仰向けに戻れなくて苦しい?と心配してしまいますが、赤ちゃん自身はうつぶせ寝が好きなのだそう。これは、ママのお腹にいるときの体勢が関係しているとされます。

お腹にいるときの赤ちゃんは、手足を丸めてうつぶせや横向きに近い体勢なのだそうです。うつぶせ寝は、赤ちゃんにとって安心できる体勢だったんですね。

うつぶせ寝が始まる時期はいつ?

赤ちゃんがうつぶせ寝を始めるのは、寝返りをし始めたときなのだそうです。寝返りをし始めるタイミングは赤ちゃんによって異なりますが、およそ生後5~6ヶ月頃の場合が多いとされています。

しかし、早くに寝返りをする赤ちゃんでは生後3ヶ月頃の場合もあり、またゆっくりの場合は1歳近いこともあるとされています。

うつぶせ寝において大切なのは、寝返りの状態から元に戻る「寝返り返り」ができる前の段階です。苦しくなった時に自力で戻れるまでは、できるだけ仰向けに戻してあげたり、近くで見守る環境を整えておきたいですね。

うつぶせは低月齢から練習しておこう

うつぶせの練習をすることは、赤ちゃんの筋力を向上させたり、寝返りや首すわりの練習につながるのだそうです。生後3ヶ月頃を目安に、少しずつ練習をしてみましょう。

まずは10秒程度、赤ちゃんの機嫌がいいときを狙って、始めてみると良いのだそうです。柔らかいマットなどの上では行わず、顔の近くには何も置かない環境をつくってから始めましょう。

赤ちゃんを支えながらそっと下ろします。両脇の下に片方の腕を支えのようにして、もう片方の手でおなかやおしりをそっと支えてあげると、負担がないですね。

またはじめの頃は、赤ちゃんの両脇にくるくる丸めたタオルを1枚胸の前を通るように挟んであげると、赤ちゃんが苦しくないのでおすすめです。嫌がった場合は、無理に続けずにやめることも大切です。

実はたくさんある!うつぶせ寝のメリット

うつぶせ寝には、不安や怖いというイメージを持つママも多いと思いますが、実はメリットもあるんです。赤ちゃんもママも嬉しい、うつぶせ寝のメリットを見ていきましょう。

1.呼吸が楽になるのでよく眠れる

赤ちゃんにとってうつぶせ寝は、安心できる体勢です。安心しているから深く眠りにつくことができ、快適なのだそう。そして、うつぶせ寝をすることは呼吸をしやすくなり、血液循環が良くなることにつながるとされています。楽に呼吸ができるからこそ、深く質の良い眠りをすることができるんですね。

2.深い眠りにつくことができるため、夜泣きが減る

深く快適に眠っていることで、ママを悩ませる夜泣きを減らすことにつながるのだそうです。赤ちゃんが気持ちよく眠っているため、朝までぐっすりと眠り、朝もぐずらずに起きてくれることにもつながるとされています。寝不足になりがちなママにとっては、嬉しい効果ですね。

3.体重でお腹に空気が溜まり、ゲップが出やすくなる

新生児の赤ちゃんへのお世話で、悩むことのひとつでもあるゲップが、うつぶせ寝によって出やすくなるのだそうです。新生児の赤ちゃんの胃は、入口が閉まってなく、少しの刺激で吐いてしまうのだそう。

仰向けの状態だと、ゲップが胃の上の方に溜まりやすくなり、ゲップと一緒に胃の中の物も吐き出してしまうこともあるとされています。しかし、うつぶせの場合は、胃の入口が上向きになります。そこに、お腹へ自分の体重がかかることで空気が溜まり、ゲップが出やすくなるのだそうです。

4.頭の形がきれいに整えられる

赤ちゃんの頭は柔らかく、同じ方向ばかり向いて寝ていると、頭の形がきれいに整わないと言われますよね。ときどき赤ちゃんの頭の向きを変えている、というママも多いかもしれません。うつぶせ寝の場合は、後頭部を圧迫していないため、頭の形がきれいに整うとされます。

5.こんな効果も?運動機能が発達する

うつぶせの練習による効果とつながるものがありますが、うつぶせ寝の場合も、運動機能の発達に良い影響を与えるとされています。

うつぶせ寝をしていると、起きたときには首を持ち上げたり左右に動かしてママを探したり、おもちゃに触ろうとして手を伸ばしたりと、筋肉への刺激となる行動をする機会が増えます。

筋力は使うほどに発達するため、動かす機会が増えることで、お座りやハイハイなどの運動機能の発達にもつながっていくと言えます。

知っておきたいうつぶせ寝のデメリット

メリットの一方で、うつぶせ寝をさせる前に、知っておきたいデメリットもあります。把握しておくことで、ママやパパが注意できることもあります。

1.環境に注意!窒息のおそれがある

特に、自分で仰向けに戻れない赤ちゃんは、うつぶせ寝のまま窒息してしまうおそれも考えられます。顔が埋もれてしまう環境で寝かせるのは止めましょう。

2.乳幼児突然死症候群の可能性につながる

乳幼児突然死症候群とはSIDSとも呼ばれ、元気だった赤ちゃんが、事故などではなく眠っている間に突然亡くなってしまう病気のことです。はっきりとした原因がまだ分かっていない状態で、生後2~6ヶ月の赤ちゃんに多く見られるとされており、2歳頃までは発症の可能性もあるのだそう。

おおそ6,000人~7,000人に1人の割合で起こるという、乳幼児突然死症候群ですが、発症につながるリスクを防ぐための方法は発表されています。そして、その中にうつぶせ寝への注意が含まれています。

SIDSを発症した赤ちゃんでは、仰向けよりもうつぶせ寝の状態だった赤ちゃんの方が、割合が多いのだそうです。また、欧米ではうつぶせ寝の赤ちゃんに発症すると言われたことから、うつぶせ寝は注意すべきだと言われています。

うつぶせ寝にすることがSIDSを誘発する原因となる、とは言い切れないようですが、可能性につながるひとつであるという認識を持っておきましょう。

うつぶせ寝をさせるときの4つのポイント

心配なことはあっても、メリットも多く赤ちゃんも好きで、気付くとうつぶせ寝をしているという場合も多いですよね。うつぶせ寝の不安を解消するには、環境を整えてあげることが最も大切です。

1.寝息や呼吸を確認!かならずそばで見守る

赤ちゃんの顔色が見えるよう、うつぶせ寝をしているときは、そばで見守るようにします。また、寝息が聞こえないなど、心配なときは手のひらをかざすなどして、呼吸をしているか確認します。長い時間、そのまま放っておくことのないようにしたいですね。

また、赤ちゃんはまだ体温調節が上手にできません。暑すぎると体温が上昇して脳がストップし、呼吸が止まってしまうおそれにもつながる危険性があるとされています。室温をあたためすぎず、衣服も着せすぎないようにしましょう。

大人がちょうどいいと思うよりも、1枚少ない状態が適切だとされています。暑そうにしていないか、汗をかいていないかを見守ってあげましょう。洋服については、フードのあるものや袖の長いもの、首回りが大きく、顔がすぽっと入ってしまうようなものも危険なため、避けることがおすすめです。

2.布団やマットレスは固めのものを使う

布団やマットレスは、ふわふわした柔らかいものではなく、固めのものを使います。柔らかいものだと、赤ちゃんの顔が沈んで鼻や口が埋もれてしまう危険があります。

また、シーツを敷いている場合は、しわがないよう、ピンとしっかりはっておきます。大人には少しのしわでも、赤ちゃんには鼻や口をふさぐ障害になってしまう可能性があります。

3.赤ちゃんの周りに物を置かない

赤ちゃんのベッドや布団周りに、ついおもちゃやぬいぐるみを置きたくなってしまいますよね。しかし、うつぶせ寝の赤ちゃんにとっては、危険なものにつながってしまいます。

いつの間にか赤ちゃんが移動しており、埋もれてしまう可能性や、ぬいぐるみが倒れてきてしまう可能性もあります。赤ちゃんの周りには何も置かず、すっきりとさせておくようにします。

4.枕やタオルで段差をつくらない

枕も、やはり危険なものにつながる可能性があります。枕はふわふわと柔らかいものであることが多く、鼻や口がふさがれる危険性があります。また、枕だけでなく、顔のあたりにバスタオルなど、段差になるものを置くことも止めましょう。

うつぶせ寝の赤ちゃんをそっと見守ろう!

赤ちゃんが気持ちよさそうに眠っている姿は、見ているだけで幸せな気持ちになりますよね。うつぶせ寝は、確かに注意したいところもありますが、メリットも多く赤ちゃんが安心して眠れる体勢でもあります。

赤ちゃんの寝返り返りの状態や、眠っているときの様子、眠る環境などママやパパができる注意や対策を取りながら、健やかな赤ちゃんの眠りを見守っていきたいですね。

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