新生児のゲップはどうやって出すの?上手に出すための6つのポイントや出ない時の対処法!

初めての赤ちゃんのお世話のうち、ミルクの後のゲップは見ているのは微笑ましい光景ですが、お母さんは結構必死だったりします。出ないとどうなってしまうのか心配です。病気になってしまうかも?何か他に怖い病気が隠れていないかというのもありますね。今回はゲップの出し方と病気の話についても調べてみましたのでご覧下さいね。

簡単!新生児のゲップを出すコツ!

新生児は、生まれて初めての食事はミルクですね。産婦人科で「新生児はミルクの後にゲップをさせてくださいね」と言われたと思います。そこで、ゲップをさせる必要がある事がわかったと思います。その方法も指導してもらったのではないでしょうか。

ただ、どうしてゲップを出させないといけないのか疑問に思ったことはありませんか。また、あまり上手くゲップを出してあげられなくて困ったことはありませんか。他のお母さんたちは、どうしているのかと気になりますね。そこで、上手くゲップを出してあげるコツを調べてみましたので、どうぞ参考にしてくださいね。

赤ちゃんにゲップが必要な理由

どうしてゲップを出してあげないといけないのか、理由がわかれば安心ですね。赤ちゃんの状態がどんな風になっているのか、苦しい気持ちも理解できますから。忙しいお母さんですが、忘れずにゲップを出してあげられそうですね。

ミルクを胃の中に入れるため

赤ちゃんは、お母さんのおっぱいや哺乳瓶からミルクを飲みます。その時に空気も一緒に飲み込んでしまいます。新生児は、食道や胃がまだ未発達な状態なのです。胎内ではお母さんから直接養分をもらっていたのですが、生まれてから初めて空気に触れ、初めてミルクというものを口にして「生きて」いかなければならないのです。

環境の違いに慣れるまで本当に大変なのだと思います。ですから、まだミルクは口から、空気は鼻からというように区別して飲むことは出来ません。それは、徐々に慣れてできる様になるのですね。それで、胃の中に入ってしまった空気とミルクを、お母さんが空気だけを出してあげる作業が必要になります。

ゲップは、赤ちゃんが飲み込んだ空気を出すという大事な仕事なのです。胃の中にミルクだけが残るように行います。

吐き戻さないようにするため

赤ちゃんが、ミルクと空気を同時に胃に入れてしまったと説明しましたが、ゲップをさせて空気だけを出してあげないと、あとでミルクを吐き戻してしまうのです。ですから、ゲップをさせてあげなければいけないのですね。

息苦しくしないため

赤ちゃんは、ミルクと空気を吸ってしまい、気管から胃までいっぱいになって苦しくなっています。ゲップはさせるのは、赤ちゃんが息苦しくならないために必要なことなのです。

お腹を圧迫しないため

赤ちゃんは、いっぱいになったお腹がパンパンになっています。腹部膨張と言い、お腹が硬く張った状態ですね。このままでは苦しいので、これ以上お腹が圧迫されないように状態を解消してあげる必要があります。

ゲップが出ないとどうなる?

ゲップが、もし出ないと一体赤ちゃんはどんなことになるのでしょうか。ちょっと不安ですね。大変な事になってしまうのかどうか、そんなに心配しなくても済むのか気になるところです。ひとつずつ見てみましょう。

ミルクが胃に入らず消化不良

赤ちゃんには、まれに胃食道逆流症というものがあります。ミルクを吐き出してゼイゼイという感じになり、時には気管支炎やひどいときでは肺炎になったりする事もあるようです。突然死症候群の原因のひとつと言われています。

これは、赤ちゃんの食道や胃がまだ未熟であることが原因で、成長とともに治ってしまうことがほとんどだということです。

ミルクを吐き戻す

赤ちゃんは、ミルクをちょっとした事で吐き出す事があります。ミルクを飲んでいる間もたくさん空気も一緒に飲み込んでいます。途中で咳き込んでミルクを吐き出すこともあります。心配になるかもしれません。ただ、吐き気が伴っていない場合は心配はないようですが、吐き気がある場合はちょっと注意した方がよいかもしれません。

あまりにも大量に吐く、吐き出す回数が多い、体重が増えていないなどの場合には小児科で診てもらう方がよいようです。また、咳き込みが激しく、ぐったりしてしまったら救急病院へ行く事をお勧めします。

気管が詰まって息苦しい

赤ちゃんは、ゲップによって飲み込んだ空気を外に出しますが、次のような症状は病気も隠れているかもしれません。犬が吠えるような咳,息を吐いたりミルクを飲むときにのどがゴロゴロ鳴ったりという症状がある場合です。また,繰り返すと肺炎を起こしたりという事もあります。

気管軟化症と言い、息を吐いたときに気管や気管支の断面が扁平になって狭くなる病気です。もし疑いがある場合は小児科に行く方がよいかもしれません。

空気がお腹を圧迫する

ミルクと一緒に飲んだ空気がゲップとして出ないと、お腹にガスが溜まって大きくパンパンに張ってしまいます。これは苦しそうですね。ゲップが不足すると、こんな症状になりますので判断の材料になるのではないでしょうか。

上手なゲップの仕方

上手にゲップを出して上げられるようになると、毎回楽ですね。お子さんによって有効な方法は様々かもしれません。その時々によっても違うかもしれません。皆さんが実行されている方法を知っていると、自然に次々に試していけますから、ちょっと頭に入れておいてくださいね。

空気を通りやすくしてあげる

赤ちゃんの胃の中に入ってしまった空気を出す事が目的ですね。それなら胃の事をちょっと知っていたら役に立ちます。胃の向きの事ですが、ミルクと空気が入ってきたところは「胃の噴門(ふんもん)」と言います。ゲップを出してあげるのは、その場所から口に向かってです。

胃の噴門は、当然体の上に向かった方向ですが少し背中の方に向いています。その方向を上に向けてあげると良いということになります。授乳後に少しゆっくり時間を取り、タイミングを見ながらトントンとリズムを取りましょう。

新生児を縦抱きにする

赤ちゃんを抱っこしてゲップを出させるとき、いくつかあるのですが「縦抱き」にします。横に寝かせたような抱き方ではありません。まだ首がすわっていないので、首を支えてあげてくださいね。胃には、まだ空気が残った状態で、ミルクが食道に戻ってきて赤ちゃんが苦しそうな時もこうしてあげる事で楽になります。

新生児の胸がママの肩に乗る

赤ちゃんを縦抱きにして、ママの肩に乗るような形は赤ちゃんも楽ですね。ミルクを吐いてしまうと汚れますので、肩にはタオルなどを置いてゲップさせてあげましょう。背中を軽く「トントン」としてあげると効果があります。

背中を下から上へさする

縦抱きをしたら、背中を「トントン」叩くかわりに下から上へ軽くさすって、ゲップをうながしてあげると出やすくなります。ゲップにかかる時間はその赤ちゃんによって異なりますが、おおよそ5分前後はスキンシップを含めて背中をさすってあげる時間にしてみてください。

うつ伏せで背中を丸くする

縦抱きでダメな場合、赤ちゃんを「うつ伏せ」の形にして背中を丸くさせる方法もあります。先ほどご説明しました胃の噴門は少し背中を向いています。胃の噴門から空気を出さなければなりませんから、背中を丸くさせて噴門を上に向けてあげます。空気は重力の関係で上に出て行きますから、そのような方向に向ければ良いということですね。

うつ伏せは、乳児突然死の危険もありますから短時間で行い、目を離さないでください。お母さんのひざに赤ちゃんの顔を下に向け、背中を丸くしてあげてゲップをさせてみてください。

頭を高くして寝かせる

頭の位置を高くして仰向けに寝かせてあげるのも方法です。バウンサーなどがありましたら利用できます。もし、バウンサーがなくとも、頭の位置は出来るだけ高くして下さいね。まだ首がすわっていませんから、ずり落ちたりしないように、短時間で行い目を離さないようにしてください。

ゲップが出ない場合は?

いろいろな方法を試したけれど効果がないという時、本当に心配です。ゲップが出ないと、赤ちゃんはどうなってしまうのか、胃に空気とミルクが入ったままだと病気になってしまうのではないか、というのが一番の心配事ではないでしょうか。

いいえ、そんなことにはならないようです。

しなくても病気にならない

ゲップをしないと病気になってしまうのかという事については、通常は大丈夫なようです。赤ちゃんが苦しそうにしていないなら安心してよい、というのが小児科医の意見です。もし苦しそうにしていたら、やはりゲップを出してあげないといけないようです。

横向きにすると勝手に出る

縦抱っこで、トントンしても出ない場合、横向きに寝かせてあげる方法もあります。右を下に横向きにすると自然に出るという事があります。

代わりにおならをする

ゲップをするのが、どうしても不得手な赤ちゃんがいるようです。でも代わりにおならをするのなら心配する必要はないようです。胃の中に入った空気は、腸の方に行きおならとなって出るのですね。

授乳中や授乳後にゲップやおならが出ないとしても、寝るまでには何らかの方法で空気を出せることが多いのであまり心配し過ぎないようにしましょう。

注意したい病気

胃軸捻転症 いじくねんてんしょう

ゲップが出ない赤ちゃんで、胃軸捻転症というものがあります。赤ちゃんは生まれてすぐは、胃が動きやすく上後方に捻じれやすいのですが、捻じれてしまった場合になる症状です。その場合、飲み込んでしまった空気はゲップになり口の方には行けません。空気は腸の方に行ってしまい、お腹はパンパンに張ってしまいます。

空気はゲップとなって出ることが出来ないので、おならになります。また、縦にして抱っこしていると捻転が元にもどるのですが、横に寝かせると苦しくて泣くという事から、似た症状があれば胃軸捻転症を疑った方がよいかもしれません。

ただ、この症状は重いものではなく、胃が固定するまでの2、3ヶ月で自然に良くなる事が多く、大抵は心配をしなくても良いという事のようです。胃軸捻転が良くなったのかどうかの目安として体重の増加があるかどうかで判断をして下さいね。

また、この症状でミルクを吐く場合、またおならを全くしない場合は別の病気があるかもしれませんので小児科の先生に診ていただいてくださいね。

肥圧性幽門狭窄症

ゲップに関係して、ミルクを吐き出すことについての注意すべき病気に「肥圧性幽門狭窄症」があります。生後2~3週から3ヶ月位までの赤ちゃんがミルクを吐く病気ですが、筋肥厚性幽門狭窄症とも呼ばれています。

胃の出口 に幽門筋という所がありますが、肥厚して次に流れるべき十二指腸に行けずに胃の中に留まります。そこで,ミルクで胃が一杯になると、「噴水状」に 大量に吐く事になります。吐いてしまってもやはりお腹はすいていますから、赤ちゃんは更にミルクを欲しがります。

幽門筋がなぜ肥厚するのかは正確にはわかっていないそうです。この病気 は初めての赤ちゃんや、男の子に多くみられるという傾向があるようが、一概には言えないという事です。また、この病気を判断するのは、「噴水状」に大量に吐くというのがポイントになります。

治療法としては、内視鏡による外科的治療や注射による方法などいくつかあるようですので、この病気が疑われる方はなるべく早く小児科の先生にご相談くださいね。

消化管穿孔

やはりミルクを飲めなくなったり、吐くようになる病気に「消化管穿孔」があります。徐々にお腹が膨れて、硬くなってきます。腹壁を通して黒っぽ い色が透けて見えるという事もあるようです(漏れ出した便の色)。男の子では、陰嚢が大きく赤黒く腫れてくることもあります。レントゲンで見ると胃や腸の外にガスが溜まる、という症状がみられます。

この病気は、消化管(胃、十二指腸、大腸、小腸) のどこかに穴が空いてしまって、ミルクや食べ物が外に漏れ出しているという病気です。外科的治療が必要となります。低出生体重児に多くみられるもので、最近の数は増えているようですから注意が必要です。

赤ちゃん本人も本当に大変なんです

生まれてから、環境がびっくりするくらい変わってしまい赤ちゃんは本当に大変なのだと思います。お母さんも確かに赤ちゃんの世話が大変なのですが、この世界に生きている経験が長いのでピンとこないかもしれません。赤ちゃんは、泣いて「異常を知らせる、して欲しい事を知らせる」しかありません。

ただ、新米のお母さんは必死にその理由を探ろうとして神経質になりノイローゼにもなったりします。この記事にいろいろな方法を書きましたが、他にもたくさんの情報を得ることができます。

ゲップを上手にしてあげられない事で、あまり神経質にならず気持ちを楽に持ってくださいね。赤ちゃんにもその感情が伝わります。どうぞ授乳時期が無事に上手くいきますように願っております。

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