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大宮OPA、出店10年で撤退 競争激化で客足落ち来年1月閉店

2016/11/23 7:00
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 JR大宮駅(さいたま市)西口駅前の商業ビルに入居するイオン系ファッション専門店「大宮OPA(オーパ)」が2017年1月29日に閉店する。12月2日から閉店セールを始める。郊外型大型ショッピングセンター(SC)や近隣の商業施設に押され客足が落ちており、出店から10年で撤退を決めた。県内随一の都市、大宮から有名店が1つ、消えることになる。

 大宮オーパは駅西口からペデストリアンデッキで直結する商業施設「DOMショッピングセンター」の2、3階に入居する形で07年3月に開業した。売り場面積は2800平方メートル程度。主に20~30代の女性向けのファッションブランドが多く、現在は32店舗が営業している。

 運営するイオンモール子会社のOPA(千葉市)は大宮オーパの売上高を公表していない。ただ、施設関係者によると、近年は客足が低迷していたという。背景には、近年周辺に大型SCや商業施設が相次いで進出したことがある。

 さいたま市内ではさいたま新都心駅近くに「コクーンシティ」が15年に新装開業し、年間3060万人を集客する。約300店が入居する三井不動産のららぽーと富士見(富士見市)も同年に開業し、埼玉県南部など広域で集客している。大型の商業施設の開業が相次いでおり「利用客が分散した」(関係者)。

 大宮オーパの閉店後もDOMショッピングセンターの営業は継続する。大宮オーパの後継テナントは未定だが、貸主のダイエーは「大宮駅は乗降客数が多く魅力的。ファミリーも楽しめるようなテナントを選ぶ」としている。

 県内他地域との集客競争が激しくなるなか、大宮周辺では官民が連携した地域振興策が活発になっている。さいたま市は大宮駅を通る新幹線の沿線沿いの自治体と協力した「東日本連携・創生フォーラム」を開く。高島屋大宮店やアルシェ、そごう大宮店などでつくる東日本連携推進協議会は、東日本の名産品を大宮で発信する取り組みを展開している。

 大宮オーパは来年1月の閉店を前に12月2日から閉店セールを実施する。2~4日はポイントを10倍にするキャンペーンを実施するほか、10日は5000円の買い物で500円のクーポンがもらえるキャッシュバックも実施する。

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