伝統の「秩父夜祭」前に山車の組み立て 埼玉 秩父
埼玉県秩父市で、来月2日から伝統の「秩父夜祭」が始まるのを前に、けんらん豪華な山車の組み立て作業が行われました。
毎年12月2日と3日に秩父市で行われる「秩父夜祭」は、精巧な彫刻を施した6台の山車の練り歩きが呼びもので、今月にも、ユネスコの無形文化遺産に登録される見通しです。
祭りを前に、27日は山車を所有する6つの地区で組み立て作業が行われ、このうち本町町会では、そろいのはんてんを着た若者や保存会の人などおよそ120人が集まりました。
山車は、およそ800点の部品を、くぎを使わずに固定する伝来の方法で組み立てられます。集まった人たちは、竜をかたどった色鮮やかな彫刻や土台を囲む漆塗りの欄干など1つ1つの部品を傷つけないよう丁寧に受け渡し、麻縄で結ぶ作業を進めていきました。
作業を始めてから6時間ほどで、高さおよそ7メートル、重さ12トンのきらびやかな山車が姿を現し、見守っていた見物客から歓声が上がりました。
本町町会の塚越亮一さんは「勇壮な祭り囃子を響かせる迫力ある山車を間近で見てもらい、秩父の風土に触れてほしい」と話していました。
祭りを前に、27日は山車を所有する6つの地区で組み立て作業が行われ、このうち本町町会では、そろいのはんてんを着た若者や保存会の人などおよそ120人が集まりました。
山車は、およそ800点の部品を、くぎを使わずに固定する伝来の方法で組み立てられます。集まった人たちは、竜をかたどった色鮮やかな彫刻や土台を囲む漆塗りの欄干など1つ1つの部品を傷つけないよう丁寧に受け渡し、麻縄で結ぶ作業を進めていきました。
作業を始めてから6時間ほどで、高さおよそ7メートル、重さ12トンのきらびやかな山車が姿を現し、見守っていた見物客から歓声が上がりました。
本町町会の塚越亮一さんは「勇壮な祭り囃子を響かせる迫力ある山車を間近で見てもらい、秩父の風土に触れてほしい」と話していました。