納税協会連合会会長賞
税とのつきあい方
京都府立南陽高等学校 1年
吉川 達貴
今夏7月23日宇宙に飛び立った日本人宇宙飛行士、油井亀美也さんが宇宙飛行士採用試験に合格して宇宙に行くまでの1年間を映したドキュメンタリー番組を観た。その中で油井さんは訓練期間中のことを「毎日毎日訓練をして時間だけが過ぎてゆき、自分はいつ宇宙に行けるかもわからないし、訓練した事を生かせる日が来るのか、大切な税金を使って訓練させて貰っているのに、無駄にしているだけなのではないか、このまま何も貢献できないまま終わってしまうのではないかと焦って辛い日々であった」と語っていた。
また採用試験を受ける前に航空自衛隊のパイロットとして訓練をしていた時代にも、「訓練期間中に税金を使って訓練していた時に本当に役立つ日が来るのかと不安になった」とも語っていた。
僕はこのコメントを観て「凄いな」と感じた。自身が優秀であるから国や隊を代表して訓練しているのではなく、皆さんのおかげで訓練させて頂いているという謙虚な気持ちが表れていたからだ。そして、税金という国民の大切なお金を遣って活動している自覚をしっかり持たれていたからだ。公務員であるから、あたり前と思う人もいるかもしれないが、普段から、皆そんなに自覚しているものなのだろうか?
それからもう一件、気持ちの良いコメントをニュースで耳にした。ある自治体で100歳になられた住人に銀の盃をお祝いに贈呈していたが平均寿命が延びて100歳以上の方が何十倍にも増え財源が立ちゆかなくなったので純銀の盃ではなく、銀メッキの盃にしてはどうかという話だった。町の高齢者の方々の意見を集めた結果「やっぱりお祝いの品が欲しい」と話される方もいたが、「いらない、若い人の為に遣って」とか「もっと大切な事に遣って」とコメントされている方が多く、気持ちが暖かくなった。
僕達は納税もするし、その税から恩恵も受けている。払いっぱなし、貰いっぱなしで終わるのではなく税を大切な身近なお金である事を自覚し、これからの時代の流れの中で税のあり方が変わっていくであろう事にも注目しつつ意識しつつ生活していくべきであると思う。
油井さんの活躍や宇宙開発の夢の一端を一人一人が担っていると想像したら楽しいし、銀の盃の代わりに社会保障費が増えたら嬉しいと思うからだ。
また採用試験を受ける前に航空自衛隊のパイロットとして訓練をしていた時代にも、「訓練期間中に税金を使って訓練していた時に本当に役立つ日が来るのかと不安になった」とも語っていた。
僕はこのコメントを観て「凄いな」と感じた。自身が優秀であるから国や隊を代表して訓練しているのではなく、皆さんのおかげで訓練させて頂いているという謙虚な気持ちが表れていたからだ。そして、税金という国民の大切なお金を遣って活動している自覚をしっかり持たれていたからだ。公務員であるから、あたり前と思う人もいるかもしれないが、普段から、皆そんなに自覚しているものなのだろうか?
それからもう一件、気持ちの良いコメントをニュースで耳にした。ある自治体で100歳になられた住人に銀の盃をお祝いに贈呈していたが平均寿命が延びて100歳以上の方が何十倍にも増え財源が立ちゆかなくなったので純銀の盃ではなく、銀メッキの盃にしてはどうかという話だった。町の高齢者の方々の意見を集めた結果「やっぱりお祝いの品が欲しい」と話される方もいたが、「いらない、若い人の為に遣って」とか「もっと大切な事に遣って」とコメントされている方が多く、気持ちが暖かくなった。
僕達は納税もするし、その税から恩恵も受けている。払いっぱなし、貰いっぱなしで終わるのではなく税を大切な身近なお金である事を自覚し、これからの時代の流れの中で税のあり方が変わっていくであろう事にも注目しつつ意識しつつ生活していくべきであると思う。
油井さんの活躍や宇宙開発の夢の一端を一人一人が担っていると想像したら楽しいし、銀の盃の代わりに社会保障費が増えたら嬉しいと思うからだ。