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【プロ野球】

大谷、出すぞ人類最速170キロ チャプマンを超える!

2016年11月27日 紙面から

ニッポンハムプレミアムトークライブで今季を振り返る日本ハム・大谷(右)と有原=旭川市内のホテルで(水足丈夫撮影)

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 オレがチャプマンを超える!! 日本ハム・大谷翔平投手(22)が26日、旭川市内のホテルで行われた「ニッポンハム プレミアムトークショー」に出席。来場者200人の前で、人類最速の170キロを追い求める意欲を示した。

 まだまだ限界点に達していないと言わんばかりに宣言した。今季を振り返る映像の中に、CSファイナルS第5戦があった。日本最速を更新する165キロをマークしたシーンが流れると、食い入るように見入った。

 司会者からスピードへの願望を問われると「人類最速まであと4キロなので、一番速い球を投げる人には勝ってみたい」ときっぱり。さらに170キロ超えへの意欲を聞かれると「投げられたら、すごいんじゃないかなと思います」と熱く語った。

 現在の世界最速はカブスの左腕・チャプマン。MLBの公式記録は105マイル(約169キロ)だが、レッズ時代の11年4月18日のパドレス戦では、球場表示が106マイル(約171キロ)を記録した怪物だ。

 ただ、日本が誇るリアル二刀流も、今季は投げる度に自己最速を上げていった。6月5日の巨人戦で自己最速の163キロをマークし、9月13日のオリックス戦では164キロを計測。まさにスピードは上昇の一途…。「まだ伸びしろしかない」と言う通り、体の使い方がうまくなれば、まだ出ると自信を持つ。

 13日の侍ジャパン強化試合後は、ノースロー挑戦を続けてきた大谷だが「(キャッチボールを)そろそろ始めようと思う」と、27日以降にWBC公認球での投げ込みを再開する予定。日本最速165キロ右腕は剛速球に磨きをかけ、前人未到の領域を目指す。 (水足丈夫)

 

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