乙武洋匡氏【拡大】
今年3月の不倫騒動で活動を自粛していた作家、乙武洋匡氏(40)が27日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」(日曜前10・0)に出演。乙武氏の自宅をダウンタウンの松本人志(53)、番組MCの東野幸治(49)、タレント、ヒロミ(51)、社会学者、古市憲寿氏(31)らが訪問し、不倫騒動後の生活や離婚の真相を語った。
現在、謹慎生活中の乙武氏は「これまでは、ありがたいことに色々飛び回らせていただきましたけど、家の中にこもっていて、色々なことを考えさせられる。色々な人のありがたさを実感している」と振り返った。
夫婦でやり直すと誓ったが離婚に至った原因について「私がしでかした事は、妻もずっと前から知っていたので、2人の間では揉め事になることはなかった」と不倫がきっかけでないと話した。
しかし、元妻が我慢の限界を超えてしまったそうで、「あれだけ大きな騒ぎになって、覚悟していた部分はあると思うんですけど」と前置きし、「子供を一番に守りたい思いが強かったと思う。私の家族でいると、子どもたちにも影響というか、周りの波がやって来てしまう。離れたほうが子どもたちのためっていうのが大きかった」と明かした。
今回の騒動を通じ、「自分が障害者であることで、ある程度、下駄を履かせていただいていた部分って言うのはあると思う。みなさまと同じ事をやっていてもすごく評価をしていただくとか、チヤホヤされたりって言う部分はやっぱりあった。私が今回、こういう事をしでかして、クソミソに叩かれて、マイナスって言うところからスタートして、どこまでやれるのかが、私自身の進化を問われているところなので、しっかりやり直していくしかない」と反省。
最後に「こうやって、お時間を割いて来ていただけたのが何よりに嬉しい。本格的に復帰させていただく際は『ゲスの極み乙武』でがんばりたいなと思います」と笑いを誘った。
乙武氏は今年3月、「週刊新潮」で女性5人との不倫を報じられた。当時は自民党からの参院選出馬が確実視されていたが断念。40歳の誕生日の4月5日に東京都内で開いた「囲む会」で関係者に謝罪し、夫婦でやり直すと誓った。しかし、6月には家族との別居を報じられ、9月に離婚していた。