読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

元アベンジャーのCOJ

チョコとポテチとコーラが好き。

街亭に冷凍チャーハンがあれば馬謖は負けなかった

生活 グルメ 書籍

本日このような記事をはてなトップで見かけました。

www.tawashix.com

なんでも炊飯器に米を入れはしたものの、水を入れずに炊いてしまったのだとか。

出来上がったのはもちろんふっくらあつあつのご飯ではなく、熱々のお米だったようです。

私はこの記事を見て横山光輝三国志のあるシーンを思い出しました。

そう、街亭の戦いです。

街亭の戦いとは?

孔明の北伐において、街亭という大事な場所を守る為に馬謖という武将が派遣されました。

馬謖は孔明が目をかけていた武将であり、これが初の実戦でした。

孔明は馬謖に「道に陣を張って侵入を防ぐように」と言いつけ、副官にベテランの王平をつけて送り出したのです。

しかし馬謖は孔明の言いつけを守らずに山頂に陣を張ってしまいます

兵法書に『高いところから低いところを攻めると有利になる』みたいなことが書かれていたからです。

王平はもちろん大反対しますが、馬謖は聞く耳を持ちませんでした。

布陣した山頂には水源がなく、水を補給するためにはわざわざ下に降りてきて水を汲み、山頂まで運ぶ必要がありました。

そのことを知った敵将の司馬懿はすかさず山を包囲し、水の補給路を断ってしまいます。

慌てた馬謖は「こしゃくな。逆落としを食らわせてやる」と山頂から討って出ますが、司馬懿は「来たか愚か者」と山に火を放って馬謖の接近を許しません。

こうして馬謖は山頂に閉じ込められてしまいます。

馬謖軍の末路

翌朝。

馬謖軍の兵士達は朝食を摂るために起きてきましたが、彼らのお椀に盛られていたのはなぜか炊き上がっていない米でした。

兵士「おい、これ生のままじゃないか!?」
食事係「水が無いんだから仕方あるまい」(論理的)

そう、水源を断たれたことによって馬謖軍はお米を炊くことすらできなくなってしまったのです……。

兵士たちは「これからどうなってしまうんだろう……」と思いつつも炊き上がってないお米をポリポリと食べるのでした。

結局、水源を断たれて飢えと渇きでどうしようもなくなった馬謖軍は壊滅し、孔明の北伐は失敗に終わってしまいます。

馬謖もその責をとる形で斬首となり、【全体の規律を守るためにはたとえ愛する者であっても私情を捨て、涙をのんで処分する】という意味の『泣いて馬謖を斬る』という言葉が生まれたのでした。

現代でも水がなくなった時に備えておく必要があります

水さえあれば、馬謖も街亭を守ることができ、北伐も上手くいったかもしれません。

水さえあれば……。

しかしニチレイの本格炒め炒飯さえあれば水がなくてももう安心!

レンジでチンするだけでふっくらあつあつの炒飯が出来上がります!

水がなくなった時に備え、ニチレイの本格炒め炒飯を買っておきましょう^^