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【芸能・社会】

夢みるアドレセンス 4人体制で初シングル

2016年11月27日 紙面から

新シングルをアピールする「夢みるアドレセンス」の(左から)京佳、志田友美、荻野可鈴、山田朱莉=名古屋市内で(板津亮兵撮影)

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 アイドルグループ「夢みるアドレセンス」(夢アド)が新シングル「大人やらせてよ」をリリースした。メンバーの1人が病気療養のため活動を休止してから初めての新曲。残る4人は「ピンチをチャンスに変えて前に進むしかない」と熱い思いを抱いている。

 夢アドは人気ティーンファッション誌のモデルを中心に荻野可鈴(21)、志田友美(19)、京佳(16)、山田朱莉(20)、小林れい(18)の5人で2012年に結成。15年3月に「Bye Bye My Days」でメジャーデビューした。

 「思春期」を意味するアドレセンスの名前の通り、大人になる一歩手前の複雑な乙女心を表現した楽曲やステージが共感を集め、発売したシングル5作がすべてオリコン週間チャートでトップ10入り。「ネクストブレーク」アイドルの最右翼と称されている。

 そんな夢アドに試練が訪れたのは今年10月。小林が無期限の活動休止を発表し、ファンに約束した初のアルバム発売も延期に。でも、4人は「れいちゃんが戻って来た時にはもっと前に進んでいなければ。立ち止まっている場合じゃない!」と決意を固めた。

 その決意を力強く後押ししてくれるのが、夢アドらしい思春期の葛藤を描いた新曲。アルバムの代わりに3枚連続シングル発売を決め、その第1弾となるのは、活動自粛を発表する前に「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音(27)に作詞作曲を依頼した曲で、リーダーの荻野は「私たちの新しい魅力を引き出してくれるすてきな曲」と喜ぶ。

 「歌もダンスも、れいちゃんが足りない分を着々と直しています」とメンバー。来年1月15日は名古屋ダイアモンドホール、2月19日にZeppダイバーシティ東京で4人でのライブを開く。メンバーは「窮地を乗り越えるだけでなく、大きく成長するツアーにしたい」と意気盛んだ。 (伊藤智英)

 

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