どうもネックです!
今話題の映画「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」を見てきましたよー。ハリーポッターシリーズの新しい作品ということで、期待を胸に膨らましてたんですけども、ちゃんと期待に応えてくれました!いやーおもしろかった!
ということで「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」を見た感想について書きます。
ネタバレ注意です!特に、この記事の「とにかく派手な演出」と「少し切ない場面」と「気になる点」の見出しのところは、ガッツリとネタバレしていますので、注意してください。他の見出しの部分はほとんどネタバレしていません。
- 「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」あらすじ
- ハリーポッターシリーズ特有のダークな世界観は健在
- とにかく派手な演出
- 魔法動物の完成度が高い
- 舞台が人間界なのが新鮮
- 少し切ない場面がいい味を出してる
- 気になる点
- 最後に
「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」あらすじ
魔法動物学者のニュート・スキャマンダーがという人物が今作の主人公です。ちなみにこの人は、ハリーたちがホグワーツの授業で使用している教科書「幻の動物とその生息地」の著者でもあります。
ニュートは不思議なスーツケースを所持しており、そこには魔法動物が詰め込まれています。ひょんなことから、その魔法生物が人間界で逃げ出してしまい、それらを全部捕獲するはめになります。
魔法生物を追っている最中、米国魔法省の職員ティナ・ゴールドスタインに、魔法動物を持ち込み禁止の法律違反によって捕まえられてしまいます。
その後、ニュートがたまたま巻き込んでしまった人間(ノー・マジ)のジェイコブ・コワルスキーやティナ・ゴールドスタインと魔法生物を捕まえる冒険に出ます。
ハリーポッターシリーズ特有のダークな世界観は健在
ハリーポッターシリーズってダークな世界観がウリですよね。今作でもそのダークな世界観は健在です。映画が始まってすぐに、懐かしい気分になりましたもん!「ああ~この雰囲気懐かしい~。これこそハリーポッターの世界観やん。この雰囲気を味わいたかったんだよお」って感じですね。
ダークな雰囲気といってもハリーポッターシリーズの中盤以降のような、ドス暗い雰囲気ではありません。シリーズ初期くらいのダークさですね。割と明るいです。ですので、小さい子でも怖がらずに見れるかと思います。ただ、大きな音が多いので、それでビビってしまうかもしれませんが。
とにかく派手な演出
この映画は本当に演出が派手!見ていて楽しくなっちゃうくらい派手!ハリーポッターシリーズより派手さは上な感じがしますね。とくにクリーデンスという青年が持つ、オブスキュラスという魔法エネルギーの塊が、暴走するシーンとかめっちゃ派手です。
もう周りの建物をコテンパンに破壊しつくす!CGによるすさまじい速度で移動するオブスキュラスと、町中を破壊するときの衝撃音が合わさって、大迫力でした!
あとニュートたち魔法使いが姿くらましを、戦闘中に多様するのが印象的でした。姿くらましっていうのは、一瞬で目的に到達できるワープみたいな呪文です。
あれを多用するので、映像にスピード感が出る。ニュートも超スピードで動き回るし、オブスキュラスも超スピードで動き回りながら、戦うので、画面映えしますね~。
とにかく演出が派手なので見ていて楽しい!エンターテイメントとしの完成度が高いです。
魔法動物の完成度が高い
CGの技術が高いので、魔法動物がかなりリアルな造形で描かれています。しかも、実際の動物をすこし変な形にしたような姿をしているので、もしかしたら辺境の地に行けば、いるんじゃないの?と思えてしまいます。
サンダーバードのフランクがかっこよかったですねえ。サンダーバードというのは大型の鳥類の魔法動物のことです。作中では戦闘や、戦闘後のアフターケアなど、大活躍していました。
あと、ニフラーという魔法動物がかわいかったです。ニフラーはモグラとカモノハシを合体させたような姿をしていて、光ものをおなかの袋に集める習性があります。
ニフラーは人間界で、金貨や宝石を勝手に奪っておなかの袋に収納してします、困った魔法動物です。ニュート・スキャマンダーも捕まえるのに結構苦労してしました。
そういうどうしようもない奴なんですけど、見た目げが、ずんぐりしててかわいいんですよね~。ずんぐりしてるんだけど、動きがかなり速い。かわいい。
今作では、数多くの魔法動物が登場し、戦闘シーンでも活躍します。ニュートも途中で杖からの魔法攻撃だけでなく、魔法動物の力を借りて攻撃とかしてました。
彼らが、画面上をところ狭しと暴れるおかげで、ド迫力の映像が出来上がるわけです。
さっきから言ってますが、もうとにかく派手!
舞台が人間界なのが新鮮
今作では、ハリーポッターシリーズの時より、人間界が深くかかわってきます。ニュートやコワルスキーたちが、人間界にいる時間が結構多かったのを覚えています。
ファンタスティック・ビーストはハリーポッターシリーズよりも時間軸が前の作品です。この頃は、魔法使いの存在が人間(ノー・マジ、いわゆるマグル)に知られてはいけないという法律があります。
今回はニュートの不注意で人間界に、魔法動物が逃げ出してしまうことから、物語が始まり、ニュートやティナは人間たちに魔法の存在が知られないように奔走します。
ハリーポッターシリーズでは、あまり見ることができなかった、人間界をじっくり見れるので、いつもより新鮮な気持ちで作品を楽しむことができました。
終盤の、人間界で魔法バトルを繰り広げるシーンは、映像の迫力も相まって、おもしろかったですね。なんせ、建物がバンバン壊れていきますからね!
魔法界では、あんまり建物って壊れていませんでしたが、人間界は建造物がところ狭しとあります。だから、魔法バトルによってどんどん破壊されていく。破壊音と映像の迫力のダブルパンチです!
少し切ない場面がいい味を出してる
暴走して、オブスキュラスとなってしまったクリーデンスが、最後に消滅するシーンが少し悲しかったです。
ニュートとティナが、なんとかクリーデンスを助けようと必死に頑張っていたので、まさか消滅してしまうとは思ってませんでした。衝撃ですねあのシーンは。
ええ~クリーデンス君消滅してしまうのん…。むなしいんですけどお。と思いながら見てました。
それと最後に、一緒に冒険をしてきたコワルスキーの記憶を、忘却術で消すシーンもよかったです。この頃の魔法界は人間(ノー・マジ)に魔法について一切知られてはいけないからね、仕方ないね。
主要キャラだったので、物語のご都合主義で、コワルスキーは記憶は消されないのかなあ、と思っていたんですけど、ちゃんと消していたので驚きました。
コワルスキーは魔法界に来てから、ティナの妹クイニーと両想いになっていたので、その記憶を失うのはすごく辛かったでしょう。
最愛の人の存在そのものを忘れてしまうのは悲しいよなあ…。クイニーも好きな人が、自分のことを忘れてしまうというのを覚悟していた訳ですよね。ああ…無常だ…。
ご都合主義にならずに、きちんと悲しいシーンも取り入れている点に、好感を持てました。
気になる点
気になる点が3点あります。
1つ目が、グリンデルバルトの招待が明らかになったシーンです。ニュートが「姿を明らかにせよ」という術を使ったことで、MACUSA(アメリカ合衆国魔法議会)の長官であるパーシバルの正体が、大悪人であるグリンデルバルトということがわかります。
でも、なぜニュートは、パージバルの正体がグリンデルバルトだと気づけたのでしょうか?気づいてないと、「姿を明らかにせよ」という術をかけようとは思いませんし。
なぜ気づけたんだろう?
2つ目が、ニュートが大切にしていた写真に写っている女性のことです。彼女の名前はリタ・レストレンジという名前で、ニュートとかなり深い中だったことが伺えます。
レストレンジっていったら、ハリーポッターシリーズでベラトリクス・レストレンジというキャラがいましたよね。
ヴォルデモートの部下の死喰い人(デス・イーター)の魔女で、めっちゃ悪い奴。リタはレストレンジという苗字から、ベラトリクスとも関係があるのかなあ。
今作で、ニュートがリタのことを「彼女は奪う側だった」と言っていることも、気になります。リタも悪い魔女なのか?気になります。
3つ目がコワルスキーの記憶ってもしかして残ってる?という点です。最後にコワルスキーはパン屋を開いていましたが、そこで売っている麺麭の形が、魔法動物にそっくりでした。
魔法動物の形のパンを作れるっていうことは、もしかしたら冒険の記憶が残ってるのかな?パン屋に来たクイニーのことに気づいてるぽいし。気になる。
ファンタスティック・ビーストは全5部作の予定なので、次回でおそらく、これらの謎が明らかになっていくのでしょう。期待できますね!
最後に
めちゃくちゃおもしろい映画でした!頭を使わずに、ひたすら映像の派手さに飲み込まれる映画もたまにはいいですね。
エンターテイメントとしては、ものすごく完成度が高いです!僕はこういう派手な映画が好きなので、かなり満足することができました。
ハリーポッターシリーズの雰囲気が大好きな人は、絶対に見るべき映画ですね!絶対後悔しません!というか映画館の迫力ある、サウンドと映像で今作を観ないと、後悔します。ぜひ、映画館に行こう!
もちろん、ハリーポッターシリーズを知らない人が見ても、楽しめる映画となっています。ハリーポッターシリーズを知っていると、にやりとできるシーンもありますけど、知らなくて困るということは全くないです。
だから、ハリーポッターシリーズ見たことないという人も、楽しめる映画だなあと思いました。
続きが気になるなあ…。
それでは!