こんにちは、NAEです。
マンション、アパート、テラスハウス・・・
ひとことで集合住宅といっても呼ばれ方はさまざまですよね。
そして呼び名によってなんとなくのイメージができてしまうもの。
マンションだとシュッとしてるとか、アパートだとなんだかこじんまり感じるとか。
そんな「なんとなく」をハッキリさせるべく、Amazonに聞いてみました。
今回はそんなお話。
- 集合住宅とは
- 集合住宅を表す言葉や呼び名は実にさまざま
- 集合住宅の種類や呼び名によるイメージの格差をAmazonに答えてもらった
- 集合住宅にはストーリーを語らせる不思議な魅力がある
- まとめ:集合住宅のイメージ格差が明らかになりました
集合住宅とは
集合住宅は、一つの建物の中に、複数の世帯が入居している住宅の形態。 法規上は共同住宅と長屋に大別される。
出典:Wikipedia
1人であれ複数人であれ、異なる世帯が住んでいればそれは集合住宅です。
ちなみにWikipediaでは
法規上は共同住宅(きょうどうじゅうたく)と長屋(タウンハウス)に大別される。
と続きますが、これは
- 共有部分が外壁のみで出入り口が別なら長屋(タウンハウス)
- エントランスや廊下など、外壁以外の共有部分があれば共同住宅
ということだそう。
パっと見て一戸建てに見える二世帯住宅も長屋に分類されるってことですね。
集合住宅を表す言葉や呼び名は実にさまざま
マンション、アパート、団地、社宅、寮・・・
法規上は単純に「共同住宅」と「長屋」と分類される集合住宅ですが、実際の呼び名は実にいろいろあります。
そして呼び名によって受けるイメージもガラッと変わるんですが・・・
そのイメージってどこから出てきたんでしょうね?
いざ自分に問いなおしてみると「ん?」となってしまいました。
集合住宅の種類や呼び名によるイメージの格差をAmazonに答えてもらった
そこで自分の中の「集合住宅のイメージのおおもと」を再度見直してみようかと。
言葉についてまわる印象とは主に、文化的背景や著作物のストーリーにより形作られるもの。
文化はちょっと苦手です。なので著作物を調べてみるには・・・
・・・
よし、Amazonだ
というわけで、集合住宅の種類や呼び名をかたっぱしからAmazonでググってその結果を見てみました。
マンション
・・・
おカタい!
買い方やら選び方やら勝ち組負け組やら・・・
なんというかマンション=人生最大の買い物というイメージが満載の結果でした。
それだけしっかりしたモノっていうイメージなのでしょう。
アパート
・・・
金くさい!古くさい!
一棟買いとか副業とかアパート経営とかそういうのばっか。
マンションと比べると圧倒的に扱いが軽いです。投資商品みたい。
一方、少しだけ本やマンガも出てくるんですが、妖怪だとか異世界だとか題材がなんとなくオドロオドロしいものが目につきました。
アパート=古臭い=軽い=投資商品扱い、ってことなんでしょうか・・・
メゾン
・・・
恋と人間ドラマ!
メゾンと調べてまず出てくるのが高橋留美子の名作「めぞん一刻」。
その後に発表された作品はたぶん、めぞん一刻のイメージに思いっきり引っぱられてる。
メゾン(maison)は「家」という意味のフランス語。フランス語って時点でもう、ね。
コーポ
・・・
判別不能
出てきた著作物が1巻打ち切りのマンガと吉本新喜劇のDVDだけ。これじゃさすがに情報不足です。
他はストレッチ用のヨガポールとか鍵盤ハーモニカとかそもそも住まいと関係ないやつばかり。
あ、でもおもしろビックリめりこみゴルフボールはちょっとほしいかも。
Amazon的にはコーポという呼び名の集合住宅は物語の舞台となっていない様子でした。
テラスハウス
・・・
リア充!
出てきたのが海の見えるシェアハウスに暮らす男女6人の日々を記録したリアリティショーって銘打った映画です。
ちなみに主題歌はTaylor SwiftのWe Are Never Ever Getting Back Together。ガチ恋ですよ。
これはもしかして、と思ったらやっぱり提供はフジテレビ。「あいのり」的なやつですね。
団地
・・・
生活感!
でっかい建物がひとつの経済圏をなしていてコミュニティで生きてる感じの書籍多し。
と思ったら1ページ目の後半から少しずつ怪しくなってきます。
良い子は1ページ目の前半を見たら戻るボタン()を押してね。
寮
・・・
妄想爆発!
なぜ、寮はこれほどまでに妄想の舞台に使われてしまうのか。
もしかして「女子はトイレで焼肉食ってる説」と同じノリなんでしょうか。
参考:女のトイレが長い理由は実はみんな、トイレで焼肉食ってるからだ - ジャンプ力に定評のある前田
男女おのおの不可侵な領域、互いに見えないところは妄想の宝庫ってことですかね。男子校と女子校みたいね。
社宅
・・・
闇深すぎ!
あれ、社宅ってそんな場所でしたっけ?
だって「残酷」とか「怖い」とか「悪いうわさ」とか書いてある本が出てきますけど?
あとね、出てくる作品の半分近くがアニマルビデオですけど?
集合住宅にはストーリーを語らせる不思議な魅力がある
呼び名によってここまで差が出るとは思いませんでした。
これは語感の問題なのか、「めぞん一刻」のように過去の作品の影響なのか。
それとも実際のできごとによるものか、はたまた経済面の影響か。
今回の調査では呼び名別のイメージ格差の原因まではわかりませんでしたが、
- 集合住宅に集まるのは人である
- 人の集まるところに物語がある
- 物語によってイメージは決まる
ということだけは確かな気がします。
まとめ:集合住宅のイメージ格差が明らかになりました
というわけでAmazonに答えを求めたら意外とイメージ格差がありました、というお話でした。
ぼく個人が持っていたなんとなくのイメージとおおよそあっていたような気がします。
寮と社宅以外は。
でもやっぱり「高級住宅街」のインパクトには勝てないかな・・・