古代朝鮮半島の武芸を再現 埼玉 日高

古代朝鮮半島の武芸を再現 埼玉 日高
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走る馬の上から的に向かって矢を放つ、古代の朝鮮半島の武芸「馬射戲(まさひ)」を再現する催しが、埼玉県日高市で行われました。
古代の朝鮮半島の武芸である「馬射戲」は、朝鮮半島に残る1600年ほど前の古墳の壁画にも描かれています。
日高市では、朝鮮半島から移り住んだ人たちがこの地方を開拓したことにちなんで、4年前から「馬射戲」を再現する催しが開かれています。

ことしは、日本や韓国、それにマレーシアから11人の選手が出場し、市内の公園に設けられた170メートルのコースを選手が馬に乗って駆け抜けながら的に矢を命中させた回数を競いました。

会場にはおよそ2000人が見物に訪れ、見事に矢が的に命中すると、歓声や拍手が送られていました。
家族で訪れた40代の女性は「初めて見ましたが、馬に乗って駆け抜けながら矢を的に当てる姿はかっこいいと思いました」と話していました。
この催しは、27日も日高市の巾着田曼珠沙華公園で開かれることになっています。