[PR]

(25日、フィギュアNHK杯 男子SP)

 フィニッシュすると舌を出した。右目を閉じて人さし指と親指で「あと少し」というしぐさ。羽生が、超高難度SPの完成に近づく演技を披露した。

 4回転ループジャンプはきれいに舞い上がった。着氷でわずかにバランスを崩し、片足で耐えられずに一歩踏み出してしまったが、回りきった。10月のスケートカナダではSP、フリー共にひざをつく大きな失敗をした。それからわずか1カ月で、「成長できた」というジャンプにしてきた。

 羽生のループよりも難しいルッツとフリップの4回転を跳ぶネーサン・チェン(米)が、先に演技を終えていた。羽生は「(自分はもっと成長できると)自信を持たせてくれる。彼のことを見ると、僕のやっていることはまだ簡単なんだと思えて」。SP2位の17歳のことを、自分に伸びしろがあることを確認する存在にしてしまう。

 一方で、羽生は、チェンが「と…

有料会員に登録すると全ての記事が読み放題です。

初月無料につき月初のお申し込みがお得

980円で月300本まで読めるシンプルコースはこちら