ゴアテックスとは
1平方センチメートルに、14億個もの微細な孔を有する特殊素材
その名も「GORE-TEX」!
1969年「ボブ.ゴア」によって発明されました
最大の特徴は「防水性」と「透湿性」を兼ね合わせていること
登山においては、風雨雪は通さず、
運動によって発熱する水蒸気は外に通すという優れものです
ボブ.ゴアの発明は、後のアウトドアギアを
大きく飛躍させるきっかけになりました
引用元:GORE-TEX® プロダクト
ゴアテックスの登場以前は登山用のレインウエアは
まともなものが存在せず、ゴム引きの雨合羽や
ハイパロン(モンベル)などの
完全防水だが透湿性はゼロという素材のレインウエアを使うか、
ポンチョなどの通気性を確保した形態のものを
組み合わせて使っていた。
完全防水&透湿性ゼロのウエアは当然、激しく蒸れる。
その蒸れ方は半端ではなく、そのカッパを着て30分もすると、
じっとしていても内側がべったり濡れた。
つまり雨で濡れなくても自らの水蒸気で濡れたわけである。
雨の程度によっては着ない方がよっぽどましだった。
引用元:http://www.geocities.jp/chonai_yama/catalog/goretex.html
ゴアテックス 保障制度
全てのゴアテックス製品にはお馴染みの黒いタグがついています
これは、ゴアテックスが厳しい品質基準で作られたことを意味し、
万が一、防風性、防水性、透湿性において問題が発生した場合、
交換、修理、返金といった保証を受けることができる証なのです
ゴアテックスを使用したギアは、決して安い買い物ではありませんが、
この保証制度があるので、安心して末永く使用することが出来ます
GORE-TEX® アウターウェアが備える高機能は、
低下することはありません。
しかし、ウェアとして長くご愛用いただくためには、
日頃のメンテナンス&ケアが大切です。
ウェアの寿命は一概に何年とはいえませんが、
ていねいなケアをすれば
相当に長期間にわたって着用することができます
引用元:https://www.gore-tex.jp/care.php
ゴアテックス 洗濯
①ウェアのベルクロ(マジックテープ)やジッパー類はすべて閉じます
※開けたままにしておくと生地を傷める原因になります
②40度以下のぬるま湯で洗います
※洗濯カバーを使用すると、よりベター
③洗剤は液体洗剤を使用 液体洗剤は少なめに
すすぎは2倍を目安に!
※粉洗剤、柔軟剤、漂白剤は使用してはいけません
※GORE-TEX専用洗剤を使用すると、よりベター
④脱水機は軽くかける
※手で絞ってはいけません
⑤洗濯が終われば乾燥機へ
----------乾燥機がある場合----------
温度設定は標準にする
完全に乾いてからさらに20分ほど温風にさらすことで、
撥水機能を回復させます
----------乾燥機がない場合-----------
日陰で吊干しする 完全に乾いてから、
当て布をしてアイロンをかける
アイロンの温度は、低温設定(80℃から120℃)スチームなし
撥水機能が落ちてきたなと感じたら
洗濯後、専用の撥水剤で補充してください
ウェアを完全に乾燥させた後、屋外で薄く全体に吹きかけます
乾いたら同じ工程を4~5回繰り返します
※レインウェア上下に対して、撥水スプレー(330ml)を一本が目安
※厚く吹いてしまい、シミになった場合はアイロンをかけることで
シミを薄く伸ばすことができます
漬け置きタイプの撥水剤
こまめにスプレーするよりも、こちらの方が撥水性があがる
ゴアテックスの修理
ウェアの小さな穴などは専用の「リペアキット」を使用することで
自分で修理することが可能です
応急処置用のシールタイプと、アイロン圧着タイプがあります
レインウェアから、スノーウェア、ゲイターやテント修理まで使える
GORE-TEXの修復に問題ありません
ゴアテックスにおすすめの専用洗剤
代表的なGORE-TEX専用洗剤 洗うだけでも撥水性が蘇るという優れもの
餅は餅屋ですね
専用洗剤を初めて買う方におすすめのセット
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