ペルーへの思い
私が高校生の頃、南米で
空手道場を経営しているMさんが空手修行のため沖縄にやってきました。
南米の美しさ、移住の苦労を語ってくれました。
そこには空手家、沖縄と祖国への限りない愛がありました。
彼の影響で海外青年協力隊としてペルーへ柔道指導(高校で県で準優勝)で派遣されることを夢みたことがありました。
城間アルベルトとの出会いも強烈でした。
皿洗いしながら努力し続ける姿は今でも心に焼き付いています。
柔道でペルーへの夢は実現できませんでしたがペルー料理のカフエをスタートできました。
アンデイスの山々を颯爽と飛び交うコンドルを思い浮かべて仕事ができる幸せをかみ締め、ペルーの人々への恩返しをと決意しています。
手話への思い
スタッフとの会話は、手話、筆談でお願いします。
との看板には理由があります。
一つ。
聾唖者にカフェを楽しんで頂きたいからです。
私の愛する妻は風疹児で耳が聞こえず健常者中心の社会で健常者に合わそうと、努力し疲れていることに気づきました。楽しいはずの買い物が耳の障害のためにストレスを感じています。
ならば、
沖縄県に一つぐらい、手話で会話を楽しんで貰えるカフェがあってもいいのではと思ったのが一つの理由です。
二つ。
手話への理解を深めるカフェにしたいことです。
ある団体の聾唖の友人から手話通訳を頼まれましたが、そこの幹部から迷惑だと断られました。目の不自由な人には杖、足の不自由な人には車いすが必要なように、耳に不自由な人には手話通話が必要であることを理解してくれませんでした。
それをなくしたい、そのためには、健常者が聾唖者と会う機会を作り、ククルを分かち合って頂きたいとの思いから、このスタイルとなりました。
多くの友人から、無理だ!理想と現実は違う!と言われました。
私は、無理と思っていません。
くくるこめて、作った美味しい料理はお客様に喜んで頂けると確信しています。ホールスタッフは、確かに、言葉のハンディングはありますが克服できるものであり、ホールスタッフで大事なのは、お客様への感謝のくくるであり、笑顔と思います。^
くくるをオープンしたきっかけはこちらです。
http://kukurucafe.ti-da.net/e3645577.html