水木しげるさんの妖怪にちなんだ催し 東京・調布

水木しげるさんの妖怪にちなんだ催し 東京・調布
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去年11月に亡くなった漫画家の水木しげるさんが長年暮らしていた、東京・調布市で26日、水木さんの漫画に登場する妖怪たちにちなんだ催しが開かれました。
この催しは、水木さんが亡くなってからまもなく1年になるのを前に、水木さんの漫画の中で妖怪の鬼太郎の住みかだとされた東京・調布市の布多天神社で開かれました。
オープニングセレモニーでは、漫画に出てくる妖怪の着ぐるみとともに、水木さんの妻、武良布枝さんが出席し、「こんなにきれいに晴れて“妖怪晴れ”となりました。調布の人たちに愛されて、主人も喜んでいると思います」とあいさつました。
会場には漫画の妖怪にちなんで、げたを飛ばして輪の中に入れるコーナーや、妖怪たちの形をしたお菓子を販売する出店などが並び、訪れた親子連れが楽しんでいました。
娘と訪れた30代の女性は「街なかにも妖怪の像があったりして、水木しげるさんの妖怪たちは街に溶け込んでいるように感じています」と話していました。このイベントは27日も開かれます。