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NY警備費用は1日1億円 家族と別居生活に

米大統領選の共和党候補に指名された党全国大会で息子バロンさんと抱き合うトランプ氏(右)。左はメラニア夫人=米中西部オハイオ州で2016年7月、ロイター

私立校に通う10歳の息子バロン君を考慮

 【ニューヨーク田中義郎】来年1月からホワイトハウスの主人となるトランプ米次期大統領(70)だが、メラニア夫人(46)、10歳の息子バロンさんとはしばらく別居生活となりそうだ。バロンさんがニューヨークの私立校に学年度末の来年6月まで通い続けるためで、広報担当者は「他の親と同様、トランプ夫妻は息子を学年の途中で転校させるのはどうかと心配している」と夫妻の心境を代弁した。

 トランプ氏は現在、ニューヨーク5番街のトランプ・タワーで、メラニア夫人、バロンさんと暮らしている。先日、報道陣から「メラニア夫人とバロンさんもホワイトハウスに移るのか?」と聞かれ、トランプ氏は「本当にすぐだ。彼(バロンさん)の学校が終わった後に」と答えた。

 ホワイトハウスは1800年完成。最初に入居したアダムズ第2代大統領とアビゲイル夫人以降、歴代の大統領とファーストレディーが住んできた。トランプ大統領夫妻が「別居」となれば、極めて異例といえる。

 米メディアは、トランプ氏が大統領就任後、ホワイトハウスからニューヨークに戻り、週末などを家族と過ごす可能性があると伝えている。ニューヨーク市にとって悩ましい問題が警備だ。現在、タワー周辺で市警が厳戒態勢を敷いているが、その費用は1日に100万ドル(約1億円)以上とされる。トランプ氏の大統領就任後も警備が必要となれば、費用がさらに膨らむ。

 デブラシオ市長は18日、「我々が負担した費用に関し、近く連邦政府と話し合う」と話した。

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