減塩梅干しの簡単な作り方!ジップロックで手軽にできる漬け方を紹介
梅干しは、古くから保存食や健康食品として日本人の生活に根差しています。梅干しに含まれるクエン酸が疲労回復に良いとされていることに加えて、塩分を多く含むことから汗を流すことが多い夏に適した食品であると言えるでしょう。
また、抗菌作用があるため、お弁当にいれておくと防腐剤代わりにもなりますし、疲労回復、塩分補給、防腐剤と夏に大活躍の梅干しですが、ご家庭でも漬けてみたいと思いませんか?
難しそうと敬遠しがちですが、最近ではジップロックを使った簡単な作り方も考案されています。塩分が気になるという方も、自分で漬けることによって減塩の梅干しを作ることができるのです。
こちらでは、ジップロックを使った簡単な減塩梅干しの作り方を紹介していきますので、是非参考にして下さい。
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ジップロックで簡単!減塩梅干しの作り方
まずは材料と道具を揃えましょう。とはいっても、昔ながらの作り方とは違い、カメや重石を用意しなくても大丈夫です!
梅干しは塩分18%程度がスタンダードですが、こちらでご紹介するのは12%。塩分控えめでもホワイトリカーを使うことでカビを防ぐことが出来ますので、使用する容器や道具類はホワイトリカーで消毒しておくと良いでしょう。
材料・道具(梅干し3㎏あたり)
・竹串
・清潔なふきん、またはペーパータオル
・大きめのジップロック3袋(1枚に1kgの梅が平らに入る大きさのもの)
・バット
・水気を切る用のざる
・土用干し用の直径50cm程度の竹ざる
・消毒用のホワイトリカー少々
・完熟梅3kg以上(傷んでるものは取り除くため多めに用意)
・粗塩360g※梅の重さの12%
・ホワイトリカー300ml
・赤紫蘇漬け用の赤じそ600g
・赤紫蘇用の粗塩72g※紫蘇の重さの12%
減塩梅干しの作り方
①買った梅がまだ青い場合、風通しの良い場所で追熟させます。画像のように全体に黄色くなり、桃のような香りがしてきたらOKです。ここでしっかりと追熟させておくと、カビの原因になる傷みや傷のある梅が判別しやすくなります。
②梅のへたを竹串で取り、流水で優しく洗います。その後はふきん(ペーパータオル)で水気を完全にふき取ります。
③ジップロックの上部を折返し、1袋あたりに1kgの梅、120gの粗塩、ホワイトリカー100mlを全体に振り入れ、馴染ませます。
④梅を平らに広げてならし、しっかり空気を抜いてジップロックの口を閉じます。
⑤上の袋が重石代わりになるように、3つの袋をバットに平らに重ねます。
⑥梅酢が出てくるまで毎日ジップロックの表裏を返し、上下の袋を入れ替えます。3日くらいすると梅酢が上がってくるので、赤紫蘇が出回る頃(6月~7月が旬)まで冷暗所で保管しておきましょう。
⑦赤紫蘇の用意は梅購入と1週間程度ずらすのが理想的ですが、同時購入した場合は梅酢が上がるまで、ガラス容器で保存しておきます。
⑧赤紫蘇は葉を摘み、流水でもみ洗いし、ざるに上げ30分ほどおきます。その後キッチンペーパーで水気をとり、赤紫蘇の重量を計りましょう。
⑨計った赤紫蘇の重量に対して12%の粗塩を準備し、粗塩の半量を全体にふり入れます。
⑩粗塩をしっかりもみ込み、濁った汁(アク)が出てきたら捨てます。葉は思いっきり絞り別のボールへ移します。
⑪残りの粗塩を振り入れて全体になじませ、再びしっかり揉みこみます。またアクが出て来たら捨てて、ギュッと絞り三等分します。
⑫梅を漬けたジップロックに赤紫蘇を平らに広げ入れます。しっかりと空気を抜いて、赤紫蘇も梅酢に浸かるようにして下さい。同様の手順を残りの2袋にも繰り返します。
⑬再びバットに3袋平らに重ね、暗くて涼しい場所で保管します。土用干しまで毎日、3つのジップロックの表裏をひっくり返し、上下の袋を入れ替えます。
⑭土用干しは、かならず梅雨明けしてから行って下さい。3日以上晴れが続く日を天気予報で確認して干します。予め使う道具はホワイトリカーで消毒しておき、竹ざるは天日干しします。
⑮ジップロックの中身をざるにあけて汁けを切り、間隔をあけて梅干を竹ざるへ並べていきます。風通しの良い場所で干し、一日一回梅干の上下をひっくり返します。ほこりや虫がつかないように、ガーゼなどで覆うと衛生的ですよ。
⑯梅酢は土用干し最終日に梅干しと一緒に天日干しするので、それまでホウロウ等の容器で保存しておきましょう。
⑰赤紫蘇は思いっきり水気を切って別容器で保存します。細かく刻んだり、アレンジ次第で優秀な常備菜になりますので、使いきれない分は冷凍して保存しておきましょう。
⑱3日目は保存しておいた梅酢の容器にラップをかけて梅干と一緒に干し、暖かいうちに取り込みます。ラップにカビの原因になる水滴が溜まるので、それを梅酢に落とさないように慎重にはがして下さい。
⑲まだ温かいうちに梅干しをつぶさない様、梅酢に入れて完成。冷暗所で保存して下さいね。
※参考URL:http://cookpad.com/recipe/2738642
まとめ
ジップロックを使った簡単な減塩梅干しの作り方をご紹介しましたが、いかがでしょうか?この方法ならば、ジップロックを使うことで梅酢が全体に行き渡りやすくなり、カビの発生を抑えることができるので、手軽さ以外にも利点がありますね。
梅干しを作るときにできる赤紫蘇はふりかけなどの常備菜に、梅酢は氷を入れたグラスに注いで薄めれば、夏にぴったりの疲労回復ドリンクになります。
今年の夏は特に暑さが厳しいと予想されています。梅干しや赤紫蘇を使った食事、梅酢ドリンクで酷暑を乗り切りましょう!
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