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【プロ野球】

ロッテ・京大くん 25%減の1005万円

2016年11月25日 紙面から

3年目を「勝負の年」と位置づけたロッテの田中英=QVCマリンで(小林良二撮影)

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 ロッテの田中英祐投手(24)は24日、QVCマリンで契約交渉に臨み、335万円ダウンの1005万円で更改した。2年目の今季はイースタン・リーグで1イニングを投げたのみ。「1軍で投げていないので仕方ない。思うようにいかず苦しい1年になった」と減額制限いっぱいとなる25%の大幅減俸を受け止めた。

 京大出身初のプロ野球選手として注目された1年目は、2試合で0勝1敗。投球フォームを崩し、インテリ右腕の2年間の成績は落第点だ。「このままじゃいけない。来年はしっかり活躍したい」。誓った3年目の巻き返し。それを実現するために原点回帰する。

 「アマチュア時代はしっかりバッターに向かっていた」。本来のスタイルを取り戻す手始めは、プロへの道を切り開いた京大での自主トレ。昨オフは兵庫県内で走り込んだが、今オフは投げ込み中心でみっちり鍛えるという。「来年は勝負の年になる」。まさに背水の陣−。持ち味の堂々とした投球を取り戻してプロ初勝利を目指す。 (小林良二)

(金額は推定)

 

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