蹴球探訪
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【プロ野球】巨人・坂本 1億円増の最高3億5000万円で更改2016年11月25日 紙面から
雪よりも寒い厳冬更改で主将が独り勝ちだ。遊撃手としてセ・リーグ初の首位打者を獲得した巨人の坂本勇人内野手(27)が24日、東京・大手町の球団事務所で契約交渉し、1億円増の年俸3億5000万円で1発更改した。現役では球団最高年俸にも浮上し、名実ともに「Gの顔」になった。 昨オフに年俸変動制で3年以上の複数年契約を結んだ。主力としての期待に応え、今季は打率3割4分4厘でリーグトップ。入団10年目で初のゴールデングラブ賞も獲得した。「個人的には納得いく数字を残せた。高い給料をもらうので、もっと頑張らないと」と胸を張った。 当然、球団の評価も別格だ。この日は10人が契約更改に臨み、2人が現状維持、2億円減の内海を筆頭に7人が減俸だった。“満額回答”は坂本ただ1人。堤GMから「今年に限っては文句ない」と大幅増の提示を受け、球団内の序列では阿部、内海を逆転し、年俸トップに躍り出た。 ただ、主将としては満足してばかりもいられない。チームは広島に17・5差の2位。「力の差を感じた」と悔しさを思い出し、「本塁打や打点、そういうところはもっとやれるんじゃないかと思っている」と自らにもレベルアップを課した。 来季も3年連続で主将を任される見通しで、覇権奪回の旗振り役を求められる。「チームが勝つために何をすれば良いのかを考えることで、(自分の)成績も上がると思う」。攻守の要、精神的支柱と1人3役を背負う決意だ。(井上学) (金額は推定)
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