HUAWEI MediaPad T2 8 Pro - 8インチ、SIMフリーのAndroid タブレット、ちょうどいい感じのスペックかな
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。HUAWEIが新しい8インチサイズのAndroid タブレットを発表しました。「MediaPad T2 8 Pro」という製品で、SIMフリー機(Wi-Fiモデルもあります)なので、通話用のSIMカードを入れれば電話も可能です。これ、Android タブレットのいいところですよね。通話する機会が少ないのなら、いっそスマホ代わりに…なんて考えてしまいますが、胸ポケットとかに入りませんしねー。もともと手軽に使えるAndroidタブレットに格安SIMを入れての運用はなかなか楽しそうな気もしますね。
1.スペック
OSはAndroid 6.0ということで、最新とは言えませんが、現実的には文句のないレベルですね。OTA(Windows Updateのような方式のアップデート)あるのかな?CPUのMSM8939というのはSnapdragon 615のことで、Webで検索してみるとAntutu(バージョン6)で3万点台半ばくらいのスコアになるようです。なので、あえていえばミドルスペックくらいでしょうか。
また、RAMは2GB、ストレージは16GBで、最新のAndroidスマホと比較してしまうとやや寂しい感じで、ここでもミドルスペックくらいのイメージになります。しかし、この製品の価格(LTEモデル税込み24,624円、Wi-Fiモデル税込み19,224円)からして、5万円とか8万円とかのスマホと比較するのは酷というものでしょう。
しかし、ディスプレイはFHD(1,920 ×1,200)と十分な解像度ですし、「ClariVu」という独自の画像最適化技術やブルーライトカット機能もついており、スマホよりも大きな画面を活かした動画視聴などが可能になっています。バッテリーも4,800mAhと大容量で、待受け400時間、動画連続視聴10時間ということですから、十分なスタミナがありますね。
サイズに関しては厚さ8.1 mmと薄型ながら、重量は340 gと、決して重いというほどではありませんが、「並みの8インチ」くらいの感覚です。
2.筺体
普通と言ってしまえばそうですが、よく見るとベゼル幅が細くてかなりかっこいいですね。筺体素材は不明ですが、おそらく質感はかなり高いのではないか、と思われます。また、ディスプレイ側のエッジにはゴールドのアクセントが入っていて、ホワイトの筺体とあわせ、高級なイメージもあります。
背面はやや丸みが強くなっています。実物を見たいところですが、この画像を見るだけでも筺体品質の良さが伝わってきます。
3.価格など
HUAWEI MediaPad T2 8 Proは12月9日の発売予定で価格はLTEモデルが税込み24,624円、Wi-Fiモデルが税込み19,224円となっています。Androidタブレットの記事を書くときにいつも思うのですが、ウインタブが主に扱っているWindowsタブレットとの比較で、8インチサイズのWi-Fiモデルに関してはほぼ差がなくなった、というか、CPU性能やストレージ構成などを考慮すれば、むしろAndroid機のほうが実売価格ベースでやや割高とさえ感じられるようになりました。
それだけ8インチのWindowsタブレットに元気がなく、また需要も減少している、ということだと思うのですが、とはいえAndroidのほうも8インチモデルを積極的に展開するメーカーは減少しているのか、このクラスの8インチだとHUAWEIのほかはASUSが目立つ程度で、あとはNECのLAVIEとLenovoのYOGA Tabletくらいですよね。
この先8インチというサイズのタブレットがどう推移するのかが少し気になってしまいました。ともあれ、この製品はハイエンドスマホと比較してしまうとスペックは物足りないかもしれませんが、8インチタブレットとして価格と性能のバランスがよく取れていて、現実的な選択肢になるのではないか、と思います。
4.関連リンク
人気の『HUAWEI MediaPad T2 Pro』シーリーズに選べる2モデル新登場! 『HUAWEI MediaPad T2 8 Pro』 12月9日(金)発売:HUAWEI ニュースリリース
HUAWEI MediaPad T2 8 Pro:HUAWEI 製品ページ
Comment
Androidタブレットは10.1インチを持ってますが、ベッドで使うには大きすぎてもて余しぎみです。
8インチがひとつあれば便利かなと思います。
タブレットメーカーが主力をSIMフリースマホに移してしまった感じはしますね。
豪華絢爛なSIMフリースマホに比べて、タブレットは少し寂しく感じます。