中国の軍用機6機が沖縄沖を飛行 領空侵犯なし

中国の軍用機6機が沖縄沖を飛行 領空侵犯なし
中国の戦闘機を含む軍用機6機が、25日、沖縄本島と宮古島の間の上空を通過し、自衛隊機がスクランブル=緊急発進して警戒監視に当たりました。領空侵犯はありませんでしたが、防衛省は、戦闘機を伴った今回の飛行の目的について分析しています。
防衛省によりますと、25日午前から昼ごろにかけて、中国軍のH6爆撃機2機とTU154情報収集機1機、それにY8情報収集機1機が、沖縄県の先島諸島の太平洋側を北上したあと、沖縄本島と宮古島の間を東シナ海方面に飛行しました。

この際、東シナ海側からSU30戦闘機2機が沖縄本島と宮古島の間を太平洋に向けて飛行し、爆撃機などと合流したあと、Uターンして東シナ海方面に戻ったということです。

自衛隊機がスクランブル=緊急発進して警戒監視に当たり、領空侵犯はありませんでした。

沖縄本島と宮古島の間の上空では、ことし9月にも中国軍の戦闘機と見られる2機が通過したのが確認されていて、防衛省は今回の飛行の目的について分析しています。