生協や大学前で配っている旅行のチラシを見ると女性向けのものが多い印象だ。
どうやら、20代の人間というのは男よりも女のほうが海外旅行に行く割合が大きいらしい。
自分は冬に豚みたいな顔をした高校時代の同級生とイギリスに行くはずなのに、気分はマントルを突き破るほど急降下中だ。
なぜ、ここまで乗り気ではないかというと楽しく無さそうで夢がないのだ。
別に海外旅行という消費に夢もクソも求めていないが、男女の旅行する割合の差というのはここがポイントだと思っている。
女性は海外志向になることにインセンティブがあるのかもしれない。
実家が都内で美男美女のためのコンテンツである『君の名は。』の聖地である四ツ谷の近くの大学を見ると学生らしき人間は女ばかりである。
この大学は、外国語教育で知られていてデータからも女性のほうが多いっぽい。
自分の通うアホ大学でも、国際系の学部は圧倒的に女のほうが多い。
ここで、休み時間の国際系の学部の建物の前や中がヒントになる。
お昼くらいには、白人の男と日本人の女が「コミュニケーション」を取っている様子が見れる。
広告系の人間の講演を大昔に聞いたが、「人は満たされるために消費をする」らしい。
まぁ、なんというか物凄く乱暴な結論だと若い女性は海外に何か「受け止めてくれるもの」というものがあると思うのだろう。