砂の塔 第7話 感想 弓子と健一は夫婦で和樹は連れ子だった!いじめに亜紀は気づいてなかった!
2016/11/26
11月25日放送のドラマ「砂の塔」第7話の感想を書いて行きたいと思います。
前回第6話では弓子(松嶋菜々子)と健一(田中直樹)が実は知り合いだったということにショックを受けた亜希(菅野美穂)に、健一は
「弓子とは二度と2人きりで会わない」
と約束したことで、バラバラになりかけていた高野家が1つになった、と思ったのも束の間。
和樹(佐野勇斗)生活態度について学校に呼び出された亜紀と健一は、待ち合わせをしていましたが、もう少しで亜紀のところに着くというところで、健一は弓子について行ってしまいました。
亜紀もそれに気づき喫茶店に入った弓子と健一の様子を伺うと、弓子が健一にキスしました!しかも
「弓子とは2人きりで会わない」
と言ったのは弓子の指示だったという…
弓子と健一の過去の秘密とは?
弓子が航平(岩田剛典)に渡した封筒の中身の写真は?
もう何が何だかわからないくらい 色んな事があり過ぎて わけわからん!
こんな事が日常にあったら 逃げてしまいそうになるくらい 精神的にやられてしまうドラマだと思いませんか?
タワマンルールでイジメられ、隣人の罠にはまり、長男は警察沙汰、夫は隣人と過去に付き合っていて、怪しい仕事をしているし、おまけにちまたでは幼児失踪事件で物騒な環境、ときた。
こりゃ 幼馴染みにもグラグラくるわな。
一体なにが何やらわからない展開となっていましたが、今回第7話で謎が少しだけ明らかになりましたね!
それでは感想まとめ行ってみましょう!
”真実にふたをして誰の目にも届かない場所に隠すため
だけどそれはパンドラの箱
いつの日か真実は時はなれる取り返しのつかない悲劇へと姿を変えて”
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あらすじ
亜紀は、面談の席で和樹が相変わらず授業をサボりがちで改善の兆しがないと聞く。担任から父親は来ないのかと聞かれるが、もう二度と会わないと言っていた弓子に健一が会っていたところを目撃した亜紀は、健一を拒絶。息子は自分ひとりで守ると虚勢を張る。
そんな中、亜紀は和樹の同級生・成美から和樹が撮った写真が入選し、次の日曜日に表彰式があることを知る。久しぶりの明るいニュースに心躍る亜紀は、表彰式に来ていくためのスーツを買ってやるが、和樹は部屋に引きこもったまま。亜紀は気持ちを奮い立たせて、表彰式に出席して欲しいと声をかけ続ける。
亜紀の必死の説得に、和樹はようやく明るい表情を見せ、表彰式に出席すると約束したのだが…その先には、思いがけない展開が待っていた!
写真写真
一方、弓子から「あの夫婦の秘密」だと1通の封筒を渡された生方は、葛藤の末、思わず封筒を開けてしまう。そこに入っていたのは、ある一枚の写真。その後その写真を見た亜紀は、これまで積み上げてきた全てを完全に覆すほどの衝撃を受ける!
その頃、ハーメルン事件では5人目の被害者が発見される!失踪した子供達の秘められた共通点に気付いたのか、荒又刑事は意味深につぶやくのだった…「母親に見えているのが、本当の息子の姿とは限らない」。
いよいよ明らかになる隣人・弓子の真の目的と、壮絶な過去…
そして、それらはハーメルン事件と不気味な符合を見せていく!
物語はついに最終局面へ!
第7話、全ての謎が明らかになる!番組公式サイトより引用
弓子と健一は夫婦だった!
喫茶店からでた2人、
「俺たちの過去はおれと君だけの秘密だ」
と言ってましたね。
その後家に帰った健一は亜紀に謝りますが亜紀は離婚届を用意するほどに健一に対して冷め切ってしまったようです。
そのころ航平は先日受け取った封筒を開封せずに弓子に返しにきました。
そんな航平に弓子は
「弱虫ね」
「君はただ臆病なだけ偽善者 子持ちの人妻の人生を背負うことが怖いだけ」
「これはここに捨ておくわ」
と言ってタワマンの廊下に封筒を捨てて行ってしまいました。
そのままにしておくわけにもいかず、航平は再び持って帰りました。
…って、持って帰るんかい!!
しかも中身見るんかい!
最初から見たらよかったのに!!
その写真を健一に突き付けてどういうことか問いただしていると、亜紀に見つかって写真を見られてしまいます!
そこには
タキシードを着た健一とウエディングドレスを着た弓子が!
前妻は亡くなったと健一に聞いていた亜紀は、どういうことかすぐには理解できませんが、
「和樹の母親って……」
と健一に問いかけ、
「和樹が1歳の頃、”離婚したい”とい言って和樹を捨てて出て行ったんだ」
「わからない、なんで今になって俺たちの前に出てきたのか…」
と言う健一に
「和樹を取り返すためよ。だからうちをめちゃくちゃに壊そうとしてる」
と言います。
そして、健一と弓子の過去を知った亜紀は弓子の部屋に宣戦布告しに行きます。
弓子は”KAZUKI”と書かれた手編みの靴下を愛おしそうに見つめていました。
亜紀は和樹の育児日記を見せながら
「あの子が初めてお母さんとよんでくれた日のことは忘れません」
「一日一日をあの子と積み重ねてきたんです」
「あの子の母親は私です」
「私だけです」
と言います。
弓子はこれまでの冷たい表情ではなく、なにか覚悟を決めたような少し涙目の顔で
「母親って苦労の数でなるものなの? 算数みたいね。あなた、今の和樹を知ってる?本当の和樹をどれだけ知ってる?」
と亜紀に問いかけます。
亜紀は
「あなたは和樹の何を知っているっていうの?負けませんから。一度和樹を捨てたあなたには絶対負けませんから」
と弓子をにらみながら言います。
和樹が健一の連れ子で母親が弓子だったとは!
健一、バツイチだったのー? えー、ショック!何がショックかわからないけどショックだわ。
弓子と健一が知り合いだったことがわかった時点で、何となくそんな気がしていましたがやはりびっくりですね。
そうなると気になることがいろいろ出てきますよね。
弓子の目的と過去は?
弓子の本当の目的は和樹を取り戻すため?
では、なぜ和樹が1歳の時に出て行ったのか?
出て行ったと言うのは健一のウソで、殺人で捕まった?
被害者は誰?
健一も殺人事件に関わった共犯者?
今になって和樹を取り戻そうとした理由は?
弓子は和樹がいじめられていることをいつから知っていた?
わからん。なんもわからん(笑)
弓子がハーメルン事件の犯人かどうかもわからないですよね。
和樹を取り戻すことが目的なら、ハーメルン事件を起こす動機が全くないですよね。
弓子が殺したのは和樹をイジメていた人物?
1歳の和樹を?そんな奴いる?
家政婦とか??
弓子、和樹の後をずっとつけてるわけ?
なんで倉庫にいる事知ってるのよ、それに和樹がイジメにあってた事も知ってたみたいだし、自分の子供だから行動を逐一チェックしてるの?
こわ〜、なんか母親としての愛よりも執念を感じるわ、もしかして和樹を手放した時から和樹を取り戻すために色々計画を立ててたりして。
結局、亜紀を困らせる事が目的じゃなく 母親として試していたの?
それに健一を取り戻すんじゃなく、和樹を取り戻す為に高野家に近づいたってことか?
和樹が目的だったのね、なるほど。とするとハーメルン事件との繋がりは無くなってきたんじゃない?
繋がりがありそうだったけど、それはたまたま偶然だったのかも。だって、和樹の為にしてる罠の他にハーメルン事件もするのは メチャメチャ大変な作業でしょ、これ。
私なら和樹の事でいっぱいいっぱいで、他まで手が回らないわ。
犯人は別に居る!イヤ 絶対!
早く続きが知りたい!
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生方航平は何がしたい?
弓子が亜紀に目を付けたのは航平と親しくしているからだというミスリードが前半にありましたが、真相は健一と和樹とのつながりでした。
となると、航平はなんのためにキャスティングされているのか!?と疑ってみると、
航平=ハーメルン事件の犯人?
なんでしょうか?
初恋の亜紀に再会したことで、異常に亜紀に執着している気がしますよね。
弓子と健一の過去を知って亜紀の母・久美子に会いに行って亜紀の結婚のいきさつを聞き出していました。
そして亜紀と会ったときに
「俺があんな写真捨てればよかった」
「亜紀さんには笑っててほしい。俺もう子供じゃない。困ってる亜紀さんほっとけない」
と後悔していました。
でもラストシーンで本音を言いましたね。
「優しくなんてない。いいやつでもない。
何で結婚なんかするんだ?俺が奪ってやりたい」
と言って亜紀を抱き寄せました!!
この先どうなるんでしょうか!?
和樹を待ち受けていたものとは?
相変わらず学校に行っていない和樹。亜紀は 私が和樹を守ると言い、話し合いを持とうとするが、受け付けない。
健一の協力も得られないまま、亜紀は離婚届を書く決心を固める。
ブラック和樹、いつまでこのままでいるのよ。亜紀が可哀想やん!
それに、やっぱり健一 頼りない奴やで!
和樹は自分の子供やん、弓子に振り回されて自分の事ばっかりやん、もう離婚されても仕方ないよ、ホント!
ところが、いい事のなかった高野家に嬉しい知らせが届いた。和樹の撮った写真が入選したという。
亜紀は表彰式に出席してほしいと言うが、和樹は聞く耳を持たない。そして、和樹は言ってなかった10月29日の事を亜紀に告白する。
万引きした物を横流ししていた事など言う和樹に亜紀は新調したスーツを見せて表彰式に行くと約束した。
あー、やっと前の和樹に戻ったわ、やっぱり笑顔が可愛いやん。
亜紀もホッとしたやろね、これで仲間ともキッパリと離れてくれたら めでたしめでたしなんやけど…
表彰式当日、和樹は仲間に脅されノルマの10万円を持ってくるよう指示されていた。足りないまま お金を持って行くと、足りないと何処かに連れていかれた。
必死に探す亜紀。その間 和樹は仲間にやられていた。と、そこに弓子が現れる。
”もう一人殺しているから、あと何人増えても何てことない。一緒に地獄に堕ちましょう。”と少年達に微笑みながら言う弓子。
そして警察が来るのだが、亜紀は和樹を助けることは出来なかった。救急車に運ばれる和樹を前に弓子に”私は和樹の為なら地獄にでも堕ちることができる”と亜紀に宣言。
救急車にも自分が母親だと言い、乗って行ってしまった。
弓子かい、先に助けに来たのは!
それで、少年達に静かに話すシーン、もう少年じゃないけどビビってしまったわ。
一人殺している、とか言って これって回想シーンのやつでしょ?
和樹の他にも子供がいたってことなの?
一緒に地獄に堕ちましょう、ってヤメてー!
弓子なら逃げてもどこまでも追いかけて来るだろうから、余計に怖い!
それに驚異のリサーチ力、絶対 逃げられへんやん。警察並み、はたまた探偵並み。
どこまでが本気で言ってるのかわからないけど、和樹の事だから全部 本気で言ってるんだろうなぁと思ったら、怖すぎて泣いてしまうわ。
あと、救急車に乗っていく時、母親だと言ってサッサと乗ってしまってビビるわ。
もう和樹に母親だと告白する日も近いんじゃないの?
第7話感想まとめ
健一と弓子の関係が明らかになり、和樹が健一の連れ子で弓子の息子だと言うことが明らかになりました。
そして、和樹は不良グループの一員ではなく、いじめられていたことも。
弓子はその事を知っていて、何も知らない亜紀から和樹を取り戻す決意をしたのでしょうか。
不良グループに金をとられて暴行されている現場に、亜紀より先に現れた弓子は犯行の一部始終を動画に撮り、
- この動画をネットに流す。
- 退学になる。
- 就職できない。
- 人の目におびえる。
- 彼に指一本でも触れたら私があなたたちを殺す。
- こう見えて私もう人殺してる。
- 息の根を止めるまで何度でも何度でも。
- 一緒に地獄まで落ちましょう。
と和樹をイジメていたやつらに言いました。
ほんと亜紀何してるん!?
ほんとの母親は私なんて言ってる暇があったら早く助けに行ってあげて!
結局弓子の言う通り和樹の事、なにもわかってなかったんですよね。
和樹を救急車に乗せた隊員に
「付き添いのお母さんは?」
と言われたとき、真っ先に
「私です」
と言った弓子。
- 亜紀「和樹のためならなんでもする」
- 弓子「和樹のためなら地獄にだって落ちる覚悟はある」
2人の母親がこれからどうなっていくのか!?
それにしても弓子の真の目的が和樹にあったとは。
弓子の和樹を想う気持ちには執念を感じてしまって、和樹を亜紀から取り戻すのも時間の問題ですよ。
弓子の過去がわかったけど、まだ一人殺してる事については何もわかっていないので、第八話あたりでそれも解明されてくるのではないでしょうか。
私は和樹以外に子供が居て、虐待の果て死んでしまったと思うのですが。
事故なら風呂場の血だらけの回想シーンはあり得ないから、やっぱり虐待とか?
あるいは 和樹が誤って妹か弟を死なせてしまい、それを隠す為に始末した、とか?
なんせ、和樹に実の母親は私だと言う可能性は大きいです。
ふがいない亜紀にちょっとイラつきますが、次週第8話予告では弓子が
「あなたの本当のお母さん知りたくない?」
と和樹に聞いていました。
どうする和樹?
弓子に行きそうな気がするなあ。
亜紀ピンチです。
私は個人的にはハーメルン事件の犯人は航平だと思っているから、どうしても単に優しい幼馴染みだけではないと思えるんですけど。
だんだんと生方もブラック生方になるのを密かに期待してるのは私だけでしょうか?
早く続きが見たい!!
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