イラクで爆発74人死亡 モスル奪還作戦への揺さぶりか

イラクで爆発74人死亡 モスル奪還作戦への揺さぶりか
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イラク中部でガソリンスタンドに突っ込んだタンクローリーが爆発して、これまでに少なくとも74人が死亡、24人がけがをし、過激派組織IS=イスラミックステートが北部モスルの奪還作戦を続けるイラク政府に対して揺さぶりをかける狙いがあるものと見られます。
イラクの首都バグダッドから南におよそ100キロ離れた都市ヒッラで、24日、燃料を積んだタンクローリーがガソリンスタンドに突っ込んで大きな爆発が起きました。ガソリンスタンドには休憩所が併設されていて、現地の警察によりますと、この爆発でこれまでに少なくとも74人が死亡したほか、24人がけがをして病院で手当てを受けているということです。

これについて過激派組織ISは、「休憩所に集まっていたシーア派の人たちに対して自爆攻撃を行った」として、犯行を認める声明を出しました。ISとしては、イラク最大の拠点、北部モスルの奪還作戦を続けるイラク政府に対して揺さぶりをかける狙いがあるものと見られます。

イラクでは、今月14日に中部ファルージャの検問所と政府の建物の近くで車が爆発し、合わせて7人が死亡したほか、今月17日にもファルージャ近郊の結婚式の会場前で車が爆発して16人が死亡するなど、テロが相次いでいます。