東京のブランド戦略見直し 年内に方向性決定へ

東京のブランド戦略見直し 年内に方向性決定へ
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4年後のオリンピック・パラリンピックに向けたブランド戦略の在り方を議論する東京都の有識者会議が開かれ、舛添前知事が導入した観光ボランティアのユニフォームの変更など、戦略の抜本的な見直しの方向を年内に決めることを確認しました。
東京オリンピック・パラリンピックに向けた東京のブランド戦略としては、去年、舛添前知事が観光ボランティアのユニフォームを導入したほか、「&TOKYO」というロゴマークを作りましたが、認知度が低いなどという指摘が出ていました。

25日は、東京をPRするブランド戦略の在り方を議論する都の有識者会議の初会合が開かれ、小池知事は「これまでかけてきた費用と効果を見極める必要がある。東京の魅力を強力に発信しないといけない」と述べました。

会議では、イメージ映像やグッズの作成に28億円がかけられているロゴマークの「&TOKYO」について議論し、出席者から「何が言いたいのかよく分からず、見直すべきだ」という意見や、「いまさらマークを変えると、さらに費用がかかるので、コンセプトを明確にすべきだ」といった指摘が出されました。そして、観光ボランティアのユニフォームの変更など、ブランド戦略の抜本的な見直しの方向を年内に決めることを確認しました。