24日午後2時45分ごろ、山梨県富士吉田市小明見の民家前で、この家の女児(1)が水路(幅約60センチ、水深約15センチ)に転落した。約30分後、父親が約500メートル下流で救助したが、心肺停止状態だった。この日は朝から降雪があり、両親が付近で除雪作業中だった。
県警富士吉田署などによると、両親は積もった雪を水路に落とす作業をしており水路のふたは外されていた。女児はふたのない場所から転落したとみられる。女児が近くにいないため、母親が家の防犯カメラを確認すると、転落する様子が映っていた。
甲府地方気象台によると、隣の同県富士河口湖町では最大22センチの積雪を記録していた。【松本光樹】