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【政治】

自民、改憲項目選定へ多くの壁 草案や安保法にも民進照準

 衆院憲法審査会は24日、今国会2回目の実質議論を行った。民進党は自民党改憲草案に関し「立憲主義に反する」と先週の衆参両院憲法審に続いて批判を強めた。改憲論議に入る前の課題として集団的自衛権行使を可能とする安全保障関連法や、天皇陛下の生前退位問題にも照準を合わせる。自民党は民進党を巻き込んで早期に改憲項目絞り込みに向けた議論に入りたい考えだが、多くのハードルが待ち受ける現状が明らかになった。

 自民党改憲草案は、天皇を元首と明記。基本的人権を巡り「侵すことのできない永久の権利」としながらも「常に公益および公の秩序に反してはならない」と記述した。

(共同)
 

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