昔は醤油を飲んで兵役を逃れたって本当ですか？

「醤油を大量に飲み心臓の鼓動を高くして心臓病を訴える」

これは 大正時代に、憲兵隊や軍医がまとめた
徴兵逃れで用いられた手段の一つとして報告書に書かれています。
確かに体は壊すでしょうが、古典的手法だと見破られて
きつい処分を受けたでしょうね。

醤油を 飲むのは、むかし高田純次さん が、
やった アドリブのギャグです。
グルメのバラエティ番組で、高田さん が
行列できるくらい、うまい店に
取材に、いって店主が自慢のメニューを もってくると
高田さん が、メニューを 食う前に、いきなり、
醤油さし を一気のみ して
「これが行列が できる店の味ですか、どんだけ塩からい
んですかコレ。」と いう。

腎臓が壊れるから、醤油を飲めば。

五合飲めば、半年寝込む。

あの羽仁五郎なんて腐れサヨクは、布団の埃を吸いこんで、結核になったんだ。


牛肉のこま切れを、肛門に入れて、痔を装ったなんて話もあった。

醤油を飲むと熱が出るので、検査のときに原因不明の病気として徴兵免除を申し渡されるとの話がありました。
実際は、検査する側もそんなことは百も承知で、通用しなかったようですが。

そうやって逃れようとした人もいたというところでしょうか。
しかし実際は容易にばれたみたいですが。

徴兵制施行当時は徴兵対象が限られたもので、
徴兵の時の検査でも、健康状態などによって「甲種」「乙種」のようにランクがつけられていました。
そして、兵士として使い物にならないくらい健康状態が悪ければ徴兵されなかったのです。
そのため醤油を大量に飲んでその塩分で腎臓や心臓を悪くしようとしたのでしょう。

でも軍も馬鹿じゃないので「徴兵逃れ」対策のための規則を作ったみたいです。
特に１９４０年代は、戦局の悪化に伴って不健康な人でも多少のことなら問題なしとしていたみたいです。