消費者物価指数 8か月連続で下落

先月、10月の全国の消費者物価指数は、変動の大きい生鮮食品を除いた指数が去年の同じ月を0.4%下回り、8か月連続でマイナスとなりました。
総務省の発表によりますと、モノやサービスの値動きを示す先月の全国の消費者物価指数は、天候による変動の大きい生鮮食品を除いて、去年・平成27年を100とした指数で、99.8となり、去年の同じ月を0.4%下回りました。消費者物価指数がマイナスとなるのは、8か月連続です。
一方、酒類以外の食料とエネルギーを除いた指数は、100.6と、去年の同じ月を0.2%上回り2か月ぶりにプラスとなりました。

また、全国の先行指標とされる今月(11月)の東京都区部の消費者物価指数の速報値は、生鮮食品を除いた指数が99.7となり、去年の同じ月を0.4%下回って9か月連続でマイナスとなりました。