・新潟監督にセレーゾ氏浮上 鹿島で5冠の名将に白羽の矢 ― スポニチ Sponichi Annex サッカー
新潟も随分と思い切った人選を考えていらっしゃる。でもセレーゾ氏とJFK氏、全然タイプが違うような…(苦笑)
新潟の来季監督に、鹿島を過去2度率いた元ブラジル代表MFトニーニョ・セレーゾ氏(61)が浮上していることが分かった。関係者によれば、当初は元J2岡山監督で日本協会の技術委員を務める影山雅永氏(49)が有力となっていたが、折り合いがつかなかったようで方針転換。世界でもその名が知れ渡るセレーゾ氏の招へいに動く可能性が出てきたという。
セレーゾ氏は00~05年、13~15年の2度にわたり鹿島を指揮。第2次政権では途中解任されたが、第1次政権では1年目の3冠を含め6年で計5冠を達成した。またリストには今季途中までFC東京を率いた城福浩氏の名前も入っているもよう。今季低迷した新潟は9月に吉田達磨前監督を解任。コーチから昇格した片渕浩一郎監督がJ1残留を死守したものの、成績はクラブワーストだった。
ま、その吉田達磨前監督が来季から甲府に来るわけなんすけども(汗)
で、JFK氏は今年の途中で瓦斯、もといFC東京の監督を更迭されてまして…。
なんか思うに、トニーニョ・セレーゾ氏はバリバリの攻撃サッカーをやりそう。長身の指宿選手を、鳥栖で言うとこの豊田陽平選手のような感じでどんどんボールを前に供給するようなサッカーをしそうな気がする。で、JFK氏も基本、甲府のときにダヴィやパトリック、クリスティアーノなどでそうしたように攻撃をわかりやすく組み立てるタイプだと思うんですが、その上で守備をガチガチに固めるような気がする。
いずれにしてもJFK氏の場合、甲府と同じ地方チームで、観客動員力はあるんで甲府よりかは予算があるチームとはいえ、たぶんより「現実的なサッカー」をやりそうな気がするんですね。指宿選手はもちろんのこと、例えば名古屋から川又選手を呼び戻すとかでいろんな手を打ちそう。
たぶんこの人はFC東京みたいに何でもできそうな強豪よりかは、選択肢が狭いJ1では残留か降格かぐらいのタイトな事情なチームのほうが、むしろ迷いなくサッカーができそうな気がするんですが…。ま、自チームの気性の激しい外国人ストライカーとの根比べにはなりそうだけど。
しかしこの両氏、Jリーグをよく知ってるのは間違いないんだけども、明らかにタイプが違うし、 どういう基準でリストアップしてるんだろう。でも仮にJFK氏が新潟の監督になったら、来年の「川中島ダービー」は甲府で指揮を取ってたJFK氏と、新潟で指揮を取ってた吉田達磨氏の対決になるのか…いやいやいや、そんな軍師同士のトレード要らんわ(号泣)