先日紹介したこちらの本。
読むと「年収は財布の値段の200倍になる」といった著者の経験則が紹介されています。
これについて、4年前くらいの当時の僕は素直に「なるほどね!」と思って意気揚々とホワイトハウスコックス(45000円くらい)の財布を購入しました。
「これで俺も年収900万円くらいになっていくんかー! 楽しみだな!」
なんて思ってたわけです。
あれから4年
全然ならない。
ちーん。
まあ、本に書いてあったことで
「尻ポケットに入れるな」
「レシート溜め込むな」
「小銭入れを使おう」
なんてのもあったんだけど、普通に忘れてましたしね。
本の内容に忠実に従ったわけではないので100%否定することは難しいのですが、
高い財布を使うだけで金持ちになれると思ったら大間違いだぜ
ってことは言えるんじゃないかなと思います。
考え方が変わらないとダメですね。
順番が逆
また別の税理士もりりさんが書いたブログ記事を拝読させていただきました。
引用させていただくと
本当は5万円の財布を買ったって、年収は1千万円なんかになりません。いえ、これは本当に。日本人には本当に昔から悪い癖があると思うのですが、バブルの頃からでしょうか、「一点豪華主義」ということをやる人が多いんですよね。
これは私自身の金銭感覚なんですけど、人は自分が持っている金融資産の二桁下、つまり1%の金額の消費については、一度に払ってもそれほど躊躇しないと思っているんです。つまり預貯金1千万円の人は10万円までの商品、1億円の人なら100万円の出費ならそれほど迷わないで行えると思うんです。
これは結構的を射ているような気がして。
確かに貯金が100万円くらいあったら1万円のシャツくらいはサラッと買えそうな気がします。
ということは、2万円の靴をストレスなく買えるようになるには200万円の預貯金が必要。
3万円のコートなら300万円の預貯金。
5万円の財布なら500万円の預貯金。
15万円のダウンジャケットなら1500万円の預貯金。
といったハードルをクリアしていかないといけないってことですね。
つまり「稼げるようになってから身の丈に合ったものを買うようにしよう」ってことです。
「順番が逆なんだよ」と税理士もりりさんはおっしゃっています。
虚飾
本来持つべきものでないモノ、似合わないモノをムリして買うことは、これから上を目指そうと本気で思っている方はやらない方がいいと私は思うのです。それは単なる「見栄っぱり」であって、「虚飾」だと思うんです。
虚飾!!!!
もりりさん、なかなか辛辣なお言葉ですwww
ということは、僕はまだまだ5000〜6000円くらいのポーターの財布でいいのかもしれません。
しっかり預貯金を貯めていって、機が熟したら改めてホワイトハウスコックスを手にしたいと思います。
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