2016年11月24日19時07分
仙台市は24日、市営バスの男性運転手(43)が回送運転中、スマートフォン用の人気ゲーム「ポケモンGO(ゴー)」を操作し、物損事故を起こしたと発表した。東北運輸局宮城運輸支局は同日、市交通局東仙台営業所に臨時監査に入った。
市交通局によると、運転手は10月18日午後6時半ごろ、宮城野区燕沢2丁目を走行中、道路にはみ出ていた街路樹にぶつかり、バスのサイドミラーが割れた。バスは運行を終えて営業所に戻る途中で、けが人はいなかった。
ドライブレコーダーの映像で確認すると、運転手は右手でハンドルを握り、スマホを持った左手はひざに置いて、たびたび視線を落としていた。ギアはスマホを持ったまま左手で操作していた。バスが午後6時20分に終点に着いた直後から、遊び始めていた。運転手は、業務委託している宮城交通(仙台市)の社員という。
宮城交通によると、運転手は事故前にも数回、回送中にポケモンGOをしたことを認め、「軽率だった」と反省しているという。
市交通局は近く、再発防止策をまとめる。
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朝日新聞社会部