HOME > レビュー > UHD BDプレーヤーよりも安価なXbox One Sで4K/HDRは再生可能か? 実際に再生して画質等を徹底検証
2016年11月24日/鳥居一豊・HiVi編集部
[HiVi 10月号レビュー]マイクロソフト Xbox One S
本日11月24日、ついに国内でも発売されたゲーム機「Xbox One S」(HDD容量1Tバイト/¥34,980、税別)。AV機器ファンにとって、本機がUHDブルーレイの再生に対応しているのは大きなトピックだ。
国内版が発売される前の去る8月、HiVi編集部ではアメリカから「Xbox One S」を購入し、鳥居一豊さんによりリポートをいち早くお伝えしていた。このページでは、HiVi 2016年10月号に掲載された記事を再掲する。(Stereo Sound ONLINE編集部)
....................................................................................................
先月上旬、欧米でUHDブルーレイ再生に対応したゲーム機Xbox One Sが発売された。国内でも年内には発売予定とされているが、待ちきれない編集部は早速アメリカから購入。そもそも輸入品でも問題なく4K/HDR再生はできるのか? その画質はパナソニックの再生機群に迫るものなのか? 鳥居一豊さんに検証していただいた(HiVi編集部)
今年の6月から国内のソフト発売も開始となったUHDブルーレイ。しかし再生可能なプレーヤーは現在のところパナソニック製の3機種のみであり、最安価なモデルでも実売で7万円ほどと、まだまだ身近な存在とは言えないのが現状だ。オッポなど、他社から対応プレーヤーが登場するのも早くて年末とされており、まだ充分に環境が整っているとは言い難い。
そこにちょっとした朗報が舞い込んできた。欧米で8月に発売された次世代ゲーム機である「Xbox One S」がUHDブルーレイの再生に対応するというのだ。
「Xbox One S」は、言わば現行の「Xbox One」の上位グレード機で、グラフィック能力が強化され、4K解像度のビデオ出力やUHDブルーレイ再生への対応を果たしたもの。価格は発売記念の限定モデルで399ドル(HDD容量2Tバイト)。今回は編集部のアメリカ在住の知人を通じて購入し、関税や輸送費を含めて合計金額は5万7000円ほどになった。
諸費用込みでもUHDブルーレイ再生機としては安価だし、ゲームも楽しむ人ならばかなり割安な印象だ。入手に少々手間がかかるが、再生可能なプレーヤーが少ない現在では有効な選択肢とも思う。
....................................................................................................
「Xbox One S」の購入費用は左の通り。Amazon.comでは「Xbox One S」は直接日本へ発送してくれないので、今回は編集部員のアメリカ在住の友人に購入を依頼し、日本へ送ってもらう方法で入手した
....................................................................................................
上杉研究所、パワーアンプの創業1号機を復刻。ステレオサウンドストア限定頒布!
唐木志延夫氏設計 ルンダール製トランス採用、バランス接続に対応するMC昇圧トランス
是枝重治氏設計 往年のアメリカ製ラジオが持つ愛らしさを形にした管球式プリアンプ